2008年11月8日(土)
紅葉の霊仙山(1084m)

霊仙山は鈴鹿山系の一番北側に位置する山である。
いつも名古屋と福井の間をよく走っていて、前から一度登ってみたいと思っていた山だ。
名古屋から向かうと名神高速道路の関ヶ原ICを降りてR21号沿い、JR醒ヶ井駅の近くが登り口である。
今回は6月まで勤務していた福井の職場から同僚2人もこちらへ来て合流し
いっしょに登る段取りである。
名古屋からだと名神を使って醒ヶ井駅までは約1時間。
福井からだと北陸自動車道利用で1時間少々と、どちらから来てもそんなに遠くない。
霊仙山へ向かう
JR醒ヶ井駅で福井から来た2人と合流して、登山口のある上丹生へ向かう。
ちょうどタクシーを降りてこれから登ろうとする3人組とすれ違った。
9時 登り口の足良駐車場をスタートする。
天気は小雨・・・雨具の上下を着て3人でゆっくりと歩き出す。
駐車場から歩き出す河原に出るきれいな沢沿いに登る
歩き出して10分ほどで河原の中にでる。
霊仙山へと続くこの谷山谷コースはずっとこの川沿いに道が続いている。
何回かこの沢を渡り9時50分二の沢との合流点を通過。
10時10分三の谷との合流点通過。
ルート沿いにはずっと看板が掲げられていて、その設置主はバス停前西出商店と書かれている。
所々にある看板
沢の水量は少ないが雨がちょっと降ると瞬く間に大量の水が流れそうなところで
ガイドブックには増水時には通行しないほうがいい・・・と書かれている。
しかし沢登りのような感覚で美しい谷を歩くことはかなり楽しい。
所々の岩陰からリスがチョロチョロ動いているのが見える。
沢沿いに登る
10時35分 ちょっとした滝に遭遇。
周囲は落ち葉がきれいで実に風情がある。
しかし、ここからあとの登りがちょっと大変。
登山道が前に降った雨が原因でグジャグジャ・・・
体重をかけると足元から崩れていき、完全に崩れる前に次の足を前に出す・・・という具合。
登山靴は泥だらけ。
しかし、足場の悪いところは前述の西出商店さんの張ってくれたトラロープが役に立つ。
この西出さんは案内板をかけるだけでなく、道の補修や危険な場所にはロープを張ったり
ここを訪れる登山者のためいろいろご尽力いただいているようだ・・・
これは急な斜面!美しい滝もあったこけのついた石灰岩の上を歩く
そうかと思うと石灰岩の苔むしたところもあり実に変化にとんだ登山道である。
そしてどんどん沢の水は無くなり狭くなってちょっと広いところに出たら横道コースとの分岐点だった。
ここまでのルートは福井あたりの山とは少し雰囲気が異なり面白い。
石灰岩の苔むした道
横道コースとの分岐点から少し上がったところが、頂上へと続く尾根へ続く四丁横崖だった。11時25分
ここからはすっきりした低い熊笹の見通しのいい尾根道が続く。
経塚山の下にある避難小屋には11時40分着。
避難小屋到着後ろに見えるのが避難小屋霊仙山を目指す
一息入れてザックを小屋にデポしまず経塚山のピークへ登り、その足で霊仙山(1084m)へ向かう。
この稜線は背の低い熊笹がずっと生えていて実に見通しがいい。
12時15分 霊仙山頂上到着。
霊仙山頂上
この日は西高東低の冬型で冷たい北風がやや強かった・・・
少しもやっていたが琵琶湖も見ることができる。
山頂と琵琶湖伊吹山と博ヶ畑コース登山道
さてこの後は避難小屋に戻り昼食。
13時35分下山にかかる。そこへ15人ほど中高年の団体さんが登ってきた。
この様子では登山道はもうグチャグチャ?かもしれない。
雨は完全にあがっているが、下りは尾根を通る横道コースをとることにした。
横道コースは落ち葉の絨毯 紅葉も美しい
横道コースをずっと進んで行くと途中で行き止まりの看板。
大雨で道路が崩壊しているため、途中から谷のほうへまっすぐに急坂を下って道は続いている。
ここにも西出商店さんの作ってくれた案内板があった。
西出商店さんの作ってくれた案内板

登り口の駐車場に着いたのは15時50分
ここでこの登山道でお世話になった西出商店さんを探してみよう・・・と思った。
看板にはバス停前・・・と書いてあるので、これは恐らく上丹生のバス停のことだろう。
バス停の近くを探すとすぐにその店は見つけることができた。
しかも、店の屋根には巨大な霊仙山登山コースの看板が掲げられている。
西出商店おやじさん

田舎の町へ行くと、よくある地元の人たちのためのよろず屋さんのようだ。
ちょうど親父さんが出てきて、我々の格好を見て「霊仙山へ登ってきなさったか?」
と聞かれたので、
案内板やトラロープに大変助けられた・・・
と丁重にお礼を言うと大変喜んでおられた。
この山が好きでボランティアで登山道の整備をずっとやっているとのこと。
なかなか手弁当でやっているので、時間もお金もかかるようだがこの西出さんのおかげで楽しい登山ができた。
店の前でついつい10分ほど立ち話をしてしまった。
紅葉もよかった
山もよかったが、西出さんとであったことでまた登りたくなった霊仙山だった。
名古屋に帰ってから、この西出商店で買ってきた「鯖寿司」(1本500円)を食べたが
これが実にうまかった。



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