2015年8月27〜28日
  夏の終わりに西穂高岳

暑かった夏も8月の終わりになるとかなり涼しく感じるようになってきた。夏が終わる頃になってようやく時間ができて休暇がとれ
久しぶりに北アルプスへ足を向ける気になった。もう少し休みがあれば縦走も可能だが、ここは行けるところで勝負するしかない。
ということでお手軽に行ける1泊2日、昔よくお世話になった西穂山荘へ泊まって西穂高岳を往復することにした。

8月27日は朝遅めの7時半に自宅を出発、今シーズン3回目になるR158から白鳥〜高山を経てのルートを走る。今回は次回の
Bikeツーリングのこともあり、新平湯温泉から上高地へ抜け白骨温泉⇒乗鞍高原⇒沢渡⇒安房峠⇒平湯峠と回ってルート下見。
かなり長大な移動ではあったが、懐かしの安房峠(1790m)は今はひっそりと静かなものであった。さて峠から降りて新穂高温泉
駐車場へ向かうが、平日とは言えかなりの車である。さすがに夏の北アルプスはそこらへんの山とは人気が全く違う。

14時発のロープウェイで新穂高温泉をスタートし終点の西穂高口を歩きだしたのが14時30分である。お金はかかるがあっという間に
2156mまでの高度を稼げる。ここから西穂山荘までは目と鼻の先、すぐに歩き出すと大勢の登山者が先を開けてくれ自然と早足になる。


15時20分西穂山荘(2367m)着。到着後即生BEERを頂きゆっくりと休む。気温は20度を切っているがやや高めの感じである。登山客は
圧倒的に中高年が多い。しかしその中でも時々若い人の顔も見え平日とは言え200人くらいは宿泊しているのであろう、夏山の人気の
高さが伺える。17時30分からの夕食は山小屋とは思えないほど素晴らしいもので、豚汁は2回もおかわりさせて頂いたほど。
夕食を終えると何もやることがなくなってしまい、本棚にある漫画「取締役 島耕作」を4巻読んで爆睡させて頂いた。

翌28日は朝4時半起床。昨夜のうちに朝食弁当にしてもらったので5時頃から準備をして小屋の外に出る。天気はあまりいいとは言えないが
気温15度は歩き出すにはちょうどいい感じだ。上を見上げるともうすでにかなりの登山者が歩いている。5時15分日の出とともに歩き出す。

山の朝は高度があればあるほど清々しい。独標までの登りは辛いが意外と早く登れ先行の登山者を何人か追い抜く。
独標の登り途中で先行の高齢の方々が先を譲ってくれ6時5分とりあえず独標(2701m)頂上到着。ここで軽く腹ごしらえ。

独標でしばらく見ているとたくさんの人が登ってくる・・・そしてかなりご高齢の方が多い。しかも独標を越えてさらに山頂方向へ
進むようだ・・・挑戦するのはいいが、こりゃかなり危ないんじゃないか?と思うのは私だけではないと思う。6時17分独標から
降りて西穂山頂へ向かう。時々白いガスの切れ間から景色が見えるが、なかなかすべてが見渡せるほどクリアーにはならない。

8峰ピラミッドピークには6時37分到着。先行する登山者が岩場ルートにへばりついているのがかすかに見えた。

途中で2人組の下山者に出会う。早朝4時に出発したが御来光はガスで全く見えなかった・・・とのこと。
山頂直下で奥穂まで行く、という登山者を追い越して7時16分西穂高岳(2909m)頂上に着いた。

ここで再び腹ごしらえ。山荘の朝食弁当をいただく。濃い味付けの弁当は山の上で食べるにはありがたい。
気温10℃。しばらく山頂にいたが、時間が早かったこともあって独標に比べるとひじょうに登山者が少ない。
しばらく待って登ってきた人にシャッターを押してもらって7時40分に下山を開始する。

下山では多くの人とすれ違った。独標で追い抜いた人たちはまだ3峰の手前にいた。岩場を歩くのはあまり慣れていないのと
かなりお年を召していらっしゃるようで、ゆっくりとしたペースで進んでいる。この調子だとお昼までに山荘へ帰れないだろう。
下山途中に久しぶりに雷鳥に出会った。しかも4羽も!じっと登山道の端に座って観察していたら手が届くような場所にまで
やってきた。まだ若鳥のようで何も恐れるものは無い?のだろう。あわゆく手に乗るくらいの位置でじっくり観察させて頂いた。

ひとしきり鶏のような?雷鳥観察を終えて歩き出し、ピラミッドピークを越えて再び独標へ8時38分到着。


独標を降りて丸山から後ろを振り返ると、ガスの切れ間から今まで歩いて来たルートが見える。この道をよくまあ歩いて
来たものだ・・・と我ながら感心する。西穂山荘には9時15分に帰着。往復ピッタリ4時間だった。山荘では名物の西穂
ラーメンを頂いて下山することにした。西穂ラーメン、名古屋にいた頃にここのラーメンを食べるツアーを取材したことが
あるのだが、すっかりこの山荘の定番メニューとして定着した。濃い目の味がひじょうに好評のようでかなり人気がある。

新穂高ロープウェイの西穂高口駅には10時38分に到着。天気は下り坂のようで、車に乗って平湯あたりを走っているとポツリ
ポツリと雨粒が落ちてきた。うまく天気のスキをついて登ることのできた西穂だった。

2013年8月22日〜23日 ツェルト泊で北アルプス西穂高岳
2013年2月28日〜3月2日 快晴のち吹雪!北アルプス西穂山荘
2011年3月26〜27日 新雪!西穂山荘から西穂独標へ
2010年3月4〜6日 快晴!西穂山荘から独標へ
2009年6月13日 ガスの中で雷鳥と出会う〜西穂高岳
2009年2月28日〜3月7日 2週続きで北アルプス西穂山荘へ

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