2012年10月21日(日)
紅葉の夜叉ヶ池へ(1099m)
〜にわか山ガール?を連れて上がるにぎやか登山隊〜

今年の紅葉はどこも素晴らしいようで、あちこちから「よかった!」の声が聞こえてくる。ここしばらくご無沙汰していた夜叉ヶ池も行ってみようか・・・
という気になり、一人で行くのももったいないので職場で「夜叉ヶ池へ行きませんか?」と貼り紙をしておいたら、4人のうら若き女性から「行きま〜す」
と声が上がるが、男は全くなし。最近の男子は今一つ元気がなく、元気がいいのは女性ばかり・・・
紅葉の夜叉ヶ池
朝7時福井を出発。珍しくLEGACYに5人フル乗車、車の中は私を除いてすべてうら若き女性で熱気ムンムン、香りもムンムン・・・賑やかに南越前町へ向かう。
南越前町のコンビニで、前から一緒に登る約束をしていたF氏と合流、広野ダムを越えて登り口へと向かう。このF氏なる人物、職場は全く違うのだが、前に
飲み会で話をしていた時に夜叉ヶ池に是非登りたい・・・が、どうやって行けばいいのかわからないので、行かれる時は連絡して欲しい・・・と頼まれていたもの。
今回は女子4名も一緒に来たので、やや驚き気味であったが和気藹々と登ることになった。ところで、今回の女性陣2人はあの山ガールスタイルにあこがれて
前日買い物に走った・・・というにわか山ガール。従って登山も初めて、どんな山行になるのか?こちらも印象良くしないといけないのでやや気を使う・・・
8時25分 登山口の鳥居をくぐって歩き出す。この時期の夜叉ヶ池なのでかなりたくさんの車で駐車場所も無いのでは・・・と心配したが、何のことは無い
10台ほどの駐車があったのみだった。今までの経験からすると夜叉ヶ池へ登ろうとする人たちは概してスタートが遅い。たかだか2時間くらいの歩きなので
そんな朝早く歩き出す必要はない・・・という考えからだと思うが、やはり山は朝早い方がいい。景色を見るのも写真を撮るのも何と言っても朝の光がBESTだ。
出発前まだ元気所々倒木あり一本橋は一人ずつ
登り口からスタートしてすぐに登りが始まる。と、女性陣からは「こんなはずじゃなかった〜」と早くも休憩コールがかかるが無視して、ゆっくり歩き続ける。
9時トチの大木のある休憩場所に到着。ここでザックを下して一息入れる。ここからが本格的な登りとなる。気合を入れて再度歩きだし。ここまでの様子を
見ていて、これから先の急登は大丈夫なのか?やや心配でもあったが、さすがにみんな若い!ブツブツ言いながらも問題なくついて来るのである・・・
私がストックを持っているのを見て、すかさず登り口にイッパイ置いてあった木の杖を全員手にして、急坂では杖に支えられながらも絶妙にうまく登ってくる。
元気!休む時は休む上へ行くほど紅葉も見られる
高度が上がり池に近づくにつれ徐々に紅葉も進んでくる。あとから登ってくる登山者には次々と追い抜かれてしまうが、のんびりと紅葉を楽しみながら歩くには
ちょうどいいペースである。もっとも女性陣の中には足元を見て歩くのが精一杯・・・という人もいたが・・・夜叉ヶ池への道標が残り2000mから500mおきに
出てくるので、これがいい目安となって目標にもなりGoodだった。残り500mの道標が出てくると池はもうすぐ・・・しかしなかなか着かない。
紅葉が段々と濃くなってくるようやく到着池の周囲 そんなに人は多くなかった
10時30分ようやく夜叉ヶ池の畔に到着。池の周囲はちょうど紅葉の具合もほどよく、今まで登ったなかでは一番いい紅葉かもしれない。池の管理をされている
K氏に久々にご挨拶して休憩。初めてここを訪れた人ばっかりなのでK氏に池の環境保護のお話をしてもらい、少し得した気分になる。予想した通りこの時間帯は
池の周囲に登山者は少なく、木道の上で少し早目の昼食をゆっくりとることができた。みんな昼頃を目指して登ってくるのだろう・・・思っていたよりずっと静か。
結構スペースあり紅葉の池解説付き
昼食後は池の周囲の散策。いつも池全体を見下ろせる場所で写真を撮るのでその場所を目指すが、他の人たちは崖がオソロシイ・・・というのでパス。
岐阜県側を見下ろせる場所で記念写真を撮ってそれぞれ自由行動とした。この日は、池に到着するころから濃いガスが発生しどうもうまく池全体が見にくい。
それでも一瞬でも見える瞬間はあるはず・・・と、天候の回復するのをじっと待つと15分ほどでガスが晴れだし、池に陽が差すチャンスが出てきた。
陽が差すか?差さないか?によって紅葉の映え具合がまったくことなる。三周ヶ岳(1292m)方面は全くのガスの中だがこれはもうどうしようも無い。
夜叉ヶ池をバックに急な崖の斜面を登るが・・・諦めて鞍部まで戻る
いつも仕事の撮影でここへ来た時は時間待ちが長かった・・・懐かしい。じっと待つことでシャッターチャンスはやって来る・・・
なかなかいい紅葉Webカメラの位置から
にわかカメラマンも多数見事な紅葉池からみんな上へと上がっている
これほどの紅葉になるとさすがに皆さん至る所で写真を撮っていらっしゃる。私のようなおもちゃのようなデジカメではなく一眼レフのでかいヤツで
バシャッ!という音がそこらじゅうから聞こえてくる。時間待ちをしてそれなりの写真を撮って池まで下山。今度は女子2名とともに三周ヶ岳方面に
登りかえす。少し登ると熊笹の平原が広がっていて向こうのピークまで紅葉の山々が広がって実に気持ちがいい!同行の女性達も「気持ちい!」
を繰り返している・・・かなりリフレッシュされたような印象を受けた。
熊笹の中を歩いたこちら岐阜県側
見ると岐阜県側の紅葉も素晴らしい!恐らく標高800mくらいから上部が紅葉前線?と言ったところだろうか。
紅葉前線はこれからどんどん里へと下っていくのであろう・・・他のメンバーをあまり待たせるわけにもいかないので早々に引き揚げるが
木道のところまで帰ると今度はものすごい人・人・人!木道いっぱいに足の踏み場もないくらいに登山者が増えてきていた。
いやすごい人!畔の木道上には多くの人が・・・岐阜県側へと戻る人たち
さすがにこれだけの登山者がやってくると、畔の土は削られこのあたりの生態系に大きな影響を与えることが考えられる。
前回岐阜県側から登って来たときにはこの木道+テラスはなかったが、林野庁が設置したのか?かなり保護に力を入れていることが伺える。
素晴らしい夜叉が池
池面に紅葉が写って美しいフルメンバー今シーズン来るのはこれで最後か
この池の保護については一部から管理が厳しすぎるのではないか?という声も聞かれることもあるが今日のような大量の登山者、しかも
福井県側と岐阜県側からたくさんの人が登ってくる状況を目の当たりにすると、これぐらいの厳しさを持って保護しないと後世に残せる自然
ではなくなってしまうであろう・・・この日は元気に池面を泳ぐヤシャゲンゴロウの姿を見ることもできLuckyであったが、絶滅危惧種でその数は
どんどん減っているようで、自然保護と人との共生はなかなか大変な気がする・・・
紅葉もう少し楽しめるか?
12時45分下山開始、かなり下まで降りてきて14時を過ぎてもまだ登ってこようとする人が結構いるのには驚きである。あまりに夜叉ヶ池をなめすぎている
のではないか?と思われるくらいだが、あの人達は無事に池に到着しただろうか?登り口には14時30分到着。駐車場にはマイクロバス(三重となにわナンバー)
が2台止まっていてメンバーが降りてくるのを待っていた。登山者の数が多いわけである。中京・関西圏からも日帰りの山としてかなり人気が高いようだ。

秋晴れで素晴らしい紅葉を眺めることができた一日、楽しいメンバーで過ごさせて頂き感謝である。
一緒に登った全員が満足そうな笑顔になっていたのが、連れて行った者としてはうれしい限りである。


2010年6月12日の夜叉ヶ池(岐阜県側から登山)
2007年9月15日の夜叉ヶ池
2005年12月3日の夜叉ヶ池

2005年4月の夜叉ヶ池



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