2017年12月22日(金)
 晴れの日野山(795m)

この時期の北陸地方は連日天候が悪い。大陸から吹き付ける高気圧により冷たい湿った空気が流れ込み、空はいつも
鉛色で白いものもちらついてくる。が、その合間の晴れた日は嬉しい!白い雪が地上の余計なものを覆い隠して何でも
綺麗に見せてくれる。この日はその冬晴れ予報が出ており、急遽越前市の日野山に登ることにした。この山は冬でも
多くの登山者があり、夏よりも積雪期の方が雪道がしっかりしていて登りやすい。スパイク長靴を履いて登ることにした。
日野川越しの日野山
日野山は別名「越前富士」とも呼ばれ、見る方向によってはその通り富士山のような整った形をしている。山頂に避難小屋
(神社の社務所)もあり、登山道もいろいろな場所からついていて季節を問わず登る人が多い。単独で登っても必ずと言って
いいほど誰かに出会う山である。登る時間もそうかからないため、ゆっくり9時頃に自宅を出発する。登り口の日野神社から
歩き出したのは10時35分、かなりゆっくりした時間である。すでに何人も登った足跡が雪の上に残っていた。

途中の室堂11時20分着。積雪は30pくらいだろうか?室堂から少し上がったところで降りてくる単独行の人に出会った。
山頂はどうだったか?と聞くと「たくさんの人がいて賑やかですよ〜」と言っていた。そんなにたくさん登っているのか?
足跡の数からみて半信半疑だったが、途中からスノーシューの足跡が増えてきて、言っている意味がわかってきた。

この山は所々に距離を示す道標も設置されていて、ペース配分もしやすい。積雪量はぐっと多くなってきたが、雪の中に
残された踏み固められた一本の道がまっすぐに山頂へ向かって続いている。おまけに比丘尼転がしなどの急坂は夏は
滑ってお助けロープを使わないといけないが、この時期は全部雪の下でかえって歩き易く助かる。山頂直下で先行して
歩いていた登山者に追いつき、山頂鳥居を12時10分にくぐって頂上に着いた。頂上は積雪1mくらい、さすがに多い。

山頂には10人くらいのスノーシューを履いた中高年グループの方々がいて賑やかだった。圧倒的に女性の数が多い。
最近はどこでも男性よりも女性の方が元気である。この日は天気がいいこともあって、皆ハイテンションだった気がする。
いつもであれば手に届くような距離で眺めることができる白山だが、この日は上層の雲のせいか?見えなかった。

(左上 部子山  右上 山頂から眺める今庄方面)
この山のいいところはスカッと福井方面が見渡せることである。今日も気持ちいい青空の下、見晴らしはひじょうによかった。

ここで同じ山岳会に所属しているT田氏と出会った。2人で萱谷から登ってきたらしい。毎日日曜日のT田氏とその友人と
一緒に社務所の中で昼食にした。山頂付近にはトータル20人くらいの人がいたのではないかと思われる。平日で地元の
人が手軽に登れる山でもあるが、県外(おそらく中京方面?)からと思われるグループがいたのにはちょっと驚きだった。
T田氏らと別れて13時10分下山開始。麓の日野神社には14時5分着。下りは雪が腐ってきて歩きづらいかと思って
いたが、全くそんなことはなくスパイクを利かせて長靴で軽快に下ることができた。車を止めた場所のすぐそばにある
日野神社は冬の装いで雪囲いがされていたが、周囲の木々が立派で荘厳な雰囲気が感じられた。


(平吹 日野神社からの登山ルート GPS-DATA)

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