2017年1月22日(日)
  SnowShoeHike藤倉山(644m)〜高頭山(746m)縦走
〜福井山岳会1月例会山行〜

先月に引き続き山岳会の例会山行に参加した。一度行きだすと続くもので、1/8に登ったホノケ山の隣にある高頭山が最終目的地。
実はこの高頭山も昨年10月の例会山行で登ったところである。さらに、途中の藤倉山も2015年1月25日の例会山行で登っている。
今年は雪がやや少ない気がするが、果たして山の上はどうか?気になる天気は何となくOKのようだが・・・・

今庄ICに集合して車を1台、湯尾集落に回す。ところが道路の積雪が多く車道をもっと奥まで行きたかったのだが高速道路を越えた
あたりまで行くのが限界だった。この時点で下山ルートを考え直すとよかったのだが、帰りは延々と長い林道と車道を歩かなければ
ならなかった。昨年10月に登った際に車を止めた場所から、3Km以上はあるだろう。帰りが思いやられる・・・
7時45分メンバー全員(13人)が揃って、JR今庄駅から歩き出す。

駅から5分ほど歩いたところにある神社から藤倉山への登山道は続いている。が、ここでいきなりトラブル発生!長老M永氏の
スノーシューの靴を止めるプラスチックバンドが切れてしまった。経年劣化によるものだと思われるが、これは致命的である。
急遽、他のメンバーが持ってきていたワカンに履き替えての登山となった。しかし、かつてはプラブーツの破壊というのはよくある
話だったので、スノーシューのプラスチック部品が壊れる・・・というのも十分納得がいく話で、時々点検して長い間使っている
場合はパーツを早めに交換する必要がある。今回のスノーシューはMSR社のDENALI EVO ASCENTの3本締めタイプだった。

8時10分神社から歩き始めるが、いきなりの急斜面。春ならば一面カタクリの花が咲く斜面だ。スノーシューのグリップもよく快調!
15分ほど進むと燧ヶ城址に到着。少し高度を稼いだこともあって今庄の街の様子がよく見える。北陸線の線路が南北に走っていて
電車が通るたびにその音が、この燧ヶ城址まで聞こえてくる。

9時5分 最初の鉄塔に到着するが、2015年の時よりもかなり積雪は少ない気がする。青空で太陽も顔を覗かせてきた。


スノーシューで歩くには快適なコースで、薄日も差して素晴らしいコンディションの日となった。
先日の吹雪のあとが木々の北方向の幹に残っている。

10時 反射板のある藤倉山頂上(644m)に到着。意外と早く着いたと思ったら、今度はY田さんのスノーシューの左足バンドが
ブチ切れ!こちらはMSR社LightningAscentのようだが2本のプラスチックベルトで靴を締め付けるタイプのもの。替えのベルトは
無いので紐で何とか固定してこのまま山行を続ける。よく考えるとこの山は実によくモノが壊れる山である。2015年の例会山行
のときにはT内隊員のプラブーツが割れた・・・今回は2人ものスノーシューが壊れる・・・何か呪われているような?通常ならば、
この藤倉山頂上あたりで早めの昼食タイムになるのだが、本日はまだまだ先が長い。少し休憩して再び10時15分歩き出す。
ここまででかなり高度を稼いだので、しばらくは平坦な歩きになりかなりペースが上がる。10時25分鍋倉山への分岐を通過。

しばらく稜線を進むと林道らしき切り開きに合流。ここでようやく高頭山とホノケ山が見えてくるが、結構先はまだまだ遠い・・・
ここでみんなで協議。尾根を上がって忠実に尾根伝いに高頭山を目指すのか?それとも山腹を緩やかに巻きながら続いている
林道伝いに進むのか?前者はこれから登らないといけないので体力勝負、後者は少し距離が長くなるかも知れないのだが
UP-Downは少ないので体力的負担は小さいのではないか?結果的に、この先まだ長いということもあり後者の林道歩きで
行くことに決定し、平坦な歩きやすいルートをガンガン進む。こういう平坦な場所のスノーシュー歩きは、圧倒的優位である。

上中央の写真右が高頭山(746m)で左がホノケ山(737m)になる。林道歩きは快適だった。

11時50分高頭山直下尾根の取り付きで昼食にする。手元の不確かな寒暖計では気温ー1℃を示していた。さて、昼食後
ここからの高頭山山頂へのルート取りについて考えた。10月に登った時には、ここの登りは恐ろしい程の急登であったことが
思い出され、スノーシューでは登れないのではないか?ということで、林道をぐるっとホノケ山方向まで回り込み反対側の尾根
からピークを目指すことにした。(地図を見ると左側に尖ってトレースがついている部分)12時20分歩き出す。

林道はぐるっと山腹を巻いていて海側に出ると、敦賀半島が見えてきた。そして天候は急激に下り坂に向かっているようで西の空
から濃い鉛色の雲がどんどん迫ってくる。林道は一部、山上の斜面からの雪崩で危険と思える場所もあり、スノーシューを蹴込んで
ステップを切って進むような箇所がいくつかあった。これ以上積雪が多いと恐らくスノーシューを脱いだほうがいい状況になったかも
知れない。12時40分思っていたよりも早く尾根の取り付きに到着。ブナの林の中を登り返して12時55分高頭山頂(746m)着。

山頂へ到着する頃には横殴りの激しい吹雪!予想通りの天候展開になってきた。顔に打ち付ける雪の粒(アラレ)が痛い。ひじょうに
厳しい状況の中、全員で記念写真を撮ってすぐ下山にかかる。下りのルートは山頂から北に向かって伸びる、道のない尾根である。

ここからの下りはかなりハードだった。急斜面なのでスノーシューではややキツイ。カンジキがここでは有利である。それでも下らない
ことには帰れないのでみんな木の枝につかまりながら、ズリズリと降りていくが後になるほど雪の足場が少なくなってくるので、先頭
から一番後ろまで結構な距離が開いた。途中では急斜面で滑り落ちる人も出てきて、結構大変!なかなか先が思いやられる・・・

一般的にスノーシューは後ろが長いために、急斜面の下りは苦手である。それでなるべく新しい雪の上を歩いて下って行くのであるが
雪が少なくて斜面の歩ける場所が細く限られるため、後になるほど不利な条件になる気がする。13時45分ようやく途中の林道に合流。
やっとまとまな場所を歩ける気がしたが、ここからの林道歩きがこれまた長い!GPSで見たらここから5.5Kmもあった!

林道を終えて、一般道に入っても集落がないため除雪されていない。まったく延々と歩いた。15時30分車が見えたときはホッとした。
この時期の登山は陽が短いので、なるべく早めに下山したい。また、除雪がなされていない場所も多いので登山口や下山口は除雪の
行き届いた集落のそばが望ましい・・・と思う。標高もそう高くないので、最初は楽勝・・・と思っていた高頭山だったが、歩く距離も長く
(GPSで見るとトータル15.5Km!)なかなかハードな山行だった気がする。福井山岳会の例会山行は毎回侮れない・・・

今回歩いたGPS-DATAですが、容量が大きくなりすぎるためBlogで大きいDATAはご覧ください。
同じMapとトレース断面図をUPしておきました。

2017年1月8日 雪のない福井の山を楽しむ ホノケ山
2015年1月25日 南越前町藤倉山〜鍋倉山周回

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