2007年3月21日(祝)
★福井山岳会3月例会山行★ 松鞍山(1419m)

松鞍山 1419m
松鞍山(まつくらやま)と聞いてどこにある山か?ピンと来る人はそう多くないはず。
2万5千分の1の地図「下山」を見ていただくと、池ヶ原と書かれた上辺りに1419.3mのピークがある。
このピークが松鞍山であるが、実は私もこの山がどこにあるのかまったく知らなかった。
今回は山岳会の例会山行で、大野市の上打波中洞より総勢11人で頂上を目指した。

朝5時 福井市をメンバー9名で出発 天気予報は快晴でちょっと冷え込んでいる。
5時50分 大野のJR勝原駅到着 ここで待っていた2人と合流
山岳会の例会山行らしく11人もの大人数で登ることとなった。
個人の登山ではこんなに多くの人達と登ることはまずないが、今回は賑やかで実に楽しい

しかも雪の量も少しは多く、夏道もない奥越の山でこの山のチョイスをする・・・ということはなかなかのモノである。
今回の山行を企画していただいたKリーダーに感謝。
6時35分 上打波中洞地区にかかる橋を渡ってスタート。気温マイナス4度。
打波川にかかる橋を渡り中洞集落に入る 中洞集落の中を進む
中洞集落 昔は何軒も家があったのだろうが、現在も電気と電話線の引き込まれている家が何軒か残っている。
おそらく雪のない時期は、かつてここに住んでいた人達が帰ってきて畑や山仕事に精を出すのであろう。
松鞍山へと続く尾根は、この地区の神社の横から続いている。
雪は少々残っているもののまだカンジキをつけるほどのモノでもない。
松鞍山への登山道は無いことにはなっているが、
この尾根上は地元の人達が山仕事に行くためだろうか?ずっと道がついているようだ。
しかし登り勾配は決して緩くはない。
急な登りが続く・・・ 
7時35分 735mのピークに到着。
ここからは目の前に1072mのピークへ向って急な傾斜が続いている。
雪の量も増えてきたことからここでカンジキを着ける。
ここから先がちょっと難関・・・標高差300mものすごい急傾斜な雪壁が続く。
ピッケルやストックに頼りながらトップを交代しつつルートを作って登っていく。
11人もいるとどんどんトップを交代しながら進めるのでひじょうに楽!
1072ピークへ向う急斜面 あまりの傾斜にみんな四つん這い
とりあえず急斜面を登りきってしまえば少し楽な尾根歩きのルートになる。
急傾斜を何とか乗り越した
山の奥深く入って行く
1072のピークは近い 快適な雪の斜面
1072mのピークには9時10分に到着した。
1072のピーク 正面に見えるのが1237のピーク
ここで一息入れるが目の前にまたあらたな1237mのピークが迫ってくる。
次のピークにつながる尾根はどこかと下りていくと細い小さい尾根が見つかった。
2万5千分の1の地図を見てもほんの小さな尾根である。
この松鞍山と続くルートはなかなか急峻な部分が多く、尾根も細いところが多いようだ。
1072と1237のピークを繋ぐ尾根 雪の量も徐々に多くなってくる
しかし1237mのピークへ続く尾根を登りだしたところあたりから周囲の展望はグッと広がってくる。
加越国境の山々や白山、別山など一大パノラマが繰り広げられてくる。
気持ちのいい雪の尾根歩き快晴で気持ちのいい山である
実に快適なそして素晴らしい景観の尾根歩き・・・
はるか後方にも登ってきているのがわかるだろうか?
後方霞んでいるのが白山、別山(三ノ峰と重なっている)
願教寺山(1691→)よも太郎山(1581)→日岸山(1669)→薙刀山(1647)となろうか?
ひたすら登るのみ・・・
素晴らしい眺望が上へ登るにつれ広がってくる・・・
10時 1237mのピークに到着 ここまで来ると目指す松鞍山が正面にドンと見える。
頂上直下の登りはこれまた急で厳しそう・・・である。
1237のピークから見た松鞍山
さすがにここまで登ってくると積雪は1mを越えているだろう。
たまに潜ってしまうと足を抜くのが大変、しかもごく最近降ったと思われるさらさらの雪質である。
かなり前に根雪となった雪の上に新雪が降ったので
急斜面ののぼりではズルズル滑り出すとなかなか止まりにくい。
頂上へ向けてのつらい登りが続く
後方の白い山は経ヶ岳(1625m)
後方 経ヶ岳
周囲に人工的な建築物がなく見渡す限り山が続くこのあたりの山域は
あまり人の入る機会がないだけに自然もそのままの姿で残っていて目に映るものすべてが美しく感じる。
頂上への最後の登り これがきつい! もうひといき
最後の急斜面を登るとやっと頂上。
後方白山 高度感も出てくる
10時55分 1419mの頂上に到着。
全員で昼食となった。11人となるとさすがに賑やかで楽しい。
周囲全部が雪山、その真ん中でパノラマを見ながらの昼食は最高である。
頂上はそこそこ広いが雑木が多いいつもの楽しみ・・・KIRIN THE GOLD楽しいひととき
山頂付近から見えた山(白山方向以外で)
荒島岳 1524m
荒島岳の姿は美しい・・・

隣の枇把倉山 1518m
松鞍山のすぐ隣に見える枇杷倉山(1518m)その左は小白山(1609m)

すぐ隣に見える枇杷倉山まで縦走できそうな気がしたのだがこの松鞍山の頂上直下の登りで
全体力を使い果たしてしまい誰も行こう・・・という者はさすがにいなかった。
今回の参加メンバー 後方経ヶ岳
昼食後11時55分 下山開始。
今まで白山を背に登ってきたが、今度はその白山に向って下りていった。
下山
14時5分登り口の中洞に到着。

下りルートは雪の上を駆けるように降りることができ、えらく早い下山だった。
今年は本当に雪が少なくてまともに雪の上を歩くことは無いのか?
と思っていたところへこの山行がありおまけに快晴!
実に楽しい3月例会山行でみんな満足げに帰途に着いた。
GPSデータで作成したカシミール画像

今回の山行をGPSデータから書き出しました。
忠実に尾根を登っていることがよくわかると思います。


集落に近い山中にあった巨木

帰ってきてから私の自転車を買った販売店の店主がここ上打波の出身・・・と言っていたのを思い出した。
もしかしてこの中洞出身では?と思ったり・・・
今度お店へ行ったら聞いてみよう。

今回は210枚の写真を撮りましたが、ここに掲載したのはそのごく一部です。


前のページに戻る
Homeに戻る