2014年1月3日(金)
  日野山(795m)→鬼ヶ岳(533m)→文殊山(365m)初詣登山は長靴で
ここのところ仕事が忙しかったのと、休みの日に天気が悪いのとでなかなか山へ行く機会がなかったが、正月休暇のうちに天気の
いい日がやってきて、やっと山へ登る気分になってきた。が、あまり高山はなかなか難しいので近くの低山を・・・と思い、昨年も登った
越前市の日野山がいいかと思ったのだが、これだと天気のいい一日を使うにはややもったいない気がして近くの鬼ヶ岳へも登ることを
思いつき、そのついでにもうひとつ鯖江市の文殊山にも登って3社参り?をすることにした。しかし、いくら低山とはいえ山から山への
移動のことも考慮に入れると日の短いこの時期あまりのんびりもはできない・・・早め早めの行動が3つのピークを回るポイントである。

1年ぶりの日野山へ

越前市の秀峰「日野山」はこの時期でも多くの登山者で賑わう・・・昨年同時期にも登っているが、頂上小屋の中では大賑わいだった。
昨年と比べると一目瞭然であるが今年は雪が少ない。麓の日野神社にはまったく雪がなかった。7時に自宅を出発して歩きだしたのは
8時6分。前を歩く登山者を何人か追い抜いて歩き出しは好調である。室堂まで所々雪がある程度で夏山とそう変わらなかった。ちなみに
足元は登山靴ではなく長靴である。それも魚釣りなどに使用するスパイクを打ってある長靴でこのシーズンの登山ではかなり重宝する。

室堂着8時42分。ここへ着く頃には足元は結構白くなってきた。室堂からは本格的な上りが始まるが雪のおかげで歩きやすい。
山頂直下の比丘尼転がしも思ったより雪がしっかり付いていて、上がりやすかった。トレースもついているので夏道より歩きやすい。

山頂(795m)には9時25分到着。積雪は50cmくらいだろうか?何人かすでに登山者がいてカメラのシャッターを押してもらった。
期待していた白山方向はあいにく眺めることはできなかった。ここからの白山の眺望はかなり確率が低い・・・と思う。

白い雪がたくさんあって気分は良かったのだが、あと2つのピークを登らなばければならない。頂上の日野神社に参拝して9時57分下山。
下山中は多くの登ってくる人達とすれ違った。登り口には10時40分着。下りは雪が溶けて泥だらけになるのを避けて林道を歩いてきたため
少々時間がかかった気がする。ちょうど車にザックを乗せている時にこれから登る・・・という2人組みと出会ったが、この時間でも上ることが
できるというのが日野山の手軽さである。荷物をまとめて10時50分日野神社から鬼ヶ岳の登り口にあたる大虫地区へと向かう。
過去の日野山登山はこちら↓
2013年1月5日 初詣は越前富士 日野山へ
2008年2月2日 越前富士 日野山


福井山岳会発祥の鬼ヶ岳へ
鬼ヶ岳(533m)は私の所属している福井山岳会発祥の山とされている。会創設に携わった昔の方々が、この山の山頂で福井山岳会設立を宣言し
今日に至っている・・・というわけで、かつて何十周年記念かの時にここでお祝いをしたこともある。その後、番組の撮影で登ったことがある程度で
今回で恐らく3回目の登山である。過去のうろ覚えな記憶ではそんなに辛かった覚えはないのだが、今回は結構辛いと思った・・・

鬼ヶ岳の登山口であるJAのカントリーエレベーター付近へ行くと凄い!道路上にズラリと車が駐車している。それでもJAの建物の裏側へ回ると
ちょうど出て行く車があり、すんなりと駐車することができた。しかし全部で30〜40台くらいは止まっているだろうか。手軽に登れるこの山の人気を
よく反映している。駐車場に車を入れて再び長靴を履き11時20分に歩き出す。登る人も数人いるようだが、圧倒的に下ってくる人の方が多い。
一日に何度も登り降りする人もいるというくらいだから、のべにすると一日平均100〜200人くらいの人が山頂までやって来るのか?この山最初は
ゆったりしているように見えるが進むにつれ徐々に傾斜が急になってくる。登山道の脇にはしっかりとロープが張られ下りのための対策も万全だ。

子鬼展望台に11時32分着。ここからはついさっき登った日野山がよく見えるようになってくる。そして雪がちらほらと現れる。
ここからほんのしばらくはなだらかな尾根歩きになるが、そのあとはぐっと急傾斜になって汗が額から流れ落ちる・・・
大鬼展望台11時49分着。ここまで上がってくると、このあと登ろうと思っている文殊山ましっかり見えてきた。

山頂直下の上りは厳しかったが12時14分ようやく山頂に到着した。大したことのない山・・・と思って侮っていたが標高は533mもある。
標高などあまり意識せずに黙々と登ってきたが、日野山を登って降りてきた直後だけに結構辛く感じる。さらにお腹も減ってきたこともあり
山頂小屋の前のベンチに座ってコンビニで買ってきたおにぎりを頬張る。そうこうしているうちにいつの間にか段々と登山者も増えてきた。
山頂付近の積雪は30cmくらいか?山頂にある大虫神社の祠に初詣をして下る準備をするが、しっかりした山小屋があるのがありがたい。

西の空を見ると何やら鉛色のいやな雲が近づいている。天気は下り坂のようだ。早めの行動が肝心。12時40分に下山を開始した。
下りは急な岩場の連続でこれまた楽ではない。道に沿ってロープが張られているが、これをつかむと他の登山者が利用できなくなって
しまうのでストックを使って岩場を交わして降りていく・・・まだまだ多くの登山者があったが、その中に見覚えのある人が・・・昨年一緒に
ネパールへ行ったY田さんである。ご家族で登ってきたとのこと。そういうとご自宅はここからすぐのところでよく登って来られるらしい。
新年のご挨拶を交わして数分間の立ち話の末下山。するとまた一人見たことのある顔が・・・同じ山岳会のM下氏である。顔を合わせる
のはもう10年ぶり以上である。このM下氏何と!奥様はネパールの方である。そのため年に数回?カトマンズへ行かれるようで今年は
1月末から2月にかけて行かれるとのこと。チケットの話になり結構高額のチケットで行かれているようなので、新しい中国系航空会社を
御紹介しておいたが、いつも直前にチケットを取られるそうなので高額にならざるを得ないかも知れない。いろいろな積もる話をしていたら
ちょっと長い立ち話になってしまい、駐車場に戻ったのが13時11分。今度は車での移動時間が少し長いので急がないと日が暮れる。



文殊山は泥の山・・・

越前市の大虫地区から鯖江市を越えて今度は文殊山(365m)の登り口のある福井市角原町へと向かう。ここから文殊山へ登るのは
初めてのコースであるが、時間が短そうなのと自宅まで帰る途中の手頃な場所に登り口があったのでここにした。登り口の林道駐車場
にはすでに1台の車が止まっていたが、暗い感じでかなりひっそりとした感じの登山口の印象である。準備を整え13時47分歩き出し。
林道を10分ほど歩いたところに車を止めることができそうな広い場所もあり、道路の状況も悪くなかったのでもう少し奥まで車で乗り入れ
てもよかったか・・・と思ったが、あとの祭りである。林道終点からは立派な登山道が続いており迷うことはなくどんどん登っていく。

標高が低いので積雪はひじょうに少ないが、日の当たらない場所が多く角原コース登山道はうっすら雪をかぶっているところが多い。
また、このコース登山者がひじょうに少ないようで足跡は多くない。おまけに杉の大木が多くて昼でも薄暗い感じなのであまり人気の
ないコースなのであろう・・・と推測される。しかし、距離は長くなくスタートして40分ほどで尾根の広い登山道に合流できた。そして
この先、雪は全くなくさらに多くの登山者が歩くこともあって登山道はもうドロドロ状態である。スパイク付きの長靴で歩いても滑り出す。

14時30分展望台到着。ここから山頂大文殊まではもうすぐである。

365mの山頂には14時35分に到着。山頂の社務所?には当番の方が詰めておられ参拝者の相手をしておられたが、こんな天気の
日はいいが荒れた正月にここで過ごすのは大変なご苦労だと思う・・・山頂にはすでに何人か登山者がいたが皆、奥の院まで行かずに
ここから下っていった。また後から後からどんどん人が上がってくる。ここは登山が対象の山ではなく軽くハイキング?もしくは正月の
初詣に軽く登ってくる・・・という感じの印象である。そしてみんなやっぱり長靴装備である。登山靴では泥だらけになってかなり大変!

この文殊山、低山の里山ではあるが山頂付近の木が伐採されていて福井方面すこぶる見通しがいい!それはもう気持ちのいいくらいである。
この景色を見るために毎日のように上がって来る人も多いのだろう・・・この時はあいにく白山までは見ることができなかったが、見えれば素晴らしい!
(上右端は手前が三里山で奥が日野山であるが頂上下の展望台から見た写真である)

神社に参ろうとしたのだが、あいにく賽銭の持ち合わせがなく他の人が賽銭を入れたのにタイミングを合わせ、そっと手を合わせておいた。
14時50分に下山開始、麓の駐車場には15時20分到着。さすがに上りは3つ目の山とあってそんなに早くは登れなかったが下りは
途中で写真を撮っていたりした割にはスムーズで30分ほどで下山。しかし、一日に3つのピーク、トータル高度1693mはなかなか体には
応えた登山だった。できれば次回は天気の素晴らしい、そして地面がべとつかない時を見計らって登りたいものである。賽銭も忘れないように。


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