2015年5月3日(日)
若狭の秀峰 青葉山
福井県の一番西側、高浜町に位置する青葉山。この山の中腹にテレビの中継放送所があり、かつてはよく登った。現在でも地上デジタル
放送の中継所が設置されているが、今の仕事ではもう保守をしに行くこともなく最後に登ったのがかれこれ20年程前になるかも知れない。
同じ福井県とは言えど、県庁所在地である福井市から向かうと、登り口まで2時間以上かかる・・・そんなこともあり青葉山からは長らく足が
遠のいていたが、連休を機会に実家のある名田庄に帰省するタイミングを利用して登ってみることにした。

福井からはかなり遠い!それでも舞鶴若狭自動車道が完成して1時間近く短縮できるようになっただろう。朝7時過ぎに自宅を出て途中
杉津PAで朝食をガッツリと、とり小浜西ICからR27で青葉山旅行村へ向かう。このあたりの風景は昔とかなり変わってしまっているが、
古き良き日本の風景がふんだんに感じられる。旅行村の駐車場に車を止めて10時10分歩き出す。車道を5分ほど歩いて、登山口の
案内板を眺めて山に入る。案内板は新しく作られたようで近くに登山者のものらしいオフロードバイクが止められていた。登山道は綺麗!

10時53分 テレビの中継所に到着。20年程前まではこの中継所の保守によく登ってきた。しかも昼間の放送中は仕事ができないので
深夜0時前に懐中電灯をつけて登って来て放送終了後作業を行い朝、明るくなる頃に下山・・・そんな仕事が多かった。今となっては24h
放送が当たり前になりそういう仕事は少なくなっただろうが、山を登ってそれから仕事をしなくてはいけないというのは大変な作業だった。
この中継所から少し上がったところに展望台があり、高浜町方面の見晴らしはすごくいい!急ぐ山歩きでもないので景色を眺めて楽しむ。

この時期の山は新緑が美しく歩いていても気持ちがいい。しばらく歩くと11時30分「馬の背」と呼ばれる場所に到着する。麓の村がキレイに見える。

ここまで来れば東峰の頂上は近い。東峰頂上11時48分着。青葉神社の祀られた頂上は標高693mで西峰のピークより1m高い。
頂上にはふつうたくさんの人がいるものだが、この日は1組の親子がいただけでひっそりとしていた。少し休んだだけで西峰へと向かう。

ちなみにこの東峰から西峰への縦走ルートが面白い!急傾斜のロープあり梯子有り、岩穴くぐりなど変化に富んでいる。
加えて緑もいっぱいで30分ほどと短いが楽しい道である。


12時20分 西峰頂上に到着する。こちらのピークは東峰とは全く異なりひじょうに賑やか!登山者も20〜30人くらいと多く
バーナーを使って焼肉を楽しんでいるグループもあるくらいで、休憩するスペースもないほどである。頂上の岩の上まで上がると
若狭湾が綺麗に見える。日本海側では珍しいリアス式海岸の景色がよくわかり、自然の織り成す美しさを感じることができる。


あまりに人が多いので天候がいいのにもかかわらず小屋の中でカップヌードルをすすることになってしまった。
昼食後はそそくさと13時7分下山開始、登ってきた方向とは反対側の道を進む。今回は今寺の集落へ降りて
東峰から西峰を回り麓の今寺区から高野区を通過してぐるっと一週する予定である。今寺へのルートは短いが
ものすごく急な斜面だった。その後林道に出て舗装路をぐるっと歩き今寺の熊野神社に着いたのが14時だった。

今寺から高野集落を抜けて歩いたのだが、このあたりは福井でもなかなか見られない昔ながらの風景の様な気がする。
青葉山麓台地で畑作業をする人達や家々の屋根の形などを眺めていると、昔にタイムスリップしたような印象を受ける。
舗装された集落の道を延々と歩いて14時45分 車を止めたキャンプ場に戻ってきた。キャンプ場にはまさについ先程
青葉山から降りてきたばかり・・・という人達がたくさんいた。よく見ると駐車場に止まっている車は登山客ばかりか!?
山の標高が低いこともあって手軽に登ることもでき、しかも景色は抜群である。まさに若狭の秀峰である。

次回チャンスがあれば車2台を用意し松尾寺から登ってキャンプ場へ降りてくるのもいいだろう。
周囲の景色を眺めながらの里山歩きも実にいいものだと思った。

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