2010年8月19〜21日
快晴3日連続の御嶽山を巡る

これまで何回も通って準備を進めてきた職場の山岳研修を実施する日がやってきた。
職場の山岳研修・・・と言われるとあまりピンと来ない、と思うが
山岳取材での安全や中継技術を身につけ、さらにいろいろな人とのヒューマンネットワークも築く・・・
という目的の職場研修である。
御嶽経の信者さん
8月19日(木)
5時40分に名古屋を出発し通いなれた道?を下呂市濁河温泉へと向う。
今回は職場の仲間トータル15名+山岳ガイド2名の17名での登山である。
麓に着いてから全員でミーティングを行い歩き始めたのは10時55分
今回も背中の重量は相当に重い。
自分だけではなくみんな一様に重いので登る速度はかなりゆっくりである。
(私以外はほとんどが20歳代が多いのであるが・・・)
神社前で朝のミーティング皆荷物は軽くない
天気は快晴で暑い・・・
と思っていたら2500mを過ぎるあたりからポツポツと雨が降り雷が鳴っている。
でもこの雷、自分達の歩いている下や真横から聞こえてくるのである。
パラパラと降った雨はそのうちすぐに止んで太陽が顔を覗かせて来た。
雨がポツポツ降ってきた樹林帯を越えて小屋は近い五の池小屋到着
五の池小屋到着16時10分。トータル5時間15分かかって登ったことになる。
荷物の重さと人数が多いのが時間のかかった要因だが、この日は担いできた荷物を開梱して終了。
飛騨頂上
明日もいい天気が期待できそう・・・

8月20日(金)
山の朝は早い・・・5時に起床し日の出を見に飛騨頂上へ行く。(と言っても3分で到着)
雲海の向こうにオレンジ色の太陽が昇って来た。
5時12分撮影
日の出と言うのは本当に神々しいものだと思う。思わず手を合わせる。
日の出を見るありがたい気分になる
朝食後は二の池経由で剣ヶ峰頂上を目指し、ぐるりと一周お鉢巡りに出発する。
五の池小屋を出発光り輝く三の池急な岩場を登るこれを越えればサイの河原
眼下に見える三ノ池は一番大きい池でこの池の水は御神水である。
この池の水をポリタンクに入れて剣ヶ峰まで運んでいる人もいた。
後ろを振り返ると三の池
サイの河原を進む
8時サイの河原に到着。このサイの河原をまっすぐに行けば次の二ノ池へと続く。
二の池へと向う坂を上る二の池
8時20分 二ノ池に到着。
コバルトブルーの池は神秘的でもありとても不思議な印象を受ける池だ。
そして二ノ池小屋には何と!お風呂もあるそうだが・・・
二ノ池小屋と二ノ池
ここまで来れば山頂はもうすぐ。
だんだんと周囲も賑やかになってきて、頂上小屋は目の前。
9時15分 急な階段を一気に上がるとそこは頂上の神社。
小屋の脇から頂上へ抜ける山頂への参道山頂全員集合
頂上で全員で記念写真を撮って、今度は来た方向とは反対側のルートを通って下山する。
さっき登るときに後ろに見てきた二ノ池を今度は斜め前方向に見ながら進む。
後ろはニノ池
山頂から降りて再びニノ池→サイの河原と巡り、今度は摩利支天乗越しへと向かう。
ここから摩利支天山頂方向へ少し向ったところで今度はザイルを使用したトレーニングである。
摩利支天乗越しへと向う安全のためのハーネスをつけ準備懸垂下降
ここまでミッチリと訓練を行いすでに時間は13時
五ノ池小屋に戻り午後は生中継のためのセッティングと慌しい。
小屋の中の一室をお借りして放送のための機材を組み上げる。
このときが一番緊張する瞬間だ。何かひとつ忘れ物があっても放送は出ない。
五ノ池小屋へ向う
たいした機材トラブルも無かったがリハーサルを何度も繰り返し、暗くなる頃ようやく準備終了。
仮設中継車の設備を組む現場打ち合わせ夜の食事後も打ち合わせ
夜は21時半に消灯。明日の天気は恐らく快晴・・・
ところで前回「悪魔の手先ではないか?」とも思われるほどの凄いイビキをかいていたI氏は
別室で隔離状態・・・山小屋宿泊者全員の安眠はこれで約束されたも同然!

8月21日(土)
5時起床。まず気になる天気・・・快晴だ!
御嶽教の信者さん
しばらく日の出を見ていたら今日は富士山までスカッと見える。
気温7℃。下界では考えられない温度である。薄い羽毛服を着ていてちょうどいいくらいだ。
準備を着々と済ませリハーサルも何回か行い7時11分と7時37分のOnAirを無事済ませる。
入念な調整を繰り返す放送直前リハーサルを繰り返す朝日が当たると暖かい
朝食後に撤収、担ぎ上げてきた300Kgを越える機材を再びパッキングする。
が、前回下見に先行して担ぎ上げた機材もあり下りは+50Kg!
登りよりも重い機材を降ろさなければならなかった・・・
救いは若いスタッフが多いこと。
職場に入って1〜2年目というスタッフが5人もいたことで、かなり助かる。
みんな笑顔
最後は小屋のスタッフの方々や山小屋建築工事の業者さんもみんな一緒に
記念写真に収まり下山した。
みんなでひとつの仕事を力を合わせてやり終えた充実感は実に気持ちのいいものだった。
10時下山開始 麓の濁河温泉には13時15分到着。
今回歩いたGPS−DATA

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