2014年3月2日(日)
  加越国境を山SKIでぐるっと回る
取立山(1307m)〜胡麻堂山(1152m)おいの水谷SKI滑降

久しぶりに加越国境を山SKIで回ることにした。今回は同じ職場のT川氏が新しく山SKIを購入(しかもTLT)したということもあり昔よく山SKIを
楽しんだ取立山から胡麻堂山(通称ごまんど山)を縦走して、「おいの水谷」へ下ることにした。車は2台あるので、登り口と下山口それぞれに
車を止めて効率よく回ることにする。天気予報は悪くなかったのだが山の上での視界は期待したほどではなく、ガスの中での山行となった。

6時過ぎに自宅を出発。R157から勝山市東山いこいの森を目指す。T川氏と合流して「おいの水谷」に私の車を駐車し、今度はT川氏の車に
乗せてもらって東山いこいの森の入口に車を止めて登りだす。おいの水谷駐車場には車は止まっていなかったが、いこいの森登り口の駐車場
にはすでに10台近くの車が止まっていて、何人かが登り始めているところだった。この時期、この山域は多くの登山者で賑わうコースである。

7時29分駐車場からSKIを履いて歩き出す。すでに先行登山者のスノーシューによる足跡と、山SKIの跡が残っている。林道に沿って上がり一部
ショートカットできるところは直登するが、今年は積雪が少ないこともあって、いつもは直登している箇所も今回は雪が切れていそうで手こずりそう
だったので、林道沿いに進むところも多かった。8時22分夏道の林道終点駐車場に到着。夏場ならば登山届けを提出するはずの、電話Boxも
すっかり雪におおわれている。それでも積雪は2mに満たないくらいだろう・・・やはり雪は少なめだ。ここから先はジグザグの急登ルートである。

傾斜のゆるいところはジグザグ登降ルートをショートカットして登る。ようやく見通しのきく場所まで登ると周囲の景色が少しずつ見え出してきた。
いつもはSKIを外して担いで上がる急斜面だが、なぜか今回はSKIを履いたまま上がることができた。雪が少なくて締まっていたせいか?いつもは
スリップして登れず苦労する箇所だったが、今回はすんなり登れたのである。急斜面を登りきるとあとはだらだらとした大雪原を進んでいくだけ・・・
いつもは真っ白の大雪原なのだが、今年は雪が少ないこともあって木の幹や枝が相当目立つ状態である。

取立山山頂(1307m)へは10時ちょうどに到着したが、ガスの中で真っ白!何も見えない。ここで一息入れて10時15分SKIにはシールを貼り付けた
ままの状態で山頂から滑降する。ブッシュがいろいろなところで出ていたが、なんとなく転ばずに滑り降り小屋の方へと向かう。この頃にはガスが晴れて
周囲の状況が少しずつ見えてきた。10時26分取立山避難小屋に到着する。積雪量はやはり少ないとは言え屋根上の雪は2mはゆうに越えている。

避難小屋からはこつぶり山(1264m)へ向かって標高差50mほどの登り返しであるが、シールを貼り付けたままなのですぐに登ることができた。
ここを登りきってようやくシールを外す。そうこうしているうちにガスが晴れて陽が差し周囲の景色が見えてきた。取立山の山頂にも10人くらい人が
いるのがよくわかる。しかしこの晴れ間はそう長く持たず、滑降の準備をしている間にまたしても曇ってきてしまった。下りの方向も真っ白になる。
右が取立山山頂
(左 取立山山頂と取立平  右 胡麻堂山とそれに続くこれから滑り降りる尾根)
振り返ると取立山の大斜面、そして前方にはこれから滑り降りる予定の胡麻堂山へと続く尾根が見える。これから滑り降りる尾根上は、上部は雪がついて
白いが、その先行けば行くほど木が多くて苦労しそうだ・・・昔は木がなくて実に滑りやすい尾根だったことを記憶しているが、ここ最近状況は変わっている。

10時55分にこつぶり山頂上から滑り出し、峠に着いたのは11時47分。途中何度かそう長い距離ではなかったが登り返しがあったのと、やはり成長した
木がルート上に多かった。さらにガスに巻かれて下りやすい方へと降りてしまい、石川県側へ少しずれて峠に到着した。驚いたことに石川県側から林道が
この峠まで来ていて、おかげでコースを外れてもスムーズに峠まで戻ることができた。峠からは胡麻堂山山頂まで標高差約90mほどの登り返しがある。
シールを再びSKIに貼り付けて登るのだが、この上りがひじょうに辛かった・・・かなりの距離をすでにこなしているので最後の登り返しとは言え大変である。
すぐそこに見える反射板のある山頂になかなか着かない!それでも頑張って12時4分胡麻堂山山頂(1152m)に到着した。山頂には地元の山SKI’er
一人だけ?と思いきや、山頂の向こう側に石川県から上がって来たテレマークSKIの10人ほどの団体さんがいた。とりあえず山頂で昼食をとって一休み。

山頂はずっと真っ白いガスの中で景色は全く見えず。気になるのは下りのルートを迷わないようにしなければいけないことである。上りと同じルートで
下るのであれば自分たちの登ってきたトレースをたどって下ればいいが、今回は登り口と下山口が異なるため自分達の登ってきたトレースは無い。
おまけに真っ白のガスで視界は効かない・・・やや不安だったが、ちょうど下りに使うルートから登ってきた2人組の山SKI'erとすれ違いこのトレースを
確認しながら滑り降りることができた。胡麻堂山のピークからの下りは登り返しなどはなく極めて快適に滑ることができる。ただ、新たに積もった雪が
ひじょうに重くターンはしづらい。時々トレースの位置を目で追ってGPSで自分の位置を確認しながら下る。山SKIはゲレンデと違って一旦間違って下り
過ぎてしまうと元のコースに戻るのが大変である。途中、林道を過ぎて杉林の中の林間コースは雪も締まっていてなかなか楽しく滑ることができた。
楽しい下りはあっという間である。ゲレンデの決められたところを滑るのではなく自由に自然の中、自分でコースを考えて滑るのは実に楽しいことだ。

12時41分に下山を始めて、麓のおいの水谷とR157合流地点に到着したのは13時30分。登りと違って素晴らしい早さだった。さすがSKIである!!
駐車場に止めてあった車に乗って、山の上の方を眺めてみたが相変わらず真っ白で何も見えなかった。今年は雪が少ないとは言うものの、SKIを担いで
国道沿いを歩くとやはりその壁は高く、いつも降る所にはきちんと雪はあるものだ・・・と思った。今シーズンまだ少し先までは山SKI楽しめそうである。


過去のこの周辺の山行は以下のLinkからどうぞ

2012年2月28日 加越国境取立山〜ごまんど山 山SKITour
2010年3月20日 大雪原を歩く・・・取立山〜護摩堂山周回
2009年2月22日 雪が少ない 加越国境ごまんど山 山SKI
2007年3月4日 取立山雪上ハイク

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