2016年9月3日(土)
  多し!真夏の銚子ヶ峰(1810m)

真夏の暑い時期の低山歩きほど辛いものはない・・・そう思ってスタート地点の標高が高い山で、なおかつ山頂も白山のように高く
なくてもいいので、少しでも頂上が高い山を選んだ。今回は職場の山好き女性が、登山道具を揃えたので是非気楽に登れる山を・・・
というリクエストである。日程はかなり前から決められていたのであるが、天候は悪くない・・・問題は残暑がどれくらい?ということだけ。

銚子ヶ峰の登山口は岐阜県の郡上市石徹白である。昔は福井県に属した石徹白は、今の時期であれば旧和泉村の朝日前坂から
細い県道を辿って抜けることができる。しかし、くねくねとした細い道を時間をかけて走らなければならないため、福井を6時に出ても
登り口に着いたのは8時前になった。駐車場にはすでに岐阜・名古屋といった東海圏からの車が10台ほど止まっていた。8時出発。
いきなり420段の階段登り!かなりの急登であるが、ここを登り切ると国指定天然記念物「石徹白の大杉」が現れる。

推定樹齢1800年!幹周り14m樹高25mという巨木であるが、昔は木のすぐそばまで行けたが、今は保護のため中へは入れない。
ここからが本格的な登山道になるが、道はきれいに草刈が成されている。また、なだらかな登りと広い登山道で実に優しい道だ。

途中1ヶ所だけ「おたけり坂」と呼ばれる急な斜面があるが、一気に登れてしまうほどでキツイ坂では無い。登る途中で早くも下山
してくる人に2人ほど出会った。「早いですね」と声をかけると、昨夜は小屋に泊まったということだった。この「おたけり坂」を登って
しばらく歩くと「神鳩ノ宮避難小屋」(標高1560m)に到着する。森の中に佇む綺麗な小屋で、水場も近くにある。

小屋には9時45分着。ここでしばらく休憩。小屋に着くまではずっと落葉広葉樹の森が登山道におおい被さるようにして伸びており
太陽からの強烈な日差しを優しく遮ってくれている。この時期の登山にはちょうどいい山のチョイすだったのではなかろうか・
小屋から山頂方向へはなだらかな登りで、上へ行くに連れて笹原が広がっている。泰澄の母にゆかりがあると伝えられる「母御石」に
10時30分着。ここから山頂まではあとわずか。

なだらかな斜面に広がる平原につけられた道をしばらく歩くと、10時50分銚子ヶ峰の山頂(1810m)に到着した。

山頂には10人ほどの登山者が、賑やかに食事の真っ最中であった。あいにく2000mくらいから上部は天候が良くないのか?
雲の中で白山・別山の絶景を眺めることができずに残念だった。食事中は日差しがあまりなく風が吹くとやや肌寒く感じるくらい。
ウィンドブレーカーを出して着込み、昼食をとることになった。時間も早かったので山頂ではゆっくりと景色を眺めて過ごす。

我々が昼食をとっている間にも、下から登山者がどんどん上がってくる。土曜日とは言えかなりの人気の山だ。
よく見ると白山までずっと続いているこの、美濃禅定道を一ノ峰方向から下ってくる人も見える。かつて若かりし頃
このルートを山SKIで歩いて、三ノ峰→赤兎山→取立山と加越国境の縦走をしたことがあるが、今はそんな元気は無い。
天気は良くなる方向でやや後ろ髪を引かれる気がしなくもなかったが、11時50分下山開始。

登山道に沿ってもう少し上まで歩いてみたい・・・と思わせるほどいい道だった。
麓の駐車場には14時15分着。緑イッパイの登山道、次回は紅葉の時期に訪れたいものだ。



2007年6月23日 岐阜県郡上市 新緑の銚子ヶ峰

山とOutDoorのページに戻る
Homeに戻る