2011年2月20日(日
青空が嬉しい!大野市岩穴谷山(1232m)
〜福井山岳会2月例会山行〜

今回の山行は私の所属する福井山岳会の2月例会山行。
いつもなかなかタイミングが合わず失礼することが多いのだが、先月今月と相次いで参加できた。
特に積雪期の単独行は難しいので、仲間との例会山行があるのはありがたい。
月1回程度の例会山行なので休みが合わないと難しいのだが、合えばこれは楽しい山行ができる。
ところが例会山行の前日19日(土)が仕事だったため、深夜福井へ帰宅しても翌朝が早すぎる。
そこで、勤務終了後登り口のある大野市(旧和泉村)まで車を走らせ、民宿に素泊まりさせてもらうことにした。
素泊まりなら値段も安いだろう・・・とNetと電話を駆使していろいろ聞いて回り
ようやく何件目かでたどり着いた民宿「ふるさと」に泊めてもらうことに。
お世話になった民宿「ふるさと」2/20下山後昼間撮影
名古屋を20時にスタートし民宿に入ったのが22時。
宿のおかみさんは「遅いのでもう来ないかと思うてましたわ〜」と、言っていたが気持ちよく迎えてもらえた。
元々この日はSKIの大会があって満室だったらしいのだが、他の会場の大会と重なりキャンセル!
誰も泊まる人がいなくなり、たまたまうまくもぐりこめた・・・ようだ。
素泊まり3500円はありがたい。寒い時期の車中泊とは大違いだ。(ちなみに他の宿は素泊まり最低5000円)

6時15分 福井から来たほかのメンバーと合流して石徹白川を遡り角野前坂へ向う。
道路は除雪で雪の壁になっているが、少し広く雪除けしてある場所を見つけ駐車、準備をする。
この奥は和泉SKI場があるので、早朝とは言えそこそこ車の通りもある。
6時50分 それぞれ道具を持って(担いで)歩き出す。
角野前坂のバス停前雪の壁の切れ間から登りだしみんな道具はいろいろ・・・
今回のメンバーは私を含めて9人。
道具はいろいろで山SKIが4人、SnowShoeが3人、輪カンジキが2人という按配である。
角野前坂のバス停の前から林道に入り、雪壁の切れているところから雪の台地に出る。
小さな神社の横をすり抜けて杉林の斜面を登るが徐々に急になってくる。
2万5千分の1の地形図ではこのあたりが一番と言っていいほど急な斜面である。
急斜面に取り付くガニマタSnowShoe
最初の辛い洗礼を受けたが、この急斜面を登りきって尾根に出ればこちらのものである。
7時40分 少し広い尾根に出る途中から見え出す越美国境の山々(L松鞍・琵琶鞍山 R小白山)雪の斜面はカリッと凍っている
よく晴れた朝ということもあり放射冷却で雪の斜面はカリカリ。
山SKIでの登りは辛そうでSKIアイゼンを装着している。
SnowShoeは歯がカチッと雪面に食い込んで実に気持ちいい!
まさしくSnowShoeで登るための斜面!という感じでホントに登りやすいのである。
尾根に出れば陽が射して来て、徐々に見晴らしも良くなるが汗もかなり流れ出てくる・・・
上着はもう要らない、Tシャツと長袖だけで十分。
快適な登り!
調子よく登っていたところ、途中で怪しい足跡を発見!
人が歩いたような感じなのだが、ルートがちょっとおかしい・・・
よく見ると足のツメが2本、巨大だ・・・ということは熊か!?
いや、この時期はまだ冬眠中のはずだが・・・もしかして雪男か?
というようにいろいろ想像を巡らせたが、これはやっぱり熊だろう・・・さては腹が減って早くも動き出したか!?
足跡は昨日のようだ。あとは出会うことが無いよう祈るだけだ。
つらい登り雪が硬いので登りやすい
登るにつれ尾根ははっきりして雪もべったりついている。
通常は夏道が無い山なので、藪漕ぎをしないと山頂へは登れないのだが積雪期ならではの醍醐味である。
どこをどのように歩いてもいいから、こんな楽しい山歩きは無い。
広い尾根の好きなところを歩く
1082mのPeakには9時30分に到着。
しかしこの尾根は長い!ここまでで約半分の距離、地図を見てもまだまだ遥か先まで続いている。
そしてUP-DOWNが何回もある。
登っては下り、下ったらまた登る・・・この繰り返しである。
別山、三ノ峰方向がよく見える
標高1000mを越えると少しずつ見通しもよくなってきて、周囲の山々も見える。
頂上はどこか?探すが似たような高さの尾根がずっと続いていてよくわからない。
右のピークの奥が頂上のようだ頂上は近い頂上直下の大斜面
頂上直下は大きな雪の斜面が続いており、その大雪面を登りきったところが岩穴谷山(1231.5m)のピークだった。
山頂到着10時45分。(人により到着時間差がある)
山頂部分だけ木が少なく特に白山方向は抜群の見通しの良さである。
この雄大な景色を眺めながら食べるランチはもうサイコーだ。
気温プラス8℃ポカポカ陽気の春山気分で、私自身今年になってからの山行としては一番の天気である。
雪が多い山頂白い山を眺めながらのランチ(BEERがあるとよかった)
以下山頂から見えた山々。(登る途中では遥か彼方に北アルプス剣岳も見えた)
別山 三ノ峰方向
(赤兎山から三ノ峰・別山がよく見えるが白山は別山の裏側になる)
屏風山
(山の形がカッコイイ 屏風山1354.2m)
秋に登った能郷白山
昨年秋にも登った能郷白山1617.3m 右側のだらだらとした尾根が象徴的)
また下る途中では(登って来た尾根が邪魔になってよく見えなかった)荒島岳も眺められた。
裏側から見ると違う山に見える荒島岳
(いつも見慣れている荒島岳だが見る方向が違うと違う山に見える 1523.5m)
今回のメンバー9人
山頂で全員で記念写真を撮って11時40分下山開始。
途中で熊!ならぬカモシカを発見したが雪の斜面をモソモソと歩いて、向こうの尾根に行ってしまった。
山SKIチームは途中から谷を滑り降りるも、麓ではSnowShoe+輪カン組と到着時間は一緒だった。
14時15分 無事全員下山。
登り3時間55分 下り2時間35分 やはり雪道の下りは早かった。
GPS-DATA
まともに歩けば相当な長い距離だが、積雪期ならではの楽しい山行だった。

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