鉢伏山へと続く鞍部には10分ほどで到達。ここからゆったりとした登りが始まるが、所々にブナの原生林の林があってこの中を歩いて行くのはなかなか気持ちがいい。もっと早い時間帯に登れば、昨夜降った雪で霧氷がきれいにできていたのではないかと思えたが、残念ながら気温の上昇が激しくかなり溶けたあとだった・・・
鉢伏山頂上(1549m)には10時50分到着。前の人のトレースがあったので思ったより早く到着することができた。しかし新雪は50p以上あり、本日Topで登って来た方はかなりのラッセルに苦しんだのではないか?と予想される。ありがとうございました。
                                              2012年4月8日(日)
                    快晴の加越国境 取立山〜鉢伏山縦走

 ここのところ前回の山SKIで肩の骨折以来おとなしくじっと我慢していた。そのおかげか?かなり肩も動くようになりレントゲン写真の結果によれば経過も良好・・・ということで肩を痛めたりするリスクの少ない?気楽に歩いて行ける山を目指すことにした。この時期の代表的クラッシック雪山ルート「加越国境」である。当初の予定ではあの大長山(1671m)まで行こう・・・という話もあったのだが、さすがに大長山は遠い。ということで、行けるところまで・・・気楽に雪上歩きを楽しむこととした。
                                 遥かに白い道が続く加越国境
5時40分 福井の自宅を出発、集合場所の丸岡グリーンセンターへ向かう。6時にはメンバー8人が揃い勝山市東山憩いの森へ向かう。
昨夜から今朝にかけて降った雪が山々を白く染めて実に美しい。この分で行くと山は新雪でどうだろうか?憩いの森は林道が除雪されており、7時ちょうど途中の駐車場に車を止めて歩きだす。足元は新雪が1cmくらいあり路面はガチガチに凍っている。
               林道歩きだし急な雪の壁を登るかなり人の歩いた跡が見える
国道沿いの下の駐車場にはすでに10台を越える車が止まっていたので、今日はかなりこの山も賑やかになるだろう。我々の前後にも数人の登山者が見られるが、先頭のK氏がガンガン飛ばすのでみんな追い抜いてしまった。30分ほど歩いて小休止したが気温-7℃。稜線に出れば陽が当たるので一気に上昇するだろう。
                      後方勝山市街 大雪原が続く 
                   太陽と自然の作り出す風景が美しい  まさに大雪原 
稜線の尾根に出ると春の強い日差しが照りつけ上を見れば太陽、下からは雪の反射で目を開けるのもつらいくらい。山SKIだといつも担いで登る急な斜面を乗り越せばあとはずっと大雪原が続いている。取立山山頂に近くなると新雪がグッと増えて50p近くになりトレースのついた所以外に足を踏み入れるとかなり足元が雪の中に潜ってしまう。
          取立山への最後の斜面後方勝山市街気持ちのいい尾根 
                             取立山山頂
9時 取立山山頂(1307m)に到着。山頂には10人くらいの登山者がすでに休憩していて賑やかだった。これから行く先の鉢伏山から大長山方向をずっと眺めると、ざっと見えるだけでも20人以上の人が歩いているのがわかる。今朝降ったであろう新雪で加越国境の稜線上はきれいに見える。頂上では10分ほど休んで鉢伏山へ向かって出発する。今日は天気も良く通常ならば取立山まで登ったら折り返し下山してしまいそうな人たちも、もう少し足を延ばしてみようか?という気になるのだろう、ほかにも何人か歩き出していた。
                              奥に見えるのが鉢伏山
                       (遥かに続く加越国境の尾根 一番奥のなだらかな白い山が鉢伏山その手前の白い山が板谷の頭)
 取立山からの下り中央がこんもりとした取立山ピーク板谷の頭歩いてきた方をふりかえる
10時 板谷の頭(1393m)に到着。ここから100mほど一気に下って、今度は約200mほどの登り返しになる。ここがつらいところだが、これさえ登ってしまえばもう大丈夫。思い返せば昨年判官堂尾根の山SKIでここを訪れたときには、シールが思うように利かずなかなか登れなかった斜面だ。きついことは覚悟してゆっくりと登ることにする。この登りでは個人の体力差が出てきて、8人ひとかたまりの列にはならず、かなりばらけて登ることになった。
           正面が鉢伏山鞍部からの登り返し気温が上がってきて霧氷も溶けた
               鉢伏山の急斜面を登る 後方取立山方向
         白山別山        鉢伏山の頂上からは正面の白山(2702m)と別山(2399m)がで〜んと正面にでかく見える。そして、その右にはあの大長山(1671m)も大きい。大長山の急斜面には左から登っている正規登山ルートのトレースと、正面のきつい尾根を登っている2本のトレースがついていて正面のきついトレースの先には登っている人が小さく見える。我々も登ってみたい気はあったが、さすがにこのUP-Downはきつそうである・・・結局大長山へは行かずに、この鉢伏山までとしてここで昼食をとることとした。
                 大長山鉢伏山の頂上は何もない 
           山頂記念写真帰路につく
ポカポカと陽が差して暖かい・・・と思っていたらとんでもない!風向きが北からに変わると寒い寒い!昼食中もどんどん体感気温は下がってくる。さすが4月とは言え1500mの山の上である。長居はせずに早々に下山することとした。鉢伏山の頂上は我々が昼食をとっている間も次々と登山者がやってきて、この山域の人気の高いことが伺える。昨年はここから山SKIで判官堂尾根を下る楽しみがあったのだが、今日はSKIではないので帰りの楽しみは半減?である。しかし、山岳会の仲間といろいろな話をしながら下るのも楽しいものである。おまけに下りの道は多くの人が歩いているのでハイウェイ状態!夏よりも楽しく歩けることは間違いない。11時45分下山開始。途中、板谷の頭(1393m)でふと白山をバックにフェイスブック用の写真を撮ることを思いついた。ここは一発雪上ジャンプして決めているところを・・・と思って、i-Phoneのカメラシャッターを押してもらうのだがなかなかタイミングが合わず実に難しい・・・10回ほどジャンプしてようやく納得いけるものが撮れたが、この写真一枚撮るためにかなりの労力を費やしてしまった。そして気が付くと、周りでそれを見ていた他の登山者たちも真似をしてそこらじゅうでピョンピョン飛び跳ねているではないか!これには思わず苦笑してしまった。下山後入った勝山市の温泉でいっしょになった人が、みんな山の上でピョンピョン飛び跳ねて面白いグループでしたね〜と言われる始末。みんなで大笑いしてしまった。

                                        空中浮遊写真
                       13時に取立山山頂を通過。麓の駐車場には14時25分に到着した。さすがに下りは早い。
                          春の素晴らしい晴天の一日を楽しい山の仲間と過ごさせていただき感謝!

   GPS-DATA
                         (今回歩いたルートのGPS-DATA 同じルートをピストンしているので仕方のないことであるが単調)



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