2009年7月24日〜25日
憧れの北アルプス槍ヶ岳へ
(3180m)

7月も下旬となるがまだ梅雨明けしない。
スカッとした青空を期待したいが、なかなかそうはいかないのが今年の天候事情のようだ。
そのスカッとしない天気の日でも登らないといけないのが我々の仕事事情である。
何しろ私の属するギョーカイ?は数ヶ月前から仕事のスケジュールが決まっている。
今回は北アルプス槍ヶ岳からの生放送を目指しての下見登山である。

名古屋を朝の暗いうちに出発して新穂高温泉から白出沢出合い(1550m)を歩き出したのが9時30分
今回同行するのは番組ディレクターのR氏である。
同行のR氏標高が高いのでまだ新緑の緑がイッパイ滝谷を渡る
10時15分チビ谷を通過そして10時50分には滝谷の橋を渡る。
これらの谷は先日の大雨で沢が増水して最近まで渡ることができなかったところである。
今日は水量も少なく難なく通過することができた。
滝谷から見上げる北穂方向 雲が多い
滝谷を過ぎれば槍平小屋は近い。
平坦な道を歩いているようだが高度は少しずつ上がっている。
滝谷おどり石高度も知らずのうちに稼いでいる横に小川が流れている・・・槍平は近い
登山道の横に小川が流れているところに出てくると槍平小屋はもうすぐ。
11時35分 緑の林の中に赤い屋根の槍平小屋(1990m)が見えてきた。
槍平小屋
槍平小屋の始まりは大正時代といわれているのでかなりの歴史を持つ小屋である。
小屋主の沖田さんが、冷たい飲み物をサービスしてくれいろいろ話をしてくれた。
この小屋では120Wの水力発電機があり、昼間の時間帯の明かりとして使用している。
やはり山小屋はかなりECOである。
小屋の前から穂高方面が見える
沖田
さんにお礼を言って12時30分槍平小屋を出る。
ここからは槍ヶ岳山荘まで標高差ほぼ1000mの登りが続く。
そしてこのルートは高山植物の宝庫!と言ってもいいほど多くの花が咲いている。
最後の水場クロユリキヌガサソウ
ここの登りは100mおきに標高を知らせる看板があり自分がどのあたりにいるのかわかりやすい。
14時15分 標高2500m地点に到着。

この谷は高山植物の宝庫
15時30分 標高2800m地点を通過。
もうこの頃になると上のほうは真っ白のガスの中である。好天は期待できそうにない。
上部がガスの中・・・ ようやく着いた飛騨乗越し
16時20分 ようやく飛騨乗越しに到着。
ここまで来れば槍ヶ岳山荘はもうすぐそこだ。
ガスの中、岩にかかれたペンキの矢印をたよりに小屋へ向かって最後の登りを歩く。
16時30分 槍ヶ岳山荘(3080m)に到着。
山荘へ向けて最後の登り 白いガスの中山荘が現れる
山荘に着いてからが私の仕事である。
電波の伝播テスト、中継現場の下見、機材のチェックなどを夕食時間までに済ます。
今回の夕食は山荘の方とともにとったが、さすがに大きな槍ヶ岳山荘、従業員の数だけで相当なものだ。
とその中にスピードスケートショートトラックのオリンピック選手だった勅使河原郁恵さんがいた。
何でも山荘の前にある、慈恵会医科大の診療所に来ている・・・とのことで
夕食の間いろいろ楽しい話をさせていただいた。
20時30分 消灯 朝が早かったせいもあって爆睡・・・

翌25日は5時朝食 天候雨しかも風も強い!
槍の穂先(頂上)へ登る人はさすがに少ない。
山荘の朝食 
朝食後も山荘内をいろいろ見学してまわりその後は雨の中を山頂へ向かう。
早速梯子登りほとんど岩登り最後の梯子
最後の梯子を登ると頂上頂上祠の前で
槍ヶ岳の山頂へは皆さんご存知の通り垂直に近い岩場をよじ登るので時間がかかる。
シーズン最盛期では順番待ちで1時間以上かかる・・・ということであるが今日は最悪の天気。
見たところ今日は誰も登っている人がいないので10分ほどで難なく登頂。
山頂直下で降りてくる2人組みの登山者に出会ったが「誰もいないので頂上独占ですよ〜」と言っていた。
3180mの頂上には確かに誰もいないが風も強いし雨もよく降ってきた。早々に退散。
槍ヶ岳山荘
11時10分 槍ヶ岳山荘をあとにする。
雨の中をどんどん下る。
土曜日ということもあって登ってくる人もいるが雨にはみんな参っているようだ。
13時20分 槍平小屋到着。
槍ヶ岳山荘で作ってもらった弁当を食べ14時出発。
槍ヶ岳山荘の弁当
白出沢出合には15時20分到着。

槍平小屋からの歩きは、時折激しく降る雨に沢の増水が気になったが何とかダイジョーブ。
かなりぶっ飛ばして歩いたので早く帰ることができた。


名古屋到着は20時
緑の中からコンクリートジャングルの街へ戻るまでそう時間はかからない・・・



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