2012年6月24日(日)
                    爽快!若狭町雲谷山(787m)今古川沢登り

今回も嶺南在住H氏の提案で若狭町(旧三方町)の山へ行くことになった。この山「雲谷山」標高はそれほど高くないが、名前の響きがいい山で是非一度登ってみたいと思っていた山である。今回は沢から頂上を目指すが、季節的にもいい時期であり楽しそうだ。今古川からのルートは、ほかにもいろいろなレポートが上がっていてそんな難しい部分もなく、なかなか楽しめる沢のようである。いつもの福井山岳会のメンバー8人で今古川から雲谷山頂上を目指した。
                                        夏だ!沢登!
福井の某所に5時半集合。R8からR27を乗り継いでJR三方駅に向かう。三方駅でH氏と合流して、車を下山口の三方石観音に一台回して今古川の登り口へと向かう。このあたり一帯は、害獣の被害防止のため山際一帯に柵が設けられており入りにくい。林道はゲートがついているので、これを開けて中へ入り林道奥の橋の近くに広場があったので、ここへ車を止めることにした。天気は予報通り晴れ!まずまずの条件である。7時25分歩き出し。歩き出して10分ほどで大きな堰堤が見えてくるが、その手前の道を左に入る。
              林道の歩きだし堰堤の手前を左に入る道はそこそこよくわかるが荒れているところもあり
この道は堰堤を高巻くための道かと思ったが、どうもそうではなく堰堤よりもはるかに高いところを進みまったく違う場所に出てしまいそうになったので、途中から支沢を下り本来遡行する予定の今古川に8時に入渓。が、その途端滝が現れる。今年初めての沢登りでしかも滝に出会うとちょっと緊張するが難なくクリアー。
 最初の滝シャワークライミング気持ちい沢所々でロープを出す
滝はいくつも連続してあるが、そんな難しい滝は多くなく無理なく越えることができる。水量が思っていたよりは多く一部でロープの助けを借りるところもあった。しかし、明るくきれいな沢で登っていても気持ちがいい。
明るいハッと飛ぶ滝が連続している果敢に登りきる
                   新緑が目に染みる高巻くか?それとも直登か?
いろいろな滝が次々と現れてそれを越えていくのが面白い!右上の滝(9時に通過)は右岸を高巻いて登ることができるのだが、沢の中を登ろうとする元気な者もいる。このあたり一帯の岩は花崗岩でできているようで、いろいろな形が成されていて面白い。次々にいろいろな滝が現れてくるが、いずれも直登もしくは高巻きで容易に登ることができる。が、気を緩めるとやはりそこは沢登りである。落差7mくらいの滝を登っているときのことである。(下の写真の滝)T隊員が滝を登り終わって、対岸へ渡ろうとスッと足を延ばした瞬間に「ツルッ!」足を滑らせそのまま滝壺方向へ落ちていく・・・幸い直接滝壺へザブンと行くわけでなく途中で止まったが、全員ヒヤリとした一瞬だった。さすがに沢にはよく慣れているT隊員、かすり傷ひとつせずにまたしても滝をよじ登って来た。
                 なかなか楽しい滝アッと言う間に滝壺へ
9時20分 続いて現れたのが通称「恨みの滝」と言うか、これはどうも「裏見の滝」?正面から見るとどこから登ろうか?と迷うような落差10mほどの滝だが、実は滝の水が落ちてくる裏側に登るルートがある。滝の裏側から登ることから「裏見の滝」と呼ばれるようになったのだろう。この滝裏側に入ってしまえば何のことは無いのだが、入るときは土砂降りの雨の中を歩いているようで瞬間息をするのもためらわれるくらいである。それでも裏側に入ってしまえばそう難しい滝ではない、全員難なくクリアー。
      なかなか立派な裏見の滝よじ登って裏側に入る裏側から見るとこんな感じ
そして次に現れたのが噴水の滝。滝の中央部分から噴水のように水が吹き上がっている。岩の形からこんな吹上滝になっているのであろう・・・岩と沢の水が織りなす自然の造形が何とも言えず素晴らしい!途中の休憩した時に気温を測ったら15℃!思っていたよりかなり気温が低い。行動している間はいいのだが、日の当たらない場所で休んでいるとやや寒く感じる。今日の天気予報では30℃近くまで上がる予定だったのだが・・・
    こちらもなかなかの滝噴水状滝の上に登るとこんな感じどんどん遡行する
シャワークライミングカエルも順番待ち?このあたりは簡単頭から水を被る
            快適に登る沢の水が徐々に少なくなってきた山頂近くの林道に出た  
登るにつれだんだん沢が細くなり水量も減ってきた。11時10分雲谷山の頂上直下を走っている林道に出た。ここで一息入れ再び小さな沢に入って山頂を目指すが、途中から山仕事のため?の踏み跡を見つけそれに沿って歩く。が、この踏み跡山頂に向かわず別の方向へ向かっていたため道の無い尾根を藪漕ぎ直登することになった。それでももう山頂へと続く稜線はすぐそば、間もなく登山道に合流して11時50分雲谷山山頂(787m)に到着した。山頂ではすでに2人の登山者が昼食をとっていたが、我々9人が突如現れたことにより一気ににぎやかになった。先に登って来られた人は美浜町の新庄地区から上がってきたらしく1時間半くらいで登って来れるらしい。我々は反対側の三方地区に向かって降りるのだが地図を見る限り新庄へ降りるルートの倍くらいはありそうだ。12時35分山頂から下山開始、途中で2人の登山者とすれ違ったが他は誰にも登ってくる人はいなかった。
          山頂にて下山途中に見える三方五湖下山口の三方石観世音
下山道は何か所かUP−Downがあるが、途中から遊歩道へと変わり三方五湖が望める美しい景色の中を歩く道となった。しかし、その距離は短くなく下山口の三方石観世音に到着したのは14時25分。山の高さの割には思っていたより長い下山ルートだった。デポしておいた車に乗って、再び今古川の登り口へ車の回収に向かう。帰りに入った「きららの湯」がひじょうに心地よく、楽しかった沢登りでかいた汗を岩風呂で流した。
                                     中央の小さなピークが雲谷山
                                    (中央の雲の中に見える小さなピークが雲谷山 右の谷が遡行した今古川の谷)

                              今回歩いたGPS−DATA
                                            (今回歩いた今古川〜雲谷山〜三方石観世音までのGPS−DATA)

ところで今回は新たに購入したIXY−3を防水パックに入れて持ち歩いた。これは今までのカメラ防水ケースに比べるとかなり低価格で、こういう沢登りなどにはもってこいの一品だと思っていたのだが、現実はそう甘くはなかった。一度濡れてしまうとレンズの前の水滴が常に気になる。下手をすると水滴にFocusが合ってしまい(下中央の写真)ろくでもない写真が撮れてしまうことになる。レンズ面に関しては、常に乾いた布で拭くなどかなりシビアにケアをしないといけない。また、大きな水滴がついているときも要注意である。光のかげんでカメラのボディーの色が反射することがあり気になる方は黒色やシルバーなどの目立たないボディ-カラー(右下の写真)にした方がいいかも知れない。それでも今までのことを思えば、防水パックにさえ入っていれば、滝の中であろうが水中であろうが従来のデジカメに比べ機動性が増すことは間違いない。もしも今後購入を検討されておられる方がいらっしゃれば参考にしていただきたい。
              IXY3専用のウォータープルーフパック水滴がつくとこうなる光の具合によってボディのブルーが写りこむことが2枚ほどあった
                                          購入時のこちらのBlogもご覧ください。
                                     

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