2010年12月5日(日)
青空と白い雪が眩しい 滋賀県金糞岳(1317m)

ガイドブックによれば金糞岳は伊吹山(1377m)に次いで滋賀県第二の高峰である。
伊吹山は今年登ったので今回は2番目に高い山へ、晴れの予報が出ている週末に登ることにした。
この金糞岳、地図によるといくつか登山口がある。
滋賀県でもかなり奥深いところに位置し、かつては登るのにかなり時間がかかったようだが
今では鳥越林道が開通し日帰りでも楽に登れるようになった。
左 白倉岳 右が金糞岳
名古屋を6時40分に出発。
空は明るく予想していた通り快晴の兆しだ。
名神から北陸自動車道に入り休日1000円で木之本ICで降り、福井からやってくる同じ職場のI夫妻と8時に合流。
車2台を連ねて浅井町の高山キャンプ場を目指す。
このキャンプ場から鳥越林道に入るが、800m付近からちらほら白いものが見られる。
そして結構たくさんの人が、超望遠レンズのついた高級一眼レフカメラを持ってうろうろしている。
どうも、珍しい鳥がいるようでみんなでっかい三脚にカメラを据えて空を睨んでいる。
そのバードウオッチング軍団を尻目にどんどん上を目指す。
すでに道路は雪で真っ白、スタッドレスタイヤに交換しておいてよかった。
標高1000m近い連状登山口に9時到着。
いやはやこの高度まで車で登ってこれるというのは便利な時代になったものである。
林道脇に車を止めて歩き出す雪の一本道所々に案内板が
9時10分 駐車場から歩き出す。
先に一人歩いているようだ。雪の上に足跡がずっと続いている。
雪は深いところでくるぶしくらいだが、こんな雪があるとは思っていなかったので雪の装備はまったくしていない。
私の登山靴は夏でも革のものを使用しているので、これくらいの雪は大丈夫だが
さすがにちょっと深いとロングスパッツが無いと靴の中に雪が入ってくる。
福井から来たI夫妻も夏山用のトレッキングシューズなので、少し歩くともう靴の中が冷たくなってきたようだ。
ところで、我々が登ろうとしている中津尾根は、金糞岳への最短ルートである。
夏の間ならばかなりの登山者がいるのだろうか?至る所に案内の看板が見うけられる。
途中のピーク「小朝の頭」に9時45分到着。
標高は1080mと書いてあるが、実際の高度はもう少しあるような気がする・・・
ここまで来るとようやく金糞岳のピークが見えてくる。
小朝の頭で休憩ようやく見えた山頂
このピークで一息入れることとしたが、いいペースで上がって来ている。
なかなか良さそうな山だが先行の登山者が一人いるだけであとは我々だけのようだ。
いったん下って次のピークである大朝頭を越え、鳥越林道からの登山道と合流。
ここからもうひとつの足跡が増えてきた。
この山の中には我ら3人の他にもう2人いることになった。
こんないい日に金糞岳にはたった5人だけか・・・
青空と白い雪が気持ちいい
この時期の山は木々の葉っぱが全部落ちて素っ裸である。
木の間から青い空がよく見えて、雪の白色と絶妙なコントラストを醸し出している。
空が青い葉の落ちた森歩きも楽しい雪の量はあまり変わらず
10時35分 だいぶ登ったところで、降りてくる単独行の登山者とすれ違う。
今頃下山ということは相当早くにスタートしたのだろう。
早い時間には頂上から白山も見えていた・・・という話だった。
この頃になると背後の伊吹山が大きく見えてくる。
後ろに薄くダラ〜と見えているのが伊吹山山頂には頂上を示す石柱があるだけちょっと広い山頂
11時山頂到着。
金糞岳の山頂は少し広くなっていて三角点はないが、高さ1mほどの山頂を示す石柱がある。
誰もいない山頂は静かそのもの。積雪は10cmくらいか。
ここから見通しのいい日は白山はじめ北アルプスまで眺めらる・・・と言うが,この日はもやがかかっていた。
さてまだ時間が早い。
ここから尾根続きにつながっている隣の白倉岳(1271m)まで足をのばすことにした。
この頂上から先へは誰も歩いていないようだ。
さらに白倉岳の頂上までまっすぐにのびた白い道がずっと見えている。
白倉岳を目指す琵琶湖が光って見える 竹生島も見えた岩場もあり
琵琶湖を眺めながら一旦鞍部に下ってまた登り直し、ちょっと岩場もあったが難なく越えることができた。
この鞍部から深谷を下っていくルートも昔はあったようだが、今回は何もその痕跡を見つけられなかった。
かつてはそのルートを下り途中で遭難しかかった話もあるようだが・・・
白倉岳の頂上は思っていたより遠かった。
頂上と思っていたピークからまださらにだらだらと稜線が続き、到着したのは11時40分
この山頂には三角点がある。
雪の中から石柱の上部だけが顔を出していた。
登って来た方向 向こうは金糞岳白倉岳三角点白倉岳頂上で昼食
白倉岳の山頂は風も無くポカポカと射してくる日差しが暖かい。
気温は8℃だがジャケットを着なくてもいいくらいだ。ここで昼食とした。
雪の上に3人で店を広げる。
高速のサービスエリアで買ってきた「柿の葉寿司」を広げ、おでんを鍋にあけて温める。
そして前の日お土産にもらった愛知県日間賀島名物の「干ダコ」をちぎっておでんに加える。
するとあの乾いてペッちゃんこだったタコの足が、見る見るうちに膨らんで元の形に戻ってくるではないか!
これは凄い!おでんの具が一品増えてくれた。
こんなことは当たり前のことなのかもしれないが、山の上で見つけたささやかなことがうれしいものである。
名古屋八丁味噌のおでんと干ダコタコが元に戻った
I夫妻の持ってきてくれた焼肉と最後はおしるこで満腹。
重い腰を上げて13時5分もと来た道へと歩き出した。
再び金糞岳の頂上へは13時45分にたどり着き、そのまま下山。
登るときはまだ雪は解けていなかったが、下山時にはもう融けだしビシャビシャになっている。
駐車場には15時5分到着。
下る途中には今度雪が降ったら登ろうと話をしていた伊吹山がよく見えていた。
右のだらだらとした山が伊吹山
下山時にはもう誰ともすれ違うこともなく、今日の金糞岳には我々とあと2人の登山者しかいなかったようだ。
初冬とは言え静かで暖かい小春日和の一日を堪能させていただいた。
楽しい仲間と自然に感謝!!
GPSMapDATA
今回歩いたGPS-MapDATA

ところでこの山の名前はひじょうに気になる・・・
ちょっと調べてみたが名前の由来はよくわからなかった。

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