Nepal Langtang Trekking Day12
 
5/3 Bangkok→関西空港 終わりに
  

5/2 23時30分 Bangkok発のTG622便で関西空港には朝7時に降り立った。
福井へ帰る二人とは新大阪で別れ、新幹線で名古屋へ向かいマンションについたのは10時半。
日本に帰ってくるとすべてが早い・・・
旅する力
今回の旅は4/23から5/3までの11日間と言う短いものだったが、
帰国してこの旅を思いだすと夢のような時間を過ごして来た気がならない。
こんな素晴らしい旅をしてきたこと、そしてこんな旅に出られる環境にあることを大変ありがたいと思う。
この旅の間に読んだ沢木耕太郎氏の「旅する力 深夜特急ノート」にこんな文があった。
それはラジオの番組で沢木氏に寄せられたある女性リスナーからのメールである。
ここで引用させていただくと
《自分も若いうちはよく旅をした。
しばらく勤めては金を貯めて旅に出て、
金が無くなると日本に帰ってきてまた働いて金を貯めて旅に出る。
その繰り返しがいいと思っていたけれど、気がつくと30歳も遥かに越え何も残っていない。
まともな会社に勤めることなんか夢の夢になってしまった。
リスナーの皆さんも、うかうかと日を過ごしていると、ちゃんとした人生を送り損ねて
わたしのように後悔することになってしまいますよ、というのだ。
確かに、日本では一度メインストリームから外れてしまうと、
もうそこには戻れないというところがある。
ところがアメリカやヨーロッパはもう少し弾力性があるような気がするが
少なくとも日本では一度ドロップアウトした人が途中から官庁や大企業に入るのはとても難しい。
私は必ずしも官庁や大企業に入ることがすべてとは思わないが
一度コースを外れてもまた入り直すことができる可能性があるとないとでは決定的な違いがある。
だからそのリスナーの女性が言うことも確かに一理あると思う。
しかし「ちゃんとした人生」とは何だろう、ということはあるような気がする。
名の知れた会社に入り、きちんと結婚して、何人かの子供をもうける。
もちろん、そういう人生もすばらしいと思う。
しかし、旅などというのはそういう人生ををきちんと送ってから、
つまり定年退職でもしてからゆっくりすればいいという意見には、
ハイその通りですとはうなずけないところがある。

以上抜粋

自分も旅に出るには歳をとり過ぎたのかもしれない・・・と思う時がある。
しかし、定年退職してからではとてもこんな楽しい旅はできないだろう。
次はどこへ行こうか?
お金は?休暇は?未だ解決すべき問題は多いが来年までにはまだ時間がある。
ゆっくり作戦を練ろう・・・

参考までに今回の旅にかかった費用
トレッキング6泊7日+Kathmanduホテル宿泊+空港送迎までお願いして US$917
(Trekking中は食事すべてつき Kathmanduでは朝食のみ)
関空⇔Kathmandu 往復チケット128,400円
(その内訳としては 航空券109,000円 空港税2,090円 航空保険料1,840円 
燃油サーチャージ 12,820円  関空使用料 2,650円)
そのほかに支払う費用としてはBEER代(飲まなければ払う必要ナシ)やお土産代や
Kathmandu滞在中の夕食費用などトータル2万円もあればOKかと。

ネパールのバンダについてはネパールニーュズレターに以下のような記事が掲載されていた。

2010年5月7日
■ 終わらないストライキー混迷続く政治
 5月1日のメーデーに10万人以上を全国から動員しカトマンズで集会を開いた共産党マオイスト派は
引き続き2日よりマダブ・クマール・ネパール政権打倒を目指してストライキに入っている。
マオイスト派と連立政権のリーダーである共産党統一派コングレス党は連日話し合いを行っているが
6日現在進展は確認されていない。
 市内の商店街、銀行、交通は全く閉鎖されておりオープンしている会社の社員は連日歩いて通っており、
カトマンズ盆地全体が歩行者天国となっている。食糧も逼迫してきており特に野菜類の値上がりは激しい。
わずかに在外公館、UN,救急車、警察の警備車両が時折走っているが、
観光客は観光省が特別に手配したツーリスト・バスで所定の場所から空港を往復しており
観光業界への打撃は大きい。
 共産党マオイスト派の主張は簡単で、現内閣の解散と全政党合意政権であるが、
基本的にはマオイスト派主導の全政党合意政権であるため各党の同意を取り付けることは簡単ではないようである。
また、ストライキ中止の前提が全て同党の要求を受けいる条件となっているため政府がこれを受け入れることも難しいようである。
 一方、連立政権側は当初からの懸案であったマオイスト派の下部組織YCL(共産党青年団)の解散、
略奪した財産の返還、武装組織の取扱等パッケージにした包括案を前面にだして交渉しており、
これまた、マオイスト派には受け入れ難いと思われる。
 交渉は場所を変えて連日続鋳ているが、
当初の交渉事項が少しずつ変わってきており6日の会議で政権側は
   1.マオイスト武装組織を特別委員会の基におく。
   2.5月29日に任期の切れる制憲議会を6カ月延長する。
   3.YCLの解散
   4.新憲法原案の早急なる作成へのマオイスト派の協力。
等を5月24日までに決定し、その後全政党合意による政権作りの話し合いにはいる。
 マイオスト側は
   1.現政権の即時解散しその後全政党合意の政権をつくる。
の1点のみで論議している。
 情報によればマオイスト派はインド政府との話し合いのため5日幹部数名をニューデリーに派遣しており、
6日にはインド大使が両派の首脳に面談しているため、
ストライキの中止も考えられるが同時にカトマンズでは反ストライキ、
反マオイストの大規模集会も計画されており予断は許されない。
 日本の新聞社のネパール人通信員によれば、
結局2006年の国王退位の時と同じようにネパール人特有の”ウヤムヤ”のうちに決着するのではないかと。
いずれにしても、電気は無い、飲料水は無い、燃料は無い、など
国民のシビル・ミニマムに答えることが先であると思うが。

2010年5月14日
■  ストライキとその後
無期限ストライキ戦術は間違い−プラチャンダ
 結局予想された通り”ウヤムヤ”のうちに5日間にわたって続いたマオイスト派のストライキは終わった。
 ネパールの場合何事に限らず”ウヤムヤ”に終わるというのがほとんどの場合の解決方法であるから
慣習に従っているわけであるが、ストライキそのものでマオイスト側も
政府側から何の譲歩や回答を引き出す事が出来ずストライキ中止の決断に苦慮したようである。
 結局今回のマオイスト派のストライキは同派の大量動員が不発におわり、
政党、経済界、国民からは猛反発を食らい、
マダブ・クマール・ネパール首相側からは無視されまさに踏んだり蹴ったりの結末であった。
喜んだのは子供達で歩行者天国になった大通りはサッカー場やクリケット場になり、
大気汚染等環境の悪化嘆いている人々にとっては全く排気ガスの無い1週間となった。
 マオイスト派は各界の代表を集めた会見でこのたびの無期限ストライキ戦術の誤りを認め、
現政権の打倒が成るまで平和的な街頭闘争は続ける意向を示すとともに、
各党から標的になっているYCL(マオイスト派青年部)の解散に言及するとともに平和路線を維持することを力説した。
 5月28日の制憲議会の任期終了は残すところ2週間ほどになり、肝心の新しい憲法の行方はどうなるのか、
この議会は憲法策定の議会であったはずであるが。
各党派間では取引が続いているようであるが、こんどもまた”ウヤムヤ”になるのか。
■ UNMINの任期延長
 国連が派遣している UNMIN(国連が派遣している軍、武器等に関する監視団)は
5月15日に任期がきれるがネパール政府は9月15日までの延長を認めた。
■ FNCCIが最後通牒!
 FNCCI(Federation of Nepalese Chambers of Commerce and Industry 経済団体連合会)が
マオイスト派のストライキと政府、政党の対応に最後通牒を通告した。
 現政権発足以来これに対抗するマオイスト派の攻防
コングレス党を先頭とする各政党の対応の貧しさから経済界は疲弊しており
多くの工場等が閉鎖に追い込まれている。
FNCCIの記者会見によれば金曜日から48時間の期限を設けて政府、政党の政治的合意を求めており、
もし合意がならない場合には政党への寄付金の拒否、税金の不払い、街頭行動に発展すると警告した。
マオイストのポスター 右端がプラチャンダ
今回はたまたまこのストライキにあたってしまい空港まで歩いていく・・・というおまけがついた。
このストライキ「バンダ」でマオイストの指導者プラチャンダは失策だったことを認めているようだ。
何年か前よりはネパールの街はマオイストの影響は少なくなったようだが
早く平穏な昔のようなネパールが訪れるよう願いたい。


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