2009年5月1日(金)
Bike+山SKIで楽しむ白山(2702m)

例年この時期になると白山の雪の状況が気になる。
去年は登ることができなかったが、今年こそ・・・と、ずっと考えていたのである。
しかし毎年のことながら、登山口のある別当出合までの6Kmの林道歩きを思うとぞっとする。
前回2007年に登った白山のページを参照あれ。
白峰から望む白山 中央大汝峰 右御前峰
今回は6Kmの林道対策としてMTBを持ち込むことにした。
車の屋根にはMTBとSKIが乗るという奇妙な光景だが、この時期白山を目指す人であれば目的を理解頂けるだろう。
6時10分 市ノ瀬を自転車スタート。
しかし、背中の荷物が重い!山SKIにSKI兼用ブーツをつけて担いでいるためつらい。
あまりのつらさで、さすがのMTBでも急坂を上がりきれず降りて手で押す場面も・・・
それでも歩いている先行登山者を数人抜き去っているので少しは早いようだ。
駐車場着早朝の自転車行別当出合には雪はほとんどなかった
7時10分 別当出合休憩舎に到着。
2007年に比べて10分早い!しかし疲労も大。
雪は隅の方に少し残っているだけでほとんど無い。やはり今年の暖冬の影響か?
ちょっと休憩して7時30分吊り橋を渡って歩き出す。
登山者はそう多くないようだが、前に後ろに数人連なって登っていく。
別当出合から少し上がったところ 中飯場
8時5分 中飯場到着。
ここまで来ると雪の量は多くなってくるが、所々雪が切れていてここより下はSKIは難しそうだった。
高度が上がってくると後ろの加越国境の山々がよく見えてくる。
大長山(1671m)の頂上付近には、まだそこそこの雪が着いている。
別当覗きあたり
このあたりから甚ノ助避難小屋あたりまでは雪の大斜面の厳しい登りが続く。
9時40分 甚ノ助避難小屋にようやく到着。
小屋の屋根は結構雪面から出ていたので、やはり雪の量は少ないようだ。
ちょっと雪少なすぎない?ここから上部の登りがまたつらい・・・隣のトイレの屋根も雪上に出ている
いつものこの時期ならば、雪の上にちょこっとしか出ていない屋根の上を取り合うようにして
休憩するのだが、今回はとなりにあるトイレの屋根まで雪の上に顔を出している。
2007年の画像と比べるとその差は歴然!2m近く少ないようだ。
甚ノ助小屋では25分間も休んでしまった。
10時5分 再び歩き出す。
右を見ると別山(2399m)の雄姿、今度は上を見上げると上部まで気の遠くなるような大斜面が続く。
別山 トレースも見えた
2007年はSKIの裏にシールを貼り付け履いて登っていたが、今年は担いでいるためかつらい・・・
登りのペースは徐々に落ちてきて何回も何回も休みながら斜面を登り
11時15分やっとエコーラインと合流する尾根に出た。
遥か上を7人組がトラバースしていく後方加越国境 大雪面の急斜面を登る
ここでやっと雄大な白山の全貌を見ることができる。
やっと見えた白山!
日差しも強く荷物も重くひぃひぃ言いながら、五葉坂を登りきり12時5分室堂(2450m)に到着。
いやぁ〜厳しかった・・・
ここ室堂は思っていたより積雪は多い。数日前に降った新雪の影響か?
小屋では除雪作業の真っ最中だった。
室堂水場は雪の下トイレへの入り口
ここで昼食にした。そんなに登山者は多くないが、みんな気にいった場所で休んでいるようだ。
室堂は全体に雪が積もっているとそんなに雪の深さは感じないが
水を汲みに水場へ行ったら雪の深さを思い知ることになった。
水場までは雪の階段を降りていかなければならないがその深さ5m?くらい。
当然と言えば当然であるが、神社の鳥居の状況からも推測できる。
神社の鳥居は何とかくぐれるが・・・頂上へ向かう途中から見た室堂方向
昼食を済ませ13時5分に頂上へ向かって歩き出す。
意外と頂上まで登る人は多くないようだ。室堂まで来ればOKという人は少なくない。
室堂で昼食をとってここから引き返す・・・という人を何人か見かけた。
登る途中で頂上から滑り降りてくるボーダーに一人出会ったが、雪質が悪そうで滑りにくそうだった。
でも楽しいだろ〜な。
13時50分 山頂到着。
かなりつらく感じ時間もかかるだろう・・・と思っていたが標準タイムとそう大差なかった。
頂上はやはり雪の量は少ない山頂にて頂上からの大汝峰(2684m)と剣ヶ峰(2677m)
頂上に登って来た人が一人だけいたので、お互いに山頂で写真を撮り合う。
その人は南竜でテント泊しようと思っていたらしいが、あまりに疲れたので室堂小屋泊まりにするそうだ。
確かにこの登りはつらい・・・
「小屋に泊まるんですか?」と聞かれたので「いや今日は日帰りでこれから降ります」
というと驚いていた。
でも下りはSKIを使えばちょっとは早いはず。
この素晴らしい眺望を見られるのは今シーズン最後?
時間も押してくるので頂上にあまり長居はできない。
下りのルートは山頂直下の雪渓を降りてもいいが、途中切れていそうだ。
ここはちょっと下って水屋尻雪渓を下ることにし、尾根を伝って千蛇ヶ池の方へ向かう。
山頂付近雪は少ない
下る準備のしやすい場所を見つけてSKIを履く。
ドキドキする瞬間だ!
14時20分 滑降開始 最初は恐る恐るターンをするが慣れてくると楽しい!
誰も滑った跡の無い斜面を滑降するというのは何と素晴らしいことか。
途中であまりに膝が疲れてくるので休憩しながら下るが、あっという間に弥陀ヶ原まで来てしまった。
後ろを振り返ると自分のシュプールが残っている。
あとで振り返って自分のシュプールを確かめる最後に降り返って見る山頂方向
弥陀ヶ原の末端まで山頂から10分!
一部雪質の悪いところもあるが、そんなことはもう問題ではない。
登るときにはあえぎあえぎ何時間もかかったのが本当にあっという間で下ってこれる。
つらい思いをして担いで上がってきたSKIがここでようやく活躍の場を得ることとなったのである。
甚ノ助小屋の上にある大斜面は楽しかった。
自由にどこを滑ってもいいし、自分ひとりのためのゲレンデみたいなものだ。
甚ノ助避難小屋 14時40分着。
小屋から下になってくると徐々に雪は少なくなり中飯場でSKIを脱いで再び担いで下山。
登りに担いでいるときは重いSKI板が恨めしかったが、もうそんなことは無い。
ただ感謝あるのみ・・・
15時45分 別当出合着。
ここからもうひとつの楽しみあり!今度はBikeでのダウンヒルが楽しめる!
ザックにSKIとブーツをつけて一気に坂を駆け下りる。
コーナーでは吸い込まれるようにして走り抜ける。
風が実に心地よく、ペダルに足を乗せたまま漕ぐことはただの一度もない。
何人かの歩いている登山者を追い抜き、16時10分 走り出して僅か10分で駐車場に到着した。
もうこれは楽しいを通り越して快感以外の何者でもない!
Bikeのダウンヒルはチョー楽しかった
天候に恵まれSKIとBike両方楽しめたすばらしい春の一日に感謝!

2007年の白山山SKIはこちらからどうぞ

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