2010年9月19〜20日
八原一家 白山へ登る!

秋の連休を利用して一家で白山へ登ることにした。
今回は子供達から友人も誘って、家族全員で登ろう・・・という趣旨である。
家族で登るにあたって気になるのは個人個人の体力である。
息子は大丈夫だろうが、課題はカミさんと娘。
最近はチョコチョコと低山歩きをしているとは言え3000m近い高度まで上がれるのか?
しかも私も前日まで、北アルプス鏡平〜双六岳2泊3日の登山をしたばかり。
体は結構根をあげている感が強いのだが。
不安要素を抱えつつ車2台に分乗して朝7時過ぎ、登山口のある白山市市ノ瀬に向う。
8時40分 市ノ瀬登山口に到着。
市ノ瀬の駐車場には昨今の登山ブームを反映してか?驚くほどの車が止まっている。
400円を支払って乗り合いバスで別当出合へ向う。
別当出合登山口にて
天気は快晴!登山日和だ。
9時30分歩き出す。今回は観光新道から室堂を目指す。
砂防新道に比べると観光新道は登山者が少なく、静かな山歩きを楽しむことができる。
しかし、昨日まで3日間北アルプスの山中を歩いていたため足が筋肉痛・・・ツライ。
観光新道の登り秋の空稜線に出ると風が心地よい
何とか殿ヶ池避難小屋まで登って昼飯にしようと思っていたのだが暑さと疲れで難しい・・・と判断。
12時まで歩くことにして、避難小屋の下の岩場で昼食にした。
正面に別山(2399m)を眺めながらのランチは快適だった。
ランチの場所は風通しがよかったやっと殿ヶ池避難小屋に到着
昼食をとって元気になったせいか?殿ヶ池避難小屋には13時到着。
またしてもここで一息入れる。
今回は石川県の某バトミントンクラブの一行と一緒になり、周囲はかなり賑やか。
小学生から中学生くらいの子供達が40人ほど登っているとのこと。
子供は元気で先に登っているのだが同行している親が、どうもなかなか登って来ずみんなイライラしているようだ。
殿ヶ池の避難小屋は標高2020m。
砂防新道との合流点にある黒ボコ岩までの標高差は300m、もうひとふんばりだ。
殿ヶ池の小屋をあとにする
殿ヶ池からはどんどん高度を稼ぐ。
この高度になると少しずつ秋の風情が感じられる。
ここで先行して室堂まで登って自分の荷物を置き、ヘルプに来てくれた息子に出会う。
昔は小さくて人の荷物を担いでまでして登ることなど考えられなかったことだが
いつの間にか、かなり頼れる存在となった。
黒ボコ岩付近から見る頂上
14時30分 黒ボコ岩に到着。
天候は少しずつ下り坂になっているようだが、今すぐ崩れる雰囲気ではなさそうだ。
室堂に向け最後の斜面、五葉坂をゆっくり登る。
登りの途中、時々弥陀ヶ原を振り返ると秋色が少しずつ増えて来ているのがわかる。
室堂へ続く最後の登り 五葉坂
15時15分 ようやく室堂到着。
後方別山ようやく室堂小屋の屋根が見える室堂センターの広場で休憩
明日の朝頂上を目指す予定だが、天気はあまり良くないようだ。
できれば今日のうちに登頂して、明日はここから下るだけ・・・にしたいのだが
今回のメンバーで今から頂上へ行こう・・・などと思う人はほとんどいないようだ。
諦めて室堂でのんびりすることとした。
この室堂では珍しいことに、山岳ガイドのA氏にお会いした。
何でも岐阜側から3人のお客さんを連れて上がってきたとのこと。
先月の御嶽山以来、この白山で再会できるとは思っても見なかった。
外のテーブルでBEERを飲んだが寒い!気温13℃。
とりあえず小屋の中に入って17時20分からの夕食に備える。
ここでちょっと驚いたのは食事の内容が良くなったこと。米もおいしい!
夕方の空食事の質は良くなったなかなかの味
夕食が終ってしまうともう楽しみは無い・・・と思っていたら子供達がUNOをやり出した。
まるで修学旅行のようだが、同年代の者同士楽しいようだ。
2段ベッドの上の段は我々7人で独占状態なので気楽なモノだ。
2段ベッドの上でUNO
消灯は20時、ここのところの山歩きの疲れで爆睡!
深夜目が覚めると雨の音がよく聞こえていた。

明けて9月20日(祝)
4時起床だが雨がよく降っていて屋根にたたきつけられるような音が聞こえる。
いったん外へ出て様子を見てくるが、頂上へ向う人はあまりいないようだ。
同じ部屋の人も一旦は置きだしたもののまた寝てしまった。
我々は5時出発を目処に再度横になるが、結局スタートしたのは5時40分
みんな(と言っても5人だけ、カミさんと息子は寝たまま)でカッパを着て頂上目指し歩き出す。
まだ暗いが・・・さあ!行くぞ・・・
雨足はそう強くはないが、白山を登るのが初めてという4人には何とかこの機会にピークを踏ませてやりたい。
今回を逃すと恐らく今年はもうチャンスは無いかもしれない。
雨の中ゆっくりと歩き出す。
雨の中を歩く高天ヶ原6時5分通過山頂奥宮到着6時20分
高天ヶ原を6時5分に通過。黙々と歩くしかないせいもあるが、なかなかいいペースだ。
山頂奥ノ宮には6時20分に到着。40分で登ったのだからまずまずの結果である。
頂上からの眺望は何もなかったが、久しぶりの山頂はやはりうれしい。
若いもんは元気だ?
頂上は風も雨も強くなってきたので早々に室堂まで降りて朝食にする。
雨に煙る室堂小屋
7時5分 室堂到着。
あたたかい朝食がうれしい。
ここでは福井でいつもお世話になっている西村さんに出会う。
何とこの西村さん白山登拝201回目!今回はその200回記念登山だそうである。
立派な横断幕をセンターの中で広げて見せていただいた。
今回の200回へ到達するまでにいろいろなドラマがあったことと思う・・・
おめでとう西村さん 次は目指せ300回!
私がいつもお世話になっている散髪屋さん 西村さん室堂の朝食これで7人全員
さて、準備を整えて室堂小屋を8時20分歩き出す。気温13℃。
雨とはいえ連れがいるとこれまた賑やかで楽しいものだ。
雨の室堂から歩き出すカラフルな雨具で花が咲いたように見える
黒ボコ岩を過ぎたあたりの斜面では多くの登山者が並んでいて
その雨具がカラフル。雨降りでも賑やかだ。
途中の南竜分岐では、同じ山岳会のS夫妻とも出会った。
昨日から南竜ヶ馬場でキャンプをしていたらしい・・・昨日は天気もよかったので楽しかっただろう。
話を聞くと、他にも何人か同じ山岳会の人達がいたらしい。
南竜分岐にて甚ノ助小屋は大賑わい工事中
甚ノ助小屋10時着。
この甚ノ助小屋とトイレ、今年建て替えらしく現場周辺はユンボや飯場小屋ができ大変な状況になっていた。
新しい小屋は現在の小屋のちょっと下にできるようで、完成が待ち遠しい。
作業にあたる人達も下から歩いて上がってこられるようで、タイヘンソ〜。
荷物をイッパイ持って上がってきて来られる方々とすれ違った。
この下山途中またしても知り合いに出会う・・・今回はよく人に会う日だ。
そして12時5分 ようやく別当出合の吊り橋に到着。
この頃には雨はもう小降りになり、かなり明るくなってきた。
一人足らないが・・・
かくして、ようやく家族揃っての白山登山は終った・・・
私は5日連続の登山でやや疲れ気味であったが、久しぶりの家族揃っての登山は思い出深いものとなった。
かつて、子供たちが小さかった頃は夏休みなどキャンプや山登りに
行ったものだったが、みんな成人してしまうとそういうのはパタリと無くなってしまう。
今回の登山は子供たちからの提案であり、これからは逆に連れて行ってもらう?
方になるのかもしれないが・・・

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