2010年7月3日(土)
雨の御在所岳(1212m)をNewGPSで登る

梅雨時の登山はどうなのか?
天気予報とにらめっこして、土曜日お昼くらいまでなら何とか大丈夫か?
と思って選んだのが鈴鹿の雨乞山(1238m)。
梅雨時に雨乞山とは何事か?と思われる方もおられるかもしれない。
しかし、名前のユニークさと鈴鹿で2番目の高峰・・・ということもあり前から登ってみたいと思っていた。
7月3日は朝6時20分に名古屋を出発、名古屋高速から東名阪道四日市ICを目指す。
ところが四日市ICを降りたところで「鈴鹿スカイライン通行止め」の看板発見!
雨乞山は鈴鹿スカイラインを通り、頂上の武平峠を滋賀県側に出たところが登り口だ。
通行止めの箇所が三重県側なのか、それとも滋賀県側なのか?とにかく行ってみよう。
(しまったNetで道路の情報を収集しておくべきだった・・・と思っても後の祭り)
結果的には三重県側武平峠の手前で道路崩壊!通行止め。
すでに通行止めのゲート前には30台くらいの車が止まっていた。
そしてそれらの車から出てきた人達みんな山へ登る格好をして準備しているではないか。
鈴鹿スカイライン通行止めの駐車場
横の車の人に聞いてみたら
「御在所岳へ行きますのや〜このちょっと先、右へ行くと登山道があるんや」とのこと。
ホ〜ここからあのクライミングで有名な御在所岳へ登れるとは・・・
何でも2時間くらいで登れるらしい・・・おまけに頂上付近は売店や建物もいっぱいある。
もともと御在所岳はロープウェイで登れる山でもあり、今まで歩いて登る山・・・という印象は少なかった。
それが思わぬところで登るチャンス(というとおかしいが)がやってきた。
幸い雨はたいしたことはない。
地図は持っていないが、道もちゃんとして標識もあるようだし新しいGPSもある。
ここはひとつこのGPSの力も借りて遊んでみるか・・・と思いスタートした。
7時40分 駐車場から歩き出す。
鈴鹿スカイラインの脇から登山道へ入るおばれ岩花崗岩の登山道
さすがクライミングのメッカ御在所岳である。
山自体が花崗岩のかたまりみたいなもので至る所変わった形の岩が出現してくる。
8時15分 もうすでに降りてくる人とすれ違う。
今日の天気を先読みしてそうとう早くに登りはじめたのだろう・・・
最初はあまり気にならなかった雨だが、徐々に強くなってきた。
カッパの上下を着て歩いたのはかなり久しぶりだ。
湿度が高く汗と雨とでもう体はグッショリ、なかなか足が上がらなくなってきた。
こんなつらい登山も久しぶりで、休みながらゆっくり登ることにする。
こちら地蔵岩六合目にあるキレット
8時20分 地蔵岩に到着。
地蔵岩から10分ほど歩くと6合目のキレットに出る。
北アルプスのキレットほどではないが晴れていれば高度感もあって楽しいだろう。
鎖も張ってあって心配するほどのことはないが、女性は少しビビルかも?
6合目から上部はもう急登をひたすら登る・・・
花崗岩の登山道は雨に濡れてもそれほど滑らない、と思っていたがザラザラの砂が時々ズルッと来る。
一人早い人に抜かれたガスで何も見えない8合目山上公園はすぐ
9時 8合目到着 しかしガスで景色らしきものは何も見えない。
しばらく歩いていくと9時20分いきなり広い遊歩道に出た。
ここまで来ればもうロープウェイ駅のある山上駅公園はすぐだ。
真っ白いガスで曇る中を道沿いに進むと公園には5分ほどで到着。
なぜか?多くの登山者はここから帰ってしまうみたいだ。
本当の頂上はここからまだ少し先にあるので、休憩後先に進むがガスで本当に道がわからない。
GPSの指し示す頂上三角点を目指して芝生の上を直登していったら、9時55分山頂の公園に突然出た。
山頂の案内Mapを見たらきちんとした道は別にあるようだが
GPSの指し示す道を直登してきたらポコッと山頂に出た感じだった。
やはり山頂も真っ白で、何も見えない・・・
先行していた2人組が東屋で食事していたので挨拶して混ぜてもらい早い昼食にした。
山上公園への遊歩道いちおう山頂の三角点にて
しかしこれほど天気の悪い登山も久しぶりだ。
我ながら苦笑してしまう。
早々に食事を終え、10時15分下山開始。
さすがにこんな日はロープウェイからのお客さんもいないようで
山頂の公園もひっそりしていた。

ところで今回注目は新しいハンディーGPS!
山で使うGPSといえば今はGarmin社のものが市場のほとんどを占めている。
かつて使用したことのあるMap60CSも良かったのだが、
新しいGPSは衛星の受信感度が格段に向上しているようだ。
この中道ルート上は上部が広葉樹の葉で覆われているところが多い。
かつてのMap60CSだと、GPSの受信が途切れ途切れになることが多かったが
この新しいOregon550ではすべてを完璧に受信し、きれいにトラックが残っていた。
登山道の様子はこんな感じこれだけのGPS衛星が受信されている
上左の写真が登山道の状況、上は木で覆いかぶさり道は暗い。
そこで撮ったGPSの衛星受信状況が右の写真である。(暗くてシャッター速度が遅く手振れ失礼)
そしてそのトラックデータを元にカシミールで描いたトレースが下である。
御在所岳Map
またさらにそれを3Dで表したトレースが下記になる。
3DMap
3Dにして地図を眺めてみると実に登山道の様子がよくわかる。
今更ながら感心するが文明の利器・・・というのは素晴らしいものである。

雨は徐々に強く降りだしてきた。
6合目付近で登ってくる男女の4人組に出会った。
若い20代?と思われる2人の女性はこの雨にも関わらず結構登山を楽しんでいるようで
ニコニコしながら「カメラのシャッターを押してくれますか?」と。
「この雨の中よく登ってきましたね〜」と言うと
「下りはロープウェイで降りますから!」なるほど!その手があったか・・・

11時45分 駐車場に到着。
この頃には本格的に土砂降りになってきた。
さあ、湯ノ山温泉にゆっくりつかって帰ろう・・・


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