Nepal Langtang Trekking Day10
 
5/1 Kathmandu滞在
  

私以外の2人は朝5時半ホテルを出てヒマラヤを空から見るマウンテンフライトに行った。
(私はすでに何回も行っているのでキャンセル)
マウンテンフライトの料金はUS$180ということだったのでかなり高価になっている。
(参考までに2006年の時はUS$150)
8時半頃に2人はホテルに帰ってきたが「非常によかった!」そうで
その興奮ぶりが彼らの語り口から予想できる。
参考までに下記URLに過去2回のマウンテンフライトの記録があるのでどうぞ。
2006年マウンテンフライト
2005年マウンテンフライト
ホテルで朝食をとって一休みするが、今日は問題のMayDay!
朝からホテルの外を見ると車の動きはほとんどない。ストライキは決行されているようだ。
ということは今日は買い物や観光のための移動の足を確保するのは難しそうだ・・・
このストライキは「バンダ」と呼ばれ、マオイスト(毛沢東主義者)が国民に呼びかけ
国へ対して不満のあるものを集めてデモやストライキを大々的に実施する。
そしてその呼びかけに参加しないものは強制的に参加させたり、
動いている車に石を投げつけたり商店であれば強盗や略奪などの行為に至ることもある。
そのため「バンダ」になると、普通の商店はみんな被害を恐れて閉店・・・シャッターを閉じてしまう。

とりあえずひげそりと洗濯をすることとする。
ひげそりはホテルの向かいにちょうど美容室があるのでお願いしてみると快くOK。
美容室ネパール人のお姉さんがひげを剃ってくれる
一人いたネパール人(ライ族)のお姉さんがジョリジョリきれいにひげを剃ってくれる。
これはなかなか気持ちがいい!
350Rsはちょっと高いと思ったがまあいいか。

次は洗濯。一部はホテルのランドリーサービスにお願いして後は風呂場でゴシゴシ・・・
天気もいいので外に物干し場を作って並べてベッドで横になる。
そして読書。実は昨日タメルの古本屋で日本語の古本を買ってきた。
またしても横山秀夫で「影踏み」250Rsで、もう一回売りに出せば(返せば)125Rsで買うという。
何ともボロイ商売だ。恐らく本は減ることもなく商売は永遠に?続けられ得る・・・
時々ホテルの前の様子を伺って車が動いているか見てみるが一向にその気配はない。
それどころか赤いマオイストの旗を持ったデモ隊が道路を長い列をなして歩いている。
マオイストのデモ行進
こんな日に外を歩くのはあまり好ましくないが、一日中ホテルにこもっている訳にはいかない。
ネパールが初めての人がほとんど必ず行くという寺院巡りにいくこととする。
が、車はほとんど走っていないし歩いて行くしかない。
いくつかの寺を巡ることは無理としてもせめて有名な目玉寺スワヤンブナートだけは行きたい。
止まっているタクシーがいたので、スワヤンブナートまで行くか?聞いてみた。
行く!というのだが、料金が無茶苦茶高い!往復1500Rsというのである。
片道でも700Rs、これは無茶苦茶高い・・・通常なら100〜150Rs程度だ。
何とか少し安いタクシーを見つけたがそれも500Rs・・・
ただでさえタクシーは走っていないのに、たまにいてもストライキだ〜と吹っかけられる。
何台か交渉して300Rsで行く・・・というタクシーを見つけてスワヤンブナートに到着した。
長い階段を上がるスワヤンブナートは修復中仏がいたるところにいる
祈りをささげる人寺院内はモノ売りと仏が共存歩行者天国で子供たちも路上で遊んでいるジャガランタの紫の花が美しい
スワヤンブナートの山を下りて昼食を食べるため市内に向かおうと思いタクシーを探す。
いることはいるが、例によってみんなものすごく吹っかけてくる。
「今日はバンダだ!しょうがない・・・」みんな言うことは同じ。
バンダにひっかけてこのチャンスにガバッと儲けてやろう・・・という魂胆が見え見えだ。
どのタクシーも同じ答えを言ってくるので、こうなったら歩いて行こう。
地図を見ながらタメルを目指して歩き出す。
この時期のKathmanduは紫の花ジャガランタが美しい。
また、南国特有の赤い花やピンク・オレンジというように花が一杯咲いている。
さらに、いつも大渋滞している道路は車が全く走っていないため歩行者天国。
子供たちも路上でサッカーをしたりして遊んでいる。
13時45分 ようやくタメルの街に到着した。
1時間もかからなかった・・・Kathmanduの街はそう大きくない
タメルの街は人は多いが・・・シャッター街と化したタメル
しかしタメルには着いたもののいつもは賑わっているこの街もシャッター街!
日頃のタメルを知っている人にとっては信じられないような光景だ。
車はまったくと言っていいほど走っていないので歩くのは楽だが・・・
どこか昼食をとろうと店を探すのだがこれまた開いている店がない!
流行っているのは自転車で売っているファーストフード屋だ。
生果物のジュース屋こちら自転車移動中の焼きサモサ屋ポップコーン屋
街中を散々探し回ってようやく開いているレストランを見つけ、屋外の気持ちいいテーブルを選んでまずBEERを注文する。
暑い日中をかなり長い時間歩いたのでもう喉カラカラ!キ〜ンと冷えたBEERが実にうまい!
屋外で飲むBEERはうまい!
このレストラン雰囲気もよくBEERも冷えていてよかったのだが、オーダーしたチキンカレーはいまひとつだった。
タメルからホテルまで例によって歩いて帰ることとする。
帰る途中いつもお茶を買うTeaShopが開いていたのでマサラ茶を買うことにした。
そこへそれを見ていた日本人の年配の女性も入ってきた。
聞いたら我々と同じホテルに宿泊しているようで読売旅行です、と言っていた。
ツアーなのになぜ1人なのか?と聞くと
本来ならば市内観光の予定がぎっしり入っていたそうだが、バンダで身動きできずすべてキャンセル。
今日はもう自由行動になってしまった・・・とのことだった。
参考までにいくらのツアーなのか聞いてみたら
6日間で109,800円!とのこと。安い!
帰国してから読売旅行のHPを調べてみたら広島発着でツアーがあった。
1日目 広島→北京経由成都へ
2日目 成都→ラサ→Kathmandu 市内観光バクタプル・旧王宮など
3日目 市内観光ドゥリケル・パタンなど
4日目 市内観光お寺巡り・タメル散策など
5日目 Kathmandu→ラサ→北京
6日目 北京→大連経由広島着
移動に時間がかかっていて、中身はあまり無いようだが市内の有名な観光地は一応回っている。
すべてホテル食事つきなので結構安い!
昨年の中国ツアーもそうだったが、ツアーというのは料金の仕組みがよくわからないものである。

夕食は昨夜と同じロイヤル華ガーデンでとることとする。
ここだけはバンダの最中でもOPENしている。
今夜もおいしい日本料理を楽しめた。

ホテルに帰ってからはこれまで購入したお土産品の品評会。
2人ともいろいろ面白いものを購入している。
有名メーカーのウェアー、良くできているがすべて偽物?でも本物同様ホントよくできている。
私の今回のお土産品のベストはこれか?
一見何の変哲もない木の箱。外観はネパールで有名なミティラーアートである。
何かな?と思って上部のふたを開けると何と!中から黒いヘビが出てくる・・・という仕組み。
何の変哲もない箱蓋を開けると蛇がでてくる
表の絵もユニークだがこの構造が面白い。
ネパールらしくもありユニークさもあり、さらにもらった人も周囲の人に見せて楽しめる。
気になる値段は100Rsだった。
タメルのAMRITA CRAFT P.LTDで購入。
店はちょっと奥まった場所にあるが店内はいろいろ楽しい土産品多数。
それとちょっと気に入っているのがi-Phoneがすっぽり収まるケース。
まさにi-Phoneのためのようなケースピッタリ!
昼間回ったお寺スワヤンブナートの土産物屋で見つけて買った。
最初は200Rsと言っていたが、10分ほどの交渉後150Rsで購入。
まさしくi-Phone純正・・・と言っても過言では無い感じのケースである。
肩から吊るすことができるように紐がついているがこれは早めに交換しておいた方が良さそう。

ところで明日空港まで行く乗り物は確保できるのか?
夕方CosmoTrekへ立ち寄って情報収集すると、明日は今日以上に激しいバンダになるかもしれない、とのこと。
一応朝9時にツーリスト送迎用の専用バスが運行されると思うので
それまでに出発できるよう用意しておいてください・・・ということだったのだが。

夜部屋のテレビでCNNを見ていたら世界のメイデーの様子を映し出していた。
トルコやギリシヤ、世界各地のメイデーを伝えるそのニュースの中で
ネパールの今日の様子を放送している時間が一番長く5分近く伝えていたのはちょっと意外だった。


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