2014年6月1日(日)
  新緑が心地よい平家岳(1442m)

ネパールのTrekkingから帰ってきて初めての日本の山行きは、山岳会の仲間4人と行く平家岳となった。この山、私が福井山岳会に入会して
一番最初に登った山で思い出深い山でもある。前回は2008年の夏に登っているが、この時はやや暑かった覚えがある。そして緑がたくさん
あって気持ちのいい山歩きができた山だった・・・そういう印象が残っている。今回はどうだろうか?

6時メンバー4人とともに福井市を出発する。この時期はかなり朝早い時間から明るくなるので目が覚めるのが早い。大野市へ向かう車中から
眺める景色は夏の時期のそれに近いものを感じる。R158から右に折れ通称夢の架け橋を渡って旧面谷鉱山跡の登り口へと向かう。最近は通行
する車もあまり無いのか?道路の荒れが目立つがゆっくり走って7時45分頃登り口着。準備を済ませ7時57分歩き出し。ちょうど我々が到着した
時に大阪ナンバーの車から5人が登りだして行くところだった。そして今度は我々が出発するところへ岐阜ナンバーのこれまた5人組がやって来た。

急な登りの道を先頭を歩くY田さんが、ガンガンみんなを引っ張って進んでいく。道はしっかりしているのだが結構きつい登りが続いている。
8時50分鉄塔保守用道路の分岐点に到着した。このあたりで標高1150mくらいある。日陰の気温は18℃を示していて、時々吹き抜ける
涼風がひじょうに心地よい。ブナや広葉樹の森が続き森林浴にはもってこいの環境だ。ここで先程追い越した大阪の5人組が先行していく。

実に緑が心地よい道である。電力会社の鉄塔保守用道路ということもあって道路は整備され緑の森の中を快適に進める。緑というのは
実に心をリラックスさせるというか、精神衛生上まことにいい影響を与えるものという気がする。
白山荒島岳
広葉樹の森を抜け鉄塔の立っている見通しのいい場所に出ると白山や御岳・乗鞍・北アルプス方面が遠くに白く雪を頂いた状態で見えてくる。
白山はとくに近く大きく見えるのでその姿は美しい。(写真上左)荒島岳はこちら側から見るとかなりなだらかに見える(写真上右)。
鉄塔の立ち並ぶ稜線上は新しい鉄塔を建設するためか?広く刈払いされていて見通しはいいが、日除けが全くなくなりピーカンの太陽が辛い。

もうとっくにシャクナゲの季節は終わっているはずだったが、稜線上で1ヶ所だけキレイにピンク色に咲いた花が我々を待っていたかのように
咲いていたのが印象的だった。シャクナゲはネパールのTrekkingでイヤと言うほど見てきたが、こんなふうにポツンと咲いていると実に可憐だ。
御嶽山


木を切り倒されても残った大きな切り株がその形を留め「まだ生きているんだぞ〜」と訴えるかのように佇んでいる。
そしてその切り株からは松や檜などの新芽が吹き出してきていて自然の力強さを感じさせてくれているようだ・・・
9時45分 目指す平家岳が見えてきた。左に見えるピークは井岸山(1400m)で右側が目指す平家岳である。

10時24分 井岸山の頂上に到着。平家岳のピークへは下って登り返しがある。それが木もなくガンガン照りつける急斜面なのでちょっと
辛そうだ・・・先行している大阪からの5人組が喘ぎながらゆっくりと登っている姿がチラチラと見える。我々もスカイラインへ向かって登る。

10時40分 ようやく山頂に到着。5人揃っているところでカメラのシャッターをお願いして押してもらった。先に着いていた大阪の方たちは
ここで昼食にしたようだが、我々はあまりに暑いので少し下って木陰を探して昼食をとることにし10分ほど山頂に滞在しただけで下山。

山頂からは360度遮るもののない景色が広がっていた。そして
山頂付近の足元にはイワカガミや春リンドウといった高山植物がたくさん咲いていた。

下る途中の檜の木陰で昼食をとって13時50分駐車場に帰り着いた。
久し振りの平家岳だったが、緑がイッパイあってリフレッシュ!+実に癒される空間だった。
もう10日ほど早く登るとシャクナゲと新緑両方楽しめ、山頂での豪華ランチもOKかも知れない。
帰りの時にちらっと見た国道の温度表示が35℃!この時期にしては恐ろしい程の暑さだった。
パークホテル九頭竜のハーブ湯(何と!入浴料300円)に浸かって汗を流して帰宅。心地よい夕方だった。

(今回歩いた平家岳のGPS-DATA)


2008年7月20日 緑と涼風 平家岳

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