2015年3月8日(日)
2年ぶりリベンジの新潟県糸魚川白鳥山(1287m)
〜福井山岳会3月例会山行〜
2年前の2月に登った白鳥山。この時は厳しい嵐に見舞われ山頂近くの稜線上からあえなく撤退・・・今回はどうしても山頂まで行ってみたい。
そして今度こそ山頂からSKIで滑り降りるのが目標である。天気予報ではである。山頂から青く輝く日本海へ向かって滑降できるはず・・・

早朝4時半に北陸自動車道丸岡ICに集合である。3時半に起き4時過ぎに仮住まいのアパートを出るが小雨が降っている。石川県に入り
メンバーを一人SAでピックアップして愛車LEGACYは5人フル乗車。屋根の上のキャリアーには4本の山SKIを乗せ、もう一台の1BOXカーと
ともに北へ向かってひた走る。富山県朝日ICからR8を走って新潟県糸魚川市上路(あげろ)集落へ入る。駐車場所近くにはすでに習志野
ナンバーの車がテントを張っていて、我々が到着してしばらくしてから出て行った。登山準備をして7時25分SKIを担いで登山口へと向かう。

SKIにシールを貼り付けて歩き出すが、いきなりの急登を先頭のO橋氏がガンガン直登していく。が、とてもじゃ無いがこの急斜面を直登する
ことは我がSKIではシールの性能が違いすぎて難しい。途中からズルズルとスリップしてギブアップ!最新型の幅広SKIにこれまた幅広シール
という組み合わせが驚異的な雪面のグリップを生んでいるようだ。ここは仕方なく定番のジグザグ登高で遅れながらも高度を稼ぐ。

8時25分 621mのピークに到着。正面には881mのピークが壁のように立ちはだかっている。そしてガスが少しずつ濃くなってきた。
天気は良くなるはずなのだが・・・新潟まで北に来ると天候の回復はかなり遅いのか!?

811mのピークを過ぎると積雪量はさすが新潟!と思わせるものがある。尾根から張り出す雪庇の量も半端ではない。
よく見ると先頭のチームが進んだ跡から雪の割れ目が広がってきている。1000mほどの高度に達すると気温もかなり
下がってきており、霧氷ができていた。山頂手前では視界も10mほど。GPSを見ながら10時15分山頂小屋に到着した。

山頂小屋は2階建ての立派なもので中もキレイにされている。このような山の上でしかも雪の中、小屋に入れる事ほどありがたいことはない。
外気温は‐3℃なので、この時期のこの標高にすれば気温はかなり高い方だと思う。若いH島クンが2階の窓から入って中から1階入口の戸を
開けてくれ全員中へ入ることができた。小屋の中でガスでお湯を沸かし暖かい食べ物を食べられ満足。小屋の中は1階2階ともひじょうに綺麗
に整頓されており、時期が良ければ1泊したいところである。特に2階は明るくて快適そうで、この部屋で朝を迎えるのは素晴らしいだろう・・・

昼食を終えて小屋の中をきれいにし外に出る。外は相変わらずホワイトアウトの状態が続いている。果たしてうまく滑って降りれるのか!?
11時30分 小屋前からそろりそろり滑り出す。ガスが濃くて前に滑る人を見失わないように登りのトレースを探して滑っていくが、雪面の
凹凸がひじょうにわかりづらく転倒してしまう。起き上がるときに右足股関節部分に激痛が走る。たいしたことは無いだろう・・・と滑り続ける。
下へ降りるに連れガスは切れだして青空も見えてきた。しかし激痛は止まることはなくひどくなる一方で我慢できなくなってきた。辛い!!

左ターンをすると右足に激痛が走りもう左ターンはできない。何とか右ターンだけで下ろうとするがなかなかそううまくいくことばかりではない。
我慢できず尻餅をついて転倒するとこれまた激痛!最終的にはあまりに辛すぎてSKIを脱いで担ぐことにした。しかし雪は完全に締まっている
わけではないので場所によってはかなり雪の中に潜る。それなりに苦労するが転倒して激痛をこらえるよりはずっとましだ。標高800mくらい
のあたりから歩き出したが、他のみんなは楽しそうに斜面を滑っているのが恨めしい・・・日本海も滑る方向に見え出してきた。


SKIのみんなは途中で休憩していたが、こちらツボ足歩きは遅いためひたすら歩くのみ・・・時々激痛が走るので額には玉のような脂汗が流れる。
それでもSKIのみんなと、そう大幅に遅れることなく14時 朝車を止めた場所に帰ることができた。ここまで自分で言うのもナンだが、痛みをこらえ
足を引きずりながらたどり着く始末、頑張ったがひじょうに情けない!まあ帰れて自分で車の運転もできたのでまだまし?なのだろう・・・
あの真っ青な日本海へ向かって滑りたかった。またいつかリベンジのリベンジをしなければならない。


(今回山SKIで登ったGPS-DATA)
登り口の糸魚川市上路までは福井から往復400Km強、高速を使えば日帰りは十分可能。

2013年2月24日 極寒!白鳥山山SKI

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