2014年8月23日(土)
  登山道草刈十字軍赤兎山稜線

今回は年に数回行われる加越国境赤兎山〜杉峠間の登山道草刈である。昨年は仕事のため参加できなかったが、今年は休みとなり参加した。
この登山道の草刈、例年三ノ峰(2128m)〜赤兎山(1629m)の間の県境稜線で行っている。7月の1回目の草刈では杉峠〜六本檜〜三ノ峰の
草刈がすでに終了していて今回、杉峠〜赤兎山間の草刈が終了すれば加越国境の稜線を縦走するルートの整備は終了するということになる。

5時福井市を山岳会の仲間の車4台に分乗して石川県白山市白峰へと向かう。今回の登山ルートは通常の勝山市小原からの道ではなく石川県
の白山へ登る途中、市ノ瀬がスタートととなる。市ノ瀬手前で道路から右に折れ三ッ谷の林道を進む。杉峠入口を示す標識のところで車を止めて
7時5分登山道を歩き出す。このルートは初めて歩くルートであるが昨年は杉峠まで2時間半ほどかかった・・・ということだった。結構長いルートだ。

登山道はそこそこ人が歩いているのか?状況は悪くなく歩きやすい。しかし重い草刈機を担いでの登山は楽ではない。
7時40分 白山展望台に到着。あいにく雲が多く見通しは思ったほど良くないが天気は上々である。

8時15分 別山展望台到着。ここで休憩をとることとする。久々の登山でどうなることかと思っていたが意外にも体調は悪くない。
そこそこ早いペースで登ってきている・・・休憩し写真を撮っていたら何やら足元にきのこのようなものが見える。よく見るとナメコ!?
天然物のナメコは実に美味しいらしい・・・ということを聞いたことがあるがまさか偽物ではないだろう。キノコ博士とも呼ばれるY女史に
鑑定していただくとナメコに間違いない!ということなので自分の食べる分だけ少し頂いたが、件のY女史は残ったナメコをごっそり
根こそぎお持ち帰りされたようである。天然ナメコの味噌汁はホントに美味しいらしいが何杯分になるのであろうか?

8時54分 ようやく杉峠(1344m)に到着。峠という名のとおり本来ならば反対側の福井県側まで道は続いているはずなのだが、福井県側への道は
ほとんど廃道に近くなっていてしばらく降りるとわからなくなってしまうらしい。さてこの杉峠からの草刈り作業は3班に分けられ、杉峠から赤兎山方向へ
向かってスタートするチームと、その稜線の途中まで先行して赤兎山へ向かい草刈りするチーム、そしてその2つめのチームのスタート地点から杉峠へ
向かって(逆方向)進むチームとで臨むこととなった。私は3つ目の逆方向チームになり、かなり歩く距離は長くなりそうだ。(実際一番時間がかかった)

杉峠から稜線の登山道を重い草刈機を担いでまたしても移動・・・スタート地点に着いたのは10時44分。よく見ると赤兎山の稜線がよく見えるので
かなり遠くまで来てしまったことに気づく。手元のGPSを見ると杉峠からは3分の2くらい来ている。こりゃ帰りが思いやられる・・・
下の地図を見ていただくとわかるが右端が杉峠、左側が赤兎山方向である。(草刈は赤兎山避難小屋まで)杉峠から小屋まで
だいたい3分の2くらいの位置で足跡が切れているので帰りは草刈をしながらかなり長距離を歩く羽目になってしまった。

先行の赤兎山頂へと向かうグループは避難小屋まで草刈りした後、山頂から小原峠まで下り西俣谷川へと下り(登山道あり)、その後林道を
下って再び我々と合流するというルートである。さて我々は1323mのピークから11時に草刈りを開始した。しかし暑い上に水も少ない。
草刈機は重い。12時に昼食休憩した時点で水筒の水は残り1リットルも無い。炎天下の稜線上の草刈りで水が少ないのはひじょうに心細い。

今回は山岳会の仲間16人で草刈機10台を使用しての作業である。山々に草刈機のエンジンの音が響き出す。早く杉峠側からやって来る
メンバーと合流したいが、やはり相当な距離を歩いてきたこともあってなかなか向こうからエンジン音が聞こえてこない。と、思っていたら
小さなピークを登ったところで14時ようやく合流!3時間の草刈で今日の全行程の作業を終えることができた。合流点で大休止・・・

帰り道は除草されてキレイになった登山道を快適に進む。15時13分杉峠に到着。ここまで来ると水筒の水は空っぽになってしまい
たっぷり水を持っていたS嬢に2杯ほど命の水を分けていただいた。これがうまく涙が出るほどうれしかった!杉峠からは順調に下山
登り口には16時56分到着。駐車した場所に流れていた用水路の水をがぶ飲みして喉の渇きは、ようやく癒すことができた。なお、
赤兎山山頂から下山したチームはあとで聞いた話では、16時頃に林道まで到着したとのことでやはり我々のチームが一番長い距離を
歩いたようである。何とか大変だった登山道の草刈は終了した。あとはこのルートを多くの人たちに歩いてもらいたいものである。

帰りに白山温泉総湯に浸かって帰宅。大変な労働の後の温泉は気持ちよく帰宅後のBEERはこれまたおいしかった!

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