2007年11月17日(土)
雪で敗退・・・三ノ峰(2128m)

北陸はこの時期になってくると天気の良くない日が続く。
しかし17日の土曜日だけは晴れの予報が出ている。
たまにはちょっと高い山にも登ってみよう・・・と思いついたのが三ノ峰である。
先週三ノ峰と同じ登り口(上小池)から刈込池へ行ったとき、
山はあまりよく見えなかったが雪もなさそうでこれは行ける、と考えていた。

5時半自宅を出る。天気は予想通り良さそうだ。
7時 鳩ヶ湯を通過 ここから三ノ峰方向が初めて見えたが、驚いたことに雪が結構ついている!
鳩ヶ湯から見た三ノ峰方向

上小池の駐車場にはすでに1台車が止まっていた。
この時間すでにスタートしているところを見ると、目標は三ノ峰か?
7時25分 用意を済ませて歩き始める。
今朝は冷えたようで車の温度計はマイナス1度を指していた。
所々道路も氷が張って霜柱もできている。

氷が張っていた・・・ 三ノ峰への登山口
7時40分 林道から分岐する三ノ峰の登山口に到着。
急な坂を登って10分ほどで旧山腰屋敷跡に到着。
人気がなく静まりかえった林の中、自分の落ち葉を踏みしめて歩く音だけが聞こえる。
薄暗い場所を通るとクマなんぞが出てこないか?ちょっと不安・・・
葉っぱが落ちて明るい登山道 落ち葉の絨毯が敷かれた登山道

しかしこの時期の山歩きもなかなかいいものである。
足元は落ち葉の絨毯、上を見れば葉っぱが全部落ちて明るい登山道。
8時35分 六本桧に到着。
これから登ろうとする三ノ峰が白く輝いている。
六本桧から見る三ノ峰

大野方向 奥に薄っすら見るのが荒島岳
大野方向 奥にうっすら荒島岳(1524m)が見える。
また手前左にあるくぼみが刈込池と思われる


この六本桧は海抜1500mちょっとであるが、このあたりから登山道に所々雪が残っている。
そして先に登っているらしい登山者のビブラムの跡も見受けられる。
六本桧周辺の登山道 前方 目標の三ノ峰

剣ヶ岩への登りルートは日陰になっていてカチンコチンのクラストした雪の斜面になっていた。
ここを歩くあたりから、上部はもしかして大丈夫か?と思うようになった。
雪の登山道が続く・・・

9時30分 上から降りてきた単独行の登山者に出会う。
聞いてみるとやはりここから先はクラストしていて登れない・・・とのこと。
頂上は諦めて下山するらしい。
アイゼンもピッケルもストックも無いという。
しかしこのあたりは傾斜もさほどではなく、何となくまだまだ登れそうな気がする。
登れないかも知れないが、もう少し上のほうまで登ってみることにした。
単独行の人が心配気にこちらを見ている
少し上がると、さっき登っていた人が引き返した跡がかすかに残っている。
なるほど結構急な斜面でしかも風が強く足元の雪がパンパンに凍っている。
蹴っても足跡がつかない・・・
福井県側はスパッと切れ落ちていて足を滑らせればかなり落ちそう・・・
石川県側の熊笹の上を何とかつかみながら上部を目指す。
しかし雪はますます硬く、ストック1本では滑落したとき止められそうに無い。
海抜1800mを過ぎたあたりで一息入れて、このまま登るか?引き返すか考える。
おりしも快晴に青い空、こんなチャンスはもうそんなにない。
だが登ることはできても、下りは大丈夫か?
いろいろ考えた末、帰りのことも考えて結局ここから下ることにした。
本日の最高到達地点にて
10時15分 下山開始。
今日の最高到達地点からは、あと30分ほどで頂上へ行けたであろうが
無事に帰らないことには話にならない・・・
降りると決断したらあとはまっしぐらに下るだけ。
途中登山者に8人ほど出会ったが時間も遅く、どう考えても頂上は無理だろう。
みんな六本桧から引き返すようだった。
11時45分 上小池の駐車場に到着。
駐車場には車が15台ほど、刈込池へ行くらしい家族連れも何組かいた。

今回の三ノ峰登山はやや不完全燃焼気味だったが仕方が無い。
もう少し用心深く冬山装備を用意してこないと・・・今回は負けだ。

赤いルートが歩いた跡

下界と比べると海抜1500mを超える世界はやはり冬である。
ピッケルとアイゼン必携のシーズンになってきた。

参考までに
2006年の三ノ峰草刈登山
2005年の赤兎〜三ノ峰縦走路草刈登山


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