2009年11月16日(月)
キタカゼニムカイテバイクワハシル
〜名古屋→福井BikeTour200Km〜


4時40分起床。
当然のことながら外はまだ真っ暗である。
自転車で長い距離を走る場合に一番気になるのは天気。
この時期太平洋側の名古屋は天気はいいが、日本海側の福井方面は天気が悪いことの方が多い。
まずテレビをつけて天気予報の確認、そしてNetの天気を見る。
岐阜から滋賀そして福井まで3mm程度の雨雲がかかっているようだ。
テレビでデータ放送の雨雲を見ると所々雨が降っている気もするが
気圧配置とテレビでみた各地の天気カメラの映像から”たぶんOK”と判断してBikeの用意をする。
福井までは180Km!9時間以上はかかるはずだ。
途中で天候が悪化して走り続けることができないことや、体力不足により途中リタイアした場合のために
カッパ+輪行バッグもザックに収めて準備する。

5時35分 名古屋のマンションをスタートする。
寒いし真っ暗である。8月に福井へ向け走った時より日の出は1時間以上遅い。(8月走行時には4時スタート)
スタートが遅い・・・ということは当然福井への到着時間も遅くなる。
一日の日照時間が短いこの時期,遅くなるということはリスクが大きい。
ライトを点けて未だ車通りの少ない名古屋市内の道を走る。
8月と違い、すでに信号機は通常の動きをしているためどうしても交差点では止まらざるを得ない。
6時15分 名鉄の藤浪駅を通過。
いつも朝連習で走っていた道なので馴染みのあるポイントである。
8月に走ったときはここまで43分で走っている・・・ということはここまでは妥当な速さか?
そしてこの先転倒した木曽川の土手道があるが、今回は土手道は避けて県道8号から東海橋を目指す。
街中を抜けると北風を強く感じるようになってきた。
出発前の天気予報では西高東低の冬型だったので、向かい風は覚悟の上だ。
6時35分 東海大橋到着。コースタイムはほぼ前回と同じようだ。すでに日の出を過ぎた。気温10度。
東海大橋到着北方向は暗い雲
橋の上から目指す北方向を見ると鉛色の雲が・・・
この時期、JRに乗って北陸を目指し米原あたりから北方向を見ると鉛色のドヨンとした雲がいつも目につく。
電車や車の中から見るのならまだいいが、何も屋根の無いBikeでは本当に心もとない・・・
天気の保障は何も無い。朝見たテレビの予報と自分の判断を信じて走るしかない。
東海大橋を渡ってからは岐阜県海津市を抜け養老町へ入る。
ここからは関ヶ原へと向かう道路がまっすぐ北へ伸びているが標高差で100〜150mくらいのアップダウンがある。
そこを平日ということもあって多くのトラックや車が私のBikeの横を走り抜けていく。
ちょうど出勤時間とも重なったのが良くないようだ。
まっすぐ北へと伸びる県道56号養老町の県道56号土手
狭い川の土手上に作られた道はそんなに広くも無く、隣を大きなトラックが走り抜けていくとちょっと怖い。
このあたりは休日と平日の交通量の差が大きく出ている。
7時55分 養老町のコンビ二で休憩。ここまで走行距離51Km。
店の中に入るとフワッと暖かく気持ちがいい。外との温度差が大きいことがわかる。
8時40分 R21を前回同様ひた走り滋賀県米原市に入る。
北風はますます強くなり、指の先は冷たく汗もあまり出ない。そしてペダルは重い。
予想はしているものの坂道よりも向かい風はつらい。
平均速度は20Km以下 坂道と向かい風が重なると一桁の速度しか出ないところもある。
東海道本線を渡る
ここまでR21を走ってきたが、前回と同じルートをとり米原市柏原からR365に入るため
東海道本線を越えて北へ向かう。
9時45分 コンビ二で休憩。
北風が強く全くペースが上がらず疲労ばかりが溜まってくる。
このままでは福井への峠越えは難しい気がしてきた・・・
そこでユンケルを購入してドーピング?することにした。しかし飲むのは峠の手前にしようと思う。
峠に着く前にエネルギーを使ってはもったいない。
強力な助っ人?ユンケル木ノ本町ののどかな風景木ノ本地蔵尊
しばらくは平地の走行なので何とか風を我慢しながら木ノ本町にはいる。
いつもの木ノ本地蔵尊には10時25分到着。(それでも夏の走行タイムより20分ほど遅いだけだった)
ここまで走行距離93Km。
ここからはじわじわと峠に向かって登っていく道が始まる。峠へ向かってまっすぐに伸びた道だ。
R365沿い椿坂の集落に11時30分に到着。ここで休憩。
峠の登りに備え、ここでコンビニで買ったユンケルをグビッと飲む。
ここまででもうかなりバテバテ状態・・・
北へと向かうR365休んだところの神社椿坂峠の登り つらい
まず一つ目の椿坂峠(標高500m)を登るが、あまりに急な登りで所々Bikeを押して上がる。
九十九折れのルートはきつい。中河内行きの定期バスが大きなエンジン音をあげて追い抜いて行った。
この峠を越せば次の栃の木峠(標高539m)までは近い。
栃の木峠(福井・滋賀との県境)12時45分着。
ここまで名古屋から117Km 7時間10分かかっている。
8月に来たときは5時間20分でここまで来ているので2時間近く!も遅れていることになる。
栃の木峠
この峠で4人組の面白い人達に出会った。
麓のJR余呉駅から歩いてここまで来たとのこと、そして今庄駅まで歩くらしい。
昔からの北国街道を歩いて調査しているグループのようで距離計を持って歩いている。
峠でその人達に写真を撮ってもらって休憩するが、4人組はすぐにスタスタと歩いて行ってしまった。
こちらは15分休憩してスタート。
ここからの下りはいつものことながら快感!以外の何者でもない。
4人組踏査隊麓の今庄町
麓の今庄(現南越前町)13時20分着。
今庄からは日野川沿いのサイクリングロードを進む。
なぜか福井県側に入ったら北風は弱くなった。
そしてユンケルの効果はここから出てきたのか?スピードに乗って走る。
平均時速30Km/hくらいで前半の遅れを取り戻すように軽快に進んでいく。
日野川沿いのサイクリングロードは土手の下を走るところが多いので風の影響も少なくGood。
越前市のサイクリングロード上で福井市松本通り日暮れは近い・・・
15時20分 福井市の足羽川にかかる橋を渡る。
福井市松本通りの交差点でトリップメーターはちょうど170Kmを指した。
今回は名古屋→福井180Kmを完走することが目的であるが、それ以上に夏以来考えていた
200Kmを越えた距離を走る・・・という大きな目標がある。
このまままっすぐ家に帰ってしまったのでは前回と全く同じで進歩がない。
ということで、九頭竜川沿いのサイクリングロードをもう一分張り20Km余計に走ることにした。
しかし、180Km走ってさらに20Km・・・というのは意外と厳しいものだった。
サイクリングロードの走行はアップダウンは無いものの、風向きが良くない。
勝山方向に走るのだが風は向かい風。
行きはつらいが帰りは追い風・・・と思って少しずつ距離を伸ばしていく。
永平寺町まで行って折り返し、もうこの頃にはいい按配に日が暮れてきた。
16時20分 永平寺の鳴鹿堰堤で折り返し、来た道を引き返して自宅に向かう。
自宅周辺に来てもまだ、トリップメーターは200Kmにちょっとだけ足らないため
さらに周辺を一回りして17時10分自宅に帰りついた。
トータル走行距離は200.34Km
トータル走行距離は200.34Km
  平均時速20.7Km/h  走行時間9時間40分
180Kmだけだったら16時前には自宅に帰りついたと思うが、さすがにプラス20Kmはキツイ。
冬に向かうこの時期、北風を敵に回すのはなかなか大変だということを身をもって知った。
しかし、これだけつらい走行を乗り越えられたのだから夏であれば250Km走行は可能!?
新たな可能性を見出すこともできた。
九頭竜川サイクリングロードにて

こんなちっぽけな乗り物で1日に200Kmも走ることができるのだから素晴らしいと思う。
後には爽快感と心地良い疲労感が残った。
次回は何km走れるのか?また挑戦してみたい。

前回の走行は下記URLから。
2009年8月22日 孤独なサイクリストは北を目指す 名古屋→福井BikeTour180km


山とOutDoorのページに戻る
Homeに戻る