2011年4月10日
北陸のクラシック山SKIルート 取立山〜判官堂尾根を滑る!
頂上からの滑降
名古屋に単身赴任となってからはサッパリ山SKIとは縁が無くなってしまっていたが、懐かしのルートを滑る・・・
ということでお誘いのメールを頂いた。かつては山岳会の仲間とよく滑った判官堂尾根のルートだ。加越国境の
取立山(1307m)から大長山(1672m)、赤兎山(1629m)、三ノ峰(2128m)の周辺は毎年雪の量も多く山SKIで
滑ることのできるフィールドは多い。
今回の判官堂尾根は「東山いこいの森」から取立山を登りその奥に見える鉢伏山から北に伸びる尾根である。
尾根は2本あるがどちらの尾根も山SKIのフィールドとして良く知られている。
例年であれば3月下旬頃がこのコースを滑るにはいい時期なのだが、
今年は雪の量も多めで4月に入ってから挑戦することとなった。
同コースを滑ったのはもうかなり前のことになる。自分のHPの中を見ると2004年と2005年の記録がある。。
ところで2005年11月に別山(2399m)へ登った時、この鉢伏山からまっすぐにのびている判官堂尾根を見たことがある。
(中央は大長山だと思うが、その後ろにある鉢伏山からなだらかな尾根が右にのびている)
よく見ると結構な距離の尾根?と思われるが実際長い・・・まあその分楽しみも多いということか?
別山へ登る途中から見た判官堂尾根まっすぐ右の方に伸びている
4時半に福井の自宅を出発する。まだ暗いが日の出は早くなった。
車を走らせているうちに、どんどん明るくなってくる。
5時15分に勝山市R157沿い「東山いこいの森」に到着。
ここでメンバー全員と合流、車を下山予定の
白山市(旧白峰村)に2台回送する。
        このコースは登り口と下山口が異なるので、仲間が何人かいないと実現できないコースである。                   
マンサクの花
白峰に車を留め置きしてきたメンバーが戻ってきたところで、6時20分歩き出す。
道路はすでにキャンプ場駐車場まで除雪されていてかなりの時間短縮となった。
駐車場付近での積雪は1mくらいか?雪の量はまあまあである。
途中でマンサクの黄色い花が咲いていたのを見つける。                                
歩き出してしばらくは順調に進んでいたが、少し登りになるとどうもSKIがずり下がる。
SKIの裏側に貼ってあるシールの具合が良くないようだ。
もう長い間更新していないので、厳しいかも?と思っていたのだが予想通り・・・
他の人が登っていったところを登れないというのは悔しいものである。
どうしようもないので、SKI板を担いで上がることとした。                                                                 
   
急な斜面を登りきり、朝日を浴びる稜線に出てからもずっと担いで上がりようやく大雪原手前で板をつけた。
上部を見るとずっと先の方まで転々と登山者の列が連なって見えるのがよくわかる。
取立山山頂手前の稜線取立山山頂は多くの人で賑わっている
取立山の山頂(1307m)には8時15分に到着した。
頂上には10人くらいの登山者がいて正面に見える白山を眺めながら休憩していたが、
すでに避難小屋の方向へ歩いている人や我々が目指す鉢伏山方向へ向って歩いている登山者も見受けられる。
積雪量はこの時期にしては少し多いようだ。
さて、この山頂からSKIのシールを貼り付けたまま、滑降開始だ!
取立山からの滑降後ろが取立山
下りはあっと言う間である。   
シールは貼り付けたまま下ったが、さすがに登りはよく滑ってグリップが利かなかっただけに
下りは思っていたよりよく滑る・・・それなりの長い滑走距離であった。
しかし楽しめたのも束の間・・・これから先ずっと続く長い尾根歩きが待っている・・・
延々と続く長い雪の稜線
上の写真中央奥が本日の目指すピーク鉢伏山である。そのピークから左側に伸びている
尾根が下る予定の判官堂尾根となる。
所々UP-DOWN板谷の頭から見る鉢伏山 登りキツイ
鉢伏山へ至る尾根は細かなUP-DOWNが連続している。
シールを貼り付けたままでなかなか快適に進むことができるが、久々の山SKIはやはり疲れる。
途中の板谷の頭(1383m)で8時50分休憩としたが、正面の鉢伏山へは、標高差80m下って250m登らなければならない・・・
鉢伏山のキツイ登りに喘ぐT氏(私も同じ・・・)後方に取立山が見える
鉢伏山への急登はまたしてもSKIを担がないと上がれない・・・肩にずっしりと重みを感じる。
やはり山の道具は大事だ。いいモノを持つことはいい山旅につながる。
鉢伏山の頂上はだだっ広い大長山 昔学生さんの遭難で注目を浴びた
それでも少しずつ高度を稼ぎ、みんなの待つ頂上(1549m)に9時50分到着。
ここの山頂から見る白山は大きくて実に美しい・・・白山をバックに記念写真を撮る。
白山バックに全員集合
一息入れて楽しみな下り。シールをはがして10時滑降にかかる。
天気はいいので気温は高いのかも知れないが、風のせいか?雪は締まっていて実に滑りやすい。
快適な斜面
白山を眺めながらのランチ広く滑りやすい尾根
途中風の無いところを選んで昼食休憩(ちょっと早い10時30分)。
気温を見たら14℃!暖かい太陽の光を浴びながら、のんびりと楽しい時間を過ごさせてもらった。
この判官堂尾根は途中だだっ広いところがあり迷いやすいが、経験豊富なメンバーと的確な
ルートファインディングにより間違うことなく滑り降りることができた。

ずっと白山を眺めながら山SKIを楽しめ、時々現れる絶好の斜面や細い尾根。
なかなか楽しませてくれる楽しいコースだ。
が、終わりは徐々に近づいてくる・・・尾根上の雪が少なくなってきた。
どこで尾根から降りるか?ということは山SKIを楽しむ者にとって大きな課題である。
今回はどうしても尾根の末端まで行きたい・・・というメンバーと、雪の無い尾根上を藪漕ぎしても仕方ない・・・
というメンバーに別れ、トーゼン私は後者のさっさと尾根から降りる組に入った。
この判官堂尾根の最後のピークは734m、このピークを降りた鞍部からドロップすることにした。
これから先に行く・・・というメンバーもあと数十m進むだけだが、無用な藪漕ぎはしたくない。
先へ向うメンバーと別れて鞍部から下るとなかなかいい斜面が続いていて5分ほどで明谷川の林道に出た。
尾根が狭くなって雪も減ってきたついにここまでか?
鞍部から林道へ出る斜面は意外にもいい斜面だったが、デブリの発生したあとがあり少し林の中まで入っていた。
林道へ降りてしばらく進むと、さっき別れたメンバーと13時45分に合流。
あまり時間に差はなかったようだ。林道は所々雪が切れていて何回かSKIを担ぐところもあった。
村まで林道を滑る発電所のそばが終点
14時15分 発電所のそばまで除雪されていて雪がなくなり、ここが今回の山SKIの終点となった。
SKIを担いで10分ほど歩けば駐車場に到着。
麓はやわらかい太陽の日差しで春爛漫・・・夜の酒の肴か?ふきのとう採取にかかるメンバーもいた。
白峰を出発して、朝車を止めた「東山憩いの森」へ向う道は車の窓を全開。
顔をなでていく春の風が実に心地よかった。
今回のルートのGPS−DATA

GPSよりのルート断面図
(今回歩き滑ったルートの断面図 順調に下っているように見えるが実際は微妙にUP-DOWNがある)

2005年の判官堂尾根山SKI
2004年の判官堂尾根山SKI
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