2017年1月8日(日)
  のない福井の山を楽しむ ホノケ山(737m)
〜まぼろしの北国街道 塩の道〜

2017年になって初めての山行。今年の福井は1月に入っても雪がない!山も黒々としていて全く冬らしくない。それならば
秋山気分でどこか登ろうか・・・ということで運動不足解消を兼ねて、南越前町ホノケ山へ行くことにした。この山、狼煙の上がる
山ということで福井山岳会の10月例会山行でも登っている。ホノケ山、いろいろなところに登り口があるようだが、今回は越前市
瓜生野からのルートをとった。朝7時に自宅を出発。他のメンバーと合流して瓜生野から歩き始めたのが8時40分になった。

集落ハズレの林道脇に車を止めて歩き出す。登山道の入口に大きく「塩の道」と書かれていて、ガイドのパンフレットまで置かれている。
そして歩き出しからいきなり大きな切通しになっている。昔からかなり多くの往来があったのであろう、これだけ大きくえぐられるまでには
かなり多くの歴史と往来があったことを想像させてれる。所々に福井里山トレイルの標識があって、道路も整備されているのがありがたい。

秋も終わり冬になっても雪のない山は、葉がすっかり落ちて見通しもよく、なかなかこれはこれで悪くない・・・と言うか、いい!

10時5分菅谷峠(692m)に到着。ここまで林道に出会うことはなかったがここで初めて林道と交差する。昔の道というのはなかなか
味のあるもので、まず急な登りや下りがなく荷物を担いだ馬などでも無理なく通行できるように、考えられて作られている。そのかわり
通行量が多いため道路が削られて、深いところでは6mもの深い切通しになっている箇所もある。菅谷峠では車で上がって来たという
方が一人おられ、すでにホノケ山まで登って来た・・・ということだった。10月の例会山行では、ホノケ山から降りてきてここ菅谷峠から
越前海岸方向の旧河野村菅谷集落(廃村)に向かって下っていったが、今回はここを登って降りるだけなので楽だ。峠で一息入れて
再びうっすら雪のついた斜面を登り返す。ホノケ山山頂に向かって所々看板が整備されているのがありがたい。

ホノケ山は山頂に向かって少しずつ積雪の量が多くなったが、スパッツが必要なほどでもなくごく僅かだった。
山頂近くまで上がってくると鯖江・福井方向がよく見える。今日は冷えて空気がひじょうによく澄んでいる気がする。

10時50分 山頂着。誰もいなくて静かな山頂だったが、我々5人が上がってきてコンロを出して昼食の準備にかかったら
一気に賑やかになった。メンバーの一人(21歳女性!)がおでんをコンロで温めはじめ、少しおこぼれをいただいて満足!

山頂は風もそれほど強くなく寒さはそれほど感じなかったが、じっとしているとやはり寒い。11時35分下山開始。
下る途中で2人組の登山者とすれ違った。峠に車はなかったのでどうもホノケ山トンネルそばにある奥野々から登ったのか?
このホノケ山、標高はそれほど高くはないが地元の人達にはそこそこ人気があるのか?いつ来ても誰かに出会う感じである。
まだ、時間もちょっと早かったのですぐ隣にある足谷山(反射板のある山)へも登ってみようか?とメンバーに提案、皆様の
快諾を得て道をちょっとそれて踏み跡をたどると、再び林道を横切り登り返しが現れる。しかし頂上までの道はしっかりしている。

12時20分足谷山到着 山頂を示すものは何もなかったが、反射板のある場所は下草も綺麗に苅られていて
景色がスカッと見える。白山と日野山が横並びで見る事ができるのが面白かった。景色を堪能して、来た道を戻る。

雪のない冬の山というよりは、晩秋の山という雰囲気のホノケ山だった。麓に着く頃に雨がポツリポツリと降り出してきて
タイミング的にはちょうどいい時間で降りてくることができた。13時30分登り口着。かつての塩の道、歴史を訪ねて歩く
山旅も悪くない。何となく過去のロマンに少しだけ浸った気分もして楽しい登山だった。

(今回歩いたホノケ山+足谷山のGPS-DATA)


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