2017年5月5日(金)
  故郷の山シャクナゲ満開の頭巾山(871m)

連休で生まれ故郷のおおい町名田庄に帰省した。名田庄は月に一度くらいの割合で帰ってくるのだが、いつも用事を済ませると
すぐにまた帰らないといけないため、なかなかゆっくりすることもない。だが、今回は少し時間も出来たので懐かしい故郷の山
「頭巾山」(とうきんざん)に久々に登ってみることにした。この山、山の形が頭巾に似ていることからこの名前がついた・・・という
事だったが、麓の村からはなかなかその形を見ることができない。それでも頭巾山は福井県嶺南地方においては600〜700m
クラスの山の中でひときわ高い方である。今回は名田庄納田終(のたおい)からずっと林道を詰めて野鹿の滝の上から登った。

8時45分歩き出し。他に登山者がいるかと思っていたが予想に反して誰にも出会わない。林道終点の登り口には自分の車1台
のみという心細い状態である。しかし、新緑がものすごく綺麗で鳥のさえずりがよく聞こえ、自然イッパイの気持ちのいい歩き出し。

林の中の手入れされた道をどんどん高度を上げていく。ここはスタート地点ですでに標高が500mほどあるため、そう急な登りはない
はず・・・と思いつつ歩く。登山道は谷に沿って巻きながら少しずつ高度を稼いでいく。新緑がひじょうに眩しい。800m近いところから
ピンクのシャクナゲの花がちらほらと見えてくる。緑の中でピンクの色がひときわ目を引く感じだ。また、ドウダンツツジやトクワカソウ
といった春の花が実に多く、シャクナゲの脇役?として役者は十分に揃っている・・・

頂上に続く尾根に出る手前の急な斜面を登り切ると、頂上まではなだらかな道が続いている。急な斜面の場所には
ロープも張られているので、小さな子供さんのいる家族連れでも問題なく歩けるだろう。

9時45分山頂の祠に到着。前に登った時にあった小屋は潰れて無くなっていたが、祠は比較的新しいようだ。山頂からは
ついこの前に登ったばかりの青葉山(693m)の双耳峰がよく見え。若狭湾も遠くに望むことができる。


これほど山奥に入ってきて海が見える・・・というのはうれしいものである。何をするわけでもなく、しばし景色を眺めて時間を過ごす。
10時20分下山開始、誰も登って来ない静かな山頂を後にした。ほとんど登り口に近いところまで下ったあたりで、単独行の登山者と
すれ違い、さらに車を止めたすぐそばでも3人の家族連れ登山者と出会った。車を止めたところには11時に到着、早い下山だった。

今回は久しぶりにこの頭巾山に来たので、すぐそばにある野鹿の滝へも立ち寄って故郷の山を堪能させて頂いた。小学校の頃の
高学年の遠足は、この頭巾山登山と決まっていてよく登らされた。当時は学校から歩いて登ったので結構な時間もかかり辛かった
覚えがあるが、今となっては懐かしい思い出である。新緑とシャクナゲを愛でる故郷の山行きは、とても素晴らしいものだった。


(今回歩いたGPS-DATA 京都府側からも登山道がある)

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