2015年6月14日(日)
中出登山口から登る新緑の荒島岳

昨年も秋に登った荒島岳。今回は息子のジュンが友人と登ると言う。その友人というのは2013年、ともに自転車日本一周の
同期の連中というので面白そうだ・・・ジュンたちはお馴染み勝原からのコースから登るというので、こちらは懐かしい中出から
登るコースを選び頂上で合流することにした。中出コースは林道の分岐したところに我社のテレビ中継所があり、かつては夏冬
問わずよく登ったところで懐かしい。通常はもちろん車で行けるのだが積雪時にはそうはいかない。特に56豪雪の年に登った
時は3mくらいの積雪がありとても苦労した想い出のルートでもある。このルートから荒島岳のピークを目指したのも30年以上
前の話になる。当時と比べて道はどうなっているのか?また、面白い風景には出会えるのか?ちょっと楽しみな登山である。

6時に自宅をスタートする。ジュン達は昨夜はみんなと飲みに行ったようで私が出発する時間になってようやく起きてきた。
大野市に入りR158から外れて中出登山口へと車を進める。かなり久しぶりに訪れた登山口、林道はすべてコンクリート舗装
駐車場は50台くらいは止められるのでは?と思うような立派なものでトイレと足湯ならぬ足水場?も作られて素晴らしい場所
へと変わっていた。広い駐車場の一角にテントを張って泊まっている人もいた。登山の準備をしていると大野タクシーが上がって
きて東京からという3人の登山者を下ろして引き返して行った。駐車場には既に10台ほどの車があったが勝原の比ではない。

7時10分駐車場を歩き出す。ここからピッタリ30分!林道を歩いた。途中では懐かしのテレビ中継所も見える。かつてはVHFでの
放送だったため大きなコーナーレフレクタアンテナだったが、地上デジタル放送の時代になってテレビ電波はすべてUHFになり小型の
双ループアンテナに変わってやや寂しい気もする。(ちょっと専門的な話になってしまいすいません)7時40分登山道へと入る。

先行の9人組を登山道に入ったところで追い越す。かなり荷物が大きかったので山頂で焼肉でもやるのか?聞いたオヤジは二カッと
笑っていたが、あまりの重さが応えたのか?ザックを下ろして早速休憩していた。8時34分オオコバ展望台を通過。展望台と言っても
今では木や草が伸び放題なので全く展望はない。しかしその代わりと言ってはナンだが花が多いのである!特に珍しい花がある
という訳ではないのだが、小荒島岳に着くまでの間の道はいろいろな花が目を楽しませてくれ実に飽きない。

小荒島岳までの登山道はきれいに整備されていて迷うことはないが、所々で昔あった?と思われる林道と交差しながら高度を
上げていく。しばらくするとブナの新緑の森が現れ太陽の光も緑のあいだから所々差し込んできて森林浴もでき心地よい道である。

9時3分ヒエ畑を通過。昔はこのあたりにヒエの畑があったのか?9時22分最初の目的地である小荒島岳に到着した。
小荒島岳は標高1186m。今年の冬は山SKIで来てこの頂上から勝原へ向かって滑り降りている。この時に、なだらかな
頂上だと思っていたが、今回来てみると山頂付近はあまり木がなく背の低い草が生えているだけで荒島岳方向の見通しは
すこぶる良好である。小荒島岳から眺めると横谷には残雪がまだまだ詰まっている。

小荒島岳の山頂でしばらく休憩して勝原コースと合流するシャクナゲ平へと向かう。この小荒島岳からシャクナゲ平へ向かう
道が実に平坦で歩きやすくそしてブナの新緑が素晴らしくよかった。今年冬の山SKIの時もそう思ったが、予想通りのいい
森になっている。おまけに登山者は勝原コースに比べて遥かに少なく、静寂と鳥の鳴き声だけがひたすら聞こえてくるのみ。
9時48分シャクナゲ平(1204m)到着。私が到着するのとほぼ同時にジュン達4人組も上がってきて合流。麓から1時間
50分で上がって来た・・・というので早い。若いというのは羨ましい・・・私の方は5分ほど休んですぐにスタートした。何しろ
シャクナゲ平まで来ると恐ろしい程多くの登山者がいて休む場所もないくらいである。

登る人と降りる人が多数交差するモチガ壁を越えて一気に高度を稼ぐと前荒島岳である。

荒島岳山頂(1524m)10時47分着。山頂はこれまた人が多いがこの時間50人まではいなかった。写真を撮って
昼食にする。カップヌードルをすすりながら遠くを眺めるが、いつもはくっきり見える白山もうっすらモヤの中である。

昼食をとっている間もどんどん人が上がってくるが、下の方で追い抜いた9人組で途中ザックを下ろして休憩していた
人と他同行の数人はどうやら上がってこなかったようだ・・・恐らく小荒島岳の頂上あたりで店を広げたのではないか?
私の方は11時40分下山開始。中荒島岳あたりの東側斜面にカタクリの群生地があったが、登山道から離れないと
いい写真は撮れそうにないためパスして下山。相変わらず賑わうシャクナゲ平を12時28分に通過。麓の駐車場
には14時37分着。同じ荒島岳とは言え勝原から登るコースと比較すると、あまりに静かで緑の深いいいコースだった。
また秋にこのコースを歩いてみるのもいいかも知れない。



2015年1月18日 山SKIで楽しむ小荒島岳
2014年10月24日 紅葉の百名山荒島岳
2012年2月5日 荒島岳シャクナゲ平から小荒島岳周回


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