2007年2月18日(日)
★福井山岳会2月例会山行★

若狭町三十三間山
(842m)〜大日岳(751m)縦走

暖冬で雪が少ない・・・本来ならばこの時期は雪で真っ白のはずの福井の山々であるが
嶺南地方の山はさらに雪が少なかった。
嶺南・嶺北の違いはあっても昨年同時期の湯谷山の山行と雪の量を比較してみると大きな違いがわかる。
若狭町倉見から見た2/17の三十三間山

(前日2/17に通ったときに撮影)

京都の三十三間堂の棟木を切り出したとか、三十三番の競馬が行われた・・・
などという名前の由来について諸説があるこの山、実は初めての登山である。
今回は福井山岳会の例会山行とあって14人の参加を得ての登山となった。
登り口は若狭町(旧三方町)の倉見地区、大きな看板で登山道入り口の案内があった。
登り口の駐車場 トイレも完備 林道を進む

8時15分駐車場から合羽を着て歩き始める。
雨はそれほどでもないが、やはり合羽上下を着ないと濡れてしまう。
谷沿いに伸びた林道を上流のほうへ向って進んでいくと、登山道案内の標識があった。
途中で見つけたミツマタミツマタ
きれいな登山道
途中ミツマタの花を発見・・・この時期にしては少々早い花のようだ。
いちおうカンジキを持参したが雪を目にすることはまったくと言っていいほどない。
8時45分 最後の水場と書いてある看板の場所に到着。ここから頂上までは2.4Km。
最後の水場
 標高600mあたりか?
雪はなかなか見えなかったが歩き出して1時間15分くらい
標高600mを越えるあたりから登山道横にチラホラと白いものが見え出した。
ようやく冬山の気配
風神風神 天保の文字が見えた
9時50分 風神に到着
看板の案内に沿って右のほうに回りこんで20mほど進むと石碑がポツンと立っていた。
彫られた文字を何とか読み取ると「天保?」の文字が読み取れる。
〜天保の頃と言えば大飢饉で有名なのでその飢饉がなくなることを祈って建てられたものなのか?〜
一瞬その頃のことに思いを馳せる・・・
ここまで来れば山頂まで700m、足元にはかなり雪が見受けられるようになってきた。
雑木林の登りを終えるとだだっ広い草原(雪原)にでた。
ここまで来れば三十三間山の頂上は近い。
秋の季節に下の国道を走っていると、
いつもキラキラと光ったススキ?に覆われたなだらかな山頂が気になっていた。
山頂近し

だだっ広い草原 雪もない 10時9分 とても2月の山とは思えない
山頂直下の大草原は健在だった。しかも雪が無い!!!
2月で800mを越える山の上でこんなにも雪が無いとは驚きである。

10時20分 三十三間山(842m)山頂到着。あたりはガスで真っ白。
山頂を示す杭のあたりで積雪は50cmくらいか?
2名足らないが山頂記念写真 10時30分写す
全員で記念写真を撮ってここからカンジキをはき
10時30分来た道とは反対方向の北側の尾根を下り始める。
地図上には登山道の記載は無いが
尾根上は切り開きがされており所々に目印の黄色いテープが木の枝に巻きつけられている。
雪が少ないためヤブが完全に雪の中に埋まっておらず所々歩きにくいところもあるが
尾根上は思っていたよりも歩きやすく順調に進むことができた。
人があまり入っていないところを歩けるのはこの時期ならでは楽しみだ。
三十三間山からの縦走ルートへ 10時33分 所々ヤブあり
広い雑木林の尾根
尾根上一部だだっ広いところもあったが
先人の残してくれた黄色い目印のテープのおかげで迷わず進むことができた。
特製?天然木ストックで歩くY女史 雪は少ないが歩きやすい
もう少しで近江古道との合流点 尾根歩きは楽しい
11時50分 旧三方町の能登野から上がってくる近江古道との合流点に到着した。
ここの標高は695m。
若狭と近江を分ける峠になるが、それを示すお地蔵さんのようなものはなかった。
このだだっ広い峠は風の通り道で寒い・・・少し上の林の中で昼食をとることとする。
近江古道との合流点 昼食は雪の上
昼食を終え12時30分歩き出した。
ここからは雪は少ない・・・と見て私はカンジキを外して歩くこととした。
一部もぐってしまう所もあるが概ね楽に歩くことができる。
10分ほどで今津から天増川沿いに上がってくる林道と合流。
ゆったりした尾根道を歩く
しかし林道とは少しかすっただけで再び尾根を忠実に歩く。
途中729mのピークから方向を90度東方向にとり大日岳(751m)を目指す。
こちらの尾根上も切り開きがしてあり登山道がうっすらとあるようだ。
13時20分 大日岳に到着。雑木林の中に頂上を示す標柱が1本立っているだけだった。
大日岳の頂上 頂上記念写真
13時35分 もと来た道を引き返し下山開始。
ガスの濃さは全く変わらない・・・
大日岳からの下山
先ほど通過した726mのピークへ13時50分到着。ここからは西に進路をとり進む。
程なくしてやたらと広い場所に着いたと思ったらバカ高い鉄塔が目の前に現れた。
30mはあろうかと思われるタワー(何のDATAか 気象?)ソーラーパネルの上に携帯の外部アンテナが見える上のほうはガスで見えないので何があるのか不明
どうもロボット観測システムのようで、
取得したデータを携帯電話により伝送しているようだ。
電源には小さなソーラーパネルが使われていた。
(何を計測しているのかは上部がガスでまったく確認できなかった)
尾根を下るがヤブはややある 尾根を下る途中で見つけた488.6mの三角点
能登野へ向って下りている尾根は最初は切り開きがあったが、一部ブッシュも多く歩きにくいところもあった。
途中488.6mの三角点を発見!(14時30分)
このぐらいの高さまで下りてくると周囲の景色がだんだん見えてくるようになり歩いていても楽しい。
やっと見えた下界 三方湖
途中野生の鹿に2回遭遇!
どこを歩いていてもけものの通った跡がいたるところに見受けられる。
関電の送電鉄塔に合流してからは、しっかりした登山道がついていたが
道端の笹の葉は全部鹿に食べられたようで緑の部分が全くなくなっていた。
送電鉄塔付近(標高350mくらい)から見た能登野・成願寺方面 ふもとに到着
15時20分 麓にある梅畑に無事到着。
ルート上雪があまりなかったので登山靴やスパッツは泥だらけになってしまった。
能登野にあらかじめ止めてあった車に乗って、倉見の登り口で車を回収。
無事例会登山を終えた。
同行したH氏から頂いた自分の写っている貴重な写真
自分の写っている写真がなかったので最後に1枚

帰りに登山の汗を流そうときららの湯へ立ち寄ったのだがものすごい人人人!
よく見ると外に観光バスが2台ほど止まっていた。
たまたま入ったと同時に中の人が出だしたのでよかったが
我々が風呂から上がる頃、またしても観光バスの団体さんがゴッソリやってきた。
最近は観光バスの周遊コースに風呂まで組まれているようだ・・・いや〜ぁマイッタ。

さらに、今回の山行に参加したH氏は下山途中にBlackDiamondの高級ストック1本を紛失!
2日後の2月20日に下山した能登野から再度登り直して見事拾得してきた。
488.6mの三角点のちょっと上にあったそうだ・・・往復1時間半ほどで取り返してきたそうです。



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