2014年12月28日(日)
奥比良山系 の蛇谷ヶ峰(902m)

12月は天候の悪い日が多くついつい外へ出ることが少なくなってしまい、山行はこの蛇谷ヶ峰1回のみとなってしまった。今回訪れたこの
蛇谷ヶ峰、滋賀県北部の比良山系に属するがかつては天狗が住んでいたといういわれのある山。比良山系では一番北側に位置しなお
かつ奥まった場所にある。若狭鯖街道と呼ばれるR367沿い旧朽木村から登り口は続いている。今回は嶺南在住のH氏のお誘いを受けて
私を含め4名で山頂を目指した。この時期、積雪があることを想定していたが山頂はかなりの積雪で予想よりかなり楽しい山行になった。

(写真中央付近のピークが蛇谷ヶ峰 手前は安曇川)
自宅を5時過ぎに出発しようとするのだが放射冷却でかなり冷え込み、車のフロントガラスが凍っていて水で溶かさないとフロントが見えない!
早く出発しなければ・・・と気は焦るが何とかギリギリ出発時間の5時半には間に合った。北陸自動車道鯖江ICから舞鶴若狭自動車道若狭三方
ICを目指して走る。若狭町熊川の道の駅には予定より早く7時に到着した。ここでH氏と合流してR303経由で高島市朽木へと向かう。折しも
先日の寒波で峠の道路脇には除雪された雪の塊がイッパイあり降雪が少なくないことが予想される。果たして山の積雪量は如何に?
7時半頃登り口のあるグリーンパーク想い出の森に到着。登山口を探してすぐ近くの林道脇に車を止め準備をし、7時40分に歩き出す。

歩き出してしばらくは平坦に近い尾根を進むが途中で釜の谷を横切り552mの分岐を目指す。この道、雪が積もるとわかりづらいかもしれないが昨日
かなり多くの登山者が訪れたようでトレースがしっかり残っていて迷うことはなかった。また、所々標識もきちんと設置されていて初心者でも迷うことなく
歩けるよう整備されている。積雪量は登り口で数cmという程度だったが、当然のことながら上部へ登るにつれ深くなってくる。

恐らく膝くらいは楽にあるだろう・・・と思われるが、昨日の登山者のおかげで持参したスノーシューは全く使用せずに登ることができる。おまけに上部へ行くに
つれ他のルートから登ってくる足跡と合流してますます歩きやすい快適な雪道となってくる。夏道はずっと階段続きのこのルートもおかげでゆったりとした坂道に
変わり快適である。おまけに下りは雪でショックが少ないので膝にかかる負担もグッと軽減される。快適なハイウェイである。

813mの分岐に9時20分到着。ここまで来れば山頂まではもう少し。見晴らしもグッと良くなる。

10分ほど歩くと山頂への稜線に出る。ここからは別世界が広がっていた。

後方に光り輝く琵琶湖を背負いながら霧氷の山頂稜線を進む。ちょうどこの稜線で2人組みの降りてくる登山者とすれ違った。
関西弁で話す人でこの山は初めて・・・ということだったが立派な一眼レフのデジカメを持っていたのでいい写真が撮れただろう。
9時40分蛇谷ヶ峰山頂到着。気温ー4℃。風はあまりないので寒さはそんなに感じない。積雪は1mまではないかも知れないが
他の人の歩いた場所を一歩離れると、膝上まで一気に雪の中に潜ってしまうほどの深さである。

(左 江若国境の山々 中央付近が百里ヶ岳      右 琵琶湖方向 中央左に伊吹山が白く見えている)
武奈ヶ岳
山頂からは360度の展望が広がっている。若狭と近江国境の山々をはじめ琵琶湖の向こうには伊吹山、さらにその向こうには白山まで見える。
振り返れば後方には同じ比良山系の武奈ヶ岳(1214m)もすぐそばに見える。ずっと縦走路が続いているのでどこまでも歩いて行くこともできる。
山頂の風の弱いところでちょっと早い昼食休憩をとり10時26分山頂をあとにする。あまり登るのに時間を要しない山なのでそんなに早い時間に
登りだす必要はなかったのかも知れないが、これだけの美しい景色に巡り会うためにはやはり早い時間に登りはじめるのが大正解だ!

下山は登りの半分!1時間後の11時25分に駐車場に到着した。下山途中には3組4人の登山者とすれ違った。
関西方面から手軽に登ることができるポピュラーな山なのだろう。多くの人が訪れる山のようである。

(今回歩いた蛇谷ヶ峰の登山ルート 登りと下りは同じルートをとっている)

下山後はグリーンパーク内にある「てんくうの湯」にゆっくり浸かって汗を流した。何しろ温泉に到着したのがお昼12時前!
雪上の山行を思い出しながら熱いお湯に浸かるのは極めていい気持ちだった。今年最後のNice山行であった。


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