2012年5月19日(土)

新緑眩しいブナの森を一周 敦賀市野坂岳(914m)

久しぶりに敦賀の野坂岳に登った・・・いや登ることになった、と言った方が正しいだろう。実は今庄の夜叉ヶ池へ行こうとしたのだが、通行止めのためそのまま足を延ばして
敦賀まで行ってみることにしたのだった。30分ほど余計に時間がかかるが、野坂岳ならばそう登山に時間はかからないしこの天気なら琵琶湖も日本海も見えるだろう。

R365から敦賀市の野坂山いこいの森へ向かう。登山口にはすでにたくさんの車が止まっていたが、これから登る・・・と言う方もおられ遅すぎたわけでもなかった。
9時10分 歩き出す。ここはキャンプ場もあるがすぐ上からは杉の人工林がずっと続き、急な傾斜が続いている。途中で先行していたおばちゃん3人組を追い越すが、
トレイルランの練習だろうか?軽装で走るようにして登っていく人が数人いて軽く抜かれる。この山はトレランの練習にはいいのか、そういう人たちとよく出会う・・・
スタート地点の駐車場見事な杉林トレラン?早い
9時40分トチノキ地蔵に到着。かつては栃の木があったのだろうが今は枯れてしまってもうない。ここで一息入れるが、下から声が聞こえてきたので歩き出すこととする。
時々木々の隙間から見える敦賀市内方向新緑のトンネル
新緑のトンネルをくぐって一の岳には10時15分に到着。ここからは尾根道なので少し楽になる。そしてここから頂上へと続く稜線の緑が素晴らしい!!
新緑の小径美しい林だ
11時 野坂岳山頂到着。途中では下山する人とも多くすれ違ったが、多くの登山者が思い思いの場所で弁当を広げていた。
今日は素晴らしい天候で敦賀半島の向こうに日本海、反対側は琵琶湖まできれいに眺めることができ皆さん満足げだった。
広い山頂向こうは敦賀半島ベトナムコーヒーを入れる山頂から見る敦賀市方向
ちょっと早いが、こちらも昼飯にした。そして食後にはあのベトナムホーチミンで買ってきたベトナムコーヒーを飲みゆっくりする。実は山の上で
このコーヒーを飲んでみたかったのである。ベトナムコーヒーの濃い味と、ほほを撫でる風が実に心地よく癒しになった・・・さて下りであるが、
登って来た方向とは反対側の山集落からも何組か登ってきている人がいるようで、何となくよさそうな感じである。そこで今回は反対側の山
(集落の名前)へ下ってみることにした。登りも下りも同じルートでは面白みに欠ける・・・山頂から山集落へと下るルートを眺めてみると、
ずっと新緑の絨毯が続いていてこれは結構楽しいかもしれない。しかし、帰りは山集落からいこいの森まで延々と歩かなければならない。
3〜4kmはあるだろうが、天気もいいし時間も十分ある。ここはひとつ挑戦(というほどのものでもないが)してみた。野坂岳は登りに使った
いこいの森からのコースが一般的な登山道で、山コースからの登山者はグッと少ない。が、かなり昔に歩いた時はそれほど悪い道でもなかった。
さらに人づてに聞くところではブナの森がいい・・・というような話もあった。12時30分山ルートを下山開始。ここは電力会社の鉄塔保守道路もある。
美しいブナブナ
いやぁ〜このコースは実に素晴らしかった!ブナの森がずっと続いている。いこいの森コースにもブナの林はあるのだが小ぶりの木が多かった。
しかしこちらの山側のブナ林は大きなブナが多い。しかも枝振りも立派で堂々としている・・・この森の中を歩くのはチョー気持ちいい!
このブナの森を見るためだけでも、山コースを歩いてみてもいいではないだろうか?そんな気にさせてくれる登山コースだった。トレランの人たちも
下りを同じコースを使用せずに、こちらへ降りて「いこいの森」の方まで周回していけばずっと楽しいトレランになるに違いない・・・と思うのだが。
14時 山地区の登山口に到着。ブルーのレガシーが一台止まっていただけで「いこいの森」側登山口と比べると閑散としていた。
下山口タニウツギ?帰りの田んぼ道では農作業の最中だった
大変なのはこれからである。山から「野坂山いこいの森」まではどのくらいの時間がかかるだろうか?1時間半〜2時間と見たのだが・・・
しかしそのつらい車道歩きも、周りの美しいのどかな景色を見ながら歩いているうちに忘れてしまった。天気もいい休日なので、水田の
周りの草取りや水回りの作業をしている人たちも多く、どの風景に目をやってもすべてが素晴らしい自然の営みに見えてきてまったく飽きない。
山のブナ林もよかったが、のどかな風景を見ながらの田んぼ歩きもなかなかいいものだった。15時30分JR粟野駅に到着。ここからいこいの森
駐車場まではわずか1.2Kmだが、これがつらかった・・・登りが急で一度道を誤り後戻り、駐車場に着いたのは16時だった。土曜日と
いうこともあって、キャンプ場にはいく張かのテントもあり、ちょっとうらやましくもあった。こんな自然の中で一夜を過ごすといいだろう。
今回歩いたGPS−DATA
(今回歩いたGPS−DATA なかなか最短距離の帰り道は見つからなかった)

帰りに見た野坂岳
山集落から「いこいの森」に向かって歩く途中にさっきまで登っていた野坂山が大きく見えた。
敦賀というところは高校時代3年間過ごしたところでもあり、この野坂岳をこれだけ
長い間眺めていたのもかなり久しぶりのことになる・・・いい山行だった。

2008年11月3日 秋晴れ 野坂山
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