2015 Bhutan Jomolhari Trekking Day9・10


11月7日(土)Paro→Bangkok経由帰国へ

ついに楽しいブータンを出国する日になった。ちょっと早い6時30分朝食。夜は気がつかなかったが食堂からの眺めが結構いい!
ホテルの窓から眺める風景は一面に刈り取りの終わった田んぼが広がり、ひじょうにのどかな雰囲気である。

迎えの車に荷物を積み込もうとしていたところへ、昨日無くなったと思っていたモンベルのバッグが出てきた。一時は諦め気分だったが
迎えの車の荷台部分に小さくたたまれてしまわれていた・・・買えば1万円以上するのでよかった。これで気持ちよく帰ることができる。
7時30分ホテルを出発。舗装されていない道路を走ってParo国際空港へ向かう。空港へは20分ほどで到着。ブータンでのお世話に
なったスタッフと別れ、空港の中へ入る。

空港に入ってすぐに郵便ポストが目に付いた。そういえば、ホテルのスタッフに絵葉書を出しといてくれ・・・と頼んでおいたのだが
ひと月少々経ってようやく日本へ届いた。ネパールと違ってブータンではもう少し早く着くだろう、と思っていたがやはり時間がかかる。
空港では待ち時間がそこそこあり、その合間に最後の買い物を楽しむ。ここで買ったのは「冬虫夏草」である。空港内の土産物売り場に
あるわあるわ、しかも大量にあり高い!数百〜数千$という値段である。1匹(という表現が正しいのか1本というのがいいのか?)だけ
でもUS$50もするのもある。その中で目ざとく1パッケージUS$10というのを見つけた。最後の1パックで、他はもう$50以上の高額?
のものしか残っていない。我々日本人は我先にと爆買い!?と言っても2人買っただけだったが・・・じっと観察していたら、中国人らしき
グループが(香港もしくは台湾?)数百$のモノを、それこそ爆買い状態だったのを目の当たりにしてしまった。10時搭乗開始。今回も
BhutanAirLinesのエアバスA319 B3700便は定刻10時15分にParo国際空港を飛び立った。到着するときもそうだったが、ここの空港は
本当に周囲を山に囲まれている。飛び立つとすぐに山が正面に迫ってくるため、大きく旋回しないとひじょうに危険な飛行場である。

飛び立つとインドコルカタに到着するまでの間にサンドイッチの軽食が配られる。缶BEER(ちなみにブータン製の缶BEERはなくすべて
バンコクからの輸入品)をチビチビ飲みながら、好きな本を読んでゆっくりできるありがたい時間である。しかし、飛行機は1時間ほどの
フライトでコルカタに到着。ブータンとは全く違う、どこまでも広がる平地で安心する。1時間ほど乗客の乗り降りのため駐機して、再び
飛び立ちバンコクへと向かうが、ここでもう1回食事が出される。そしてこの機内食が大変失礼だが、かなりまずい!

通常飛行機の機内食というとかなり厳選された美味しいものが出てくる・・・というイメージだが、エコノミーのしかもブータンというお国柄?
なのか、全く洗練された味ではない。私はチキンをチョイスしたが、ベジタブルをチョイスした方はこれまたすごい料理で、辛すぎて食べる
ことができない!私も一口食べてみたら、口から火が出るほど!その後も汗の流れが止まらなかった。う〜ん、これは一考を要したい。
バンコク空港でトランジットの待ち時間(約9時間)がかなりあり、空港内のレストランで食べたハッタイが抜群に美味しく、タイの軽い感じの
BEER、Changとも絶妙にピッタリとあって久々に?満足できた食事だった。20時になってようやくタイ航空のチェックインカウンターが開き
チケットを手にし、日が変わって8日(日)0時5分発名古屋行きTG644で日本へ戻って来た。これまた深夜発、名古屋へは7時30分着の
寝れない便でまたしても寝不足状態のまま帰ってきた。セントレアからは、お願いしてあったマイクロバスで福井まで乗り継ぎなしに帰る
ことができたので助かった。自宅にはお昼12時過ぎに帰り着いた。ゆっくりと熱いお湯に浸かることができ、やはり日本はいい・・・と思う。


Bhutan Jomolhari Trekkingを終えて
初めて訪れたブータン。今までどうしても一度は行ってみたいと思っていた国で、幸福度世界一の国である。今回ブータンミュージアム
皆様の協力によりブータンヒマラヤのTrekkingという形で、同国を訪問することができひじょうにラッキーだった。スケジュールの都合で
都市部にはほとんど滞在せず、山の中でほとんどの日程を過ごしたためこの国の全貌はよくわからないところもある。しかしASIA特有の
ゆったりとした時間が流れていて、ネパールカトマンズのような喧騒もなければ押し売りもいない。道行く人に「クズザンポ〜」(こんにちは)
と挨拶すればみんなニコッとして「クズザンポ〜」と返してくれる。優しい人が多い印象である。山へ入れば高地の民はみんな遊牧民。
誰も皆あの4000mを越える高地で、よくもまあ暮らしていけるものだ・・・山の小学校で出会った子供達の可愛らしさは一生忘れることが
できないだろう。これはブータン政府の教育と医療はすべて無料という方針に沿って、どんな所に住もうとも国民みんなが平等に教育と
医療の恩恵を得られるように、という配慮によるものだと思う。徹底された政府の方針によって国民すべてがあまねく恩恵を受けられる
ことによって、貧富の差は少ないのではないだろうか?ブータンで出会った人はみんな明るく、ギスギスしていなくておおらかな印象だ。

ブータンの旅は普通の海外旅行と異なり、外国人旅行者の公定料金というものが存在する。我々の例であれば1人1日US$250を支払わ
なければならない。この料金は決して安くない料金である。さらに宿泊先や昼食場所、移動のための車などそのほとんどすべてについて
自分の希望に沿ったものではない可能性がある。ブータンへの飛行機の便についてもそうである。自分で、自由に決めることができない
歯がゆさがある。しかし、考えようによっては自由な旅ではないかも知れないが、通訳兼ガイドや車も宿もすべてがお膳だてされていると
思うことで楽に旅ができる。難儀な交渉事は一切やらなくてもいいし、安全が保証されているようなものである。どうしてもネパールの旅と
比較してしまうが、ネパールでは買い物にしても車に乗るにしてもホテルにしてもすべて交渉が必要で、買い物に出て交渉ばかりしていると
疲れてしまう。ブータンにいるとそういうことが全く必要ない・・・と言っても過言ではない。その代わり旅の本質というべきものを感じられない
気がしないではないが・・・ブータンの旅の一番のいいところは人がスレていない、ということだと思う。写真を撮ろうと思ってカメラを向けると
にっこり微笑んでくれる。ネパールだと手を出して即「ワンルピー!」とやられるので、シャッターを押す気にならなくなってしまう。山へ行くと
ダイナミックな自然の中で、力強く日々を生きている人々の生き生きした姿が印象に残っている。そしてチョモラリBC近くで出会ったあの
小学校の子供達は、今日も冷え込む4000mの高地を歩いて学校へ通っているだろうか?あの子供たちの姿を見に行くだけでもブータンを
旅してみる価値はあると言える。再びあの地を訪れることはあるのだろうか?あの子供達のその後を是非、見に行きたいものである・・・

この子供たちの表情を見ているだけで幸福度世界一!という印象付けはバッチリである。

今回お世話になったTrekkingのスタッフ

左からガイドのSangay→コック→アシスタントガイドのカルマ→もうひとりのアシスタントガイドと馬方さんたち 


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