2006年6月26日(月)
雨の白山室堂(2450m)登山(下見編)

私の会社は福井にありながらなぜか白山の仕事をよくする。
それはなぜか?というと理由はいろいろあるのだが、
一番にはいつも福井市内または、その近郊から白山がよく見えることにある。
しかも金沢よりも距離的にずっと福井の方が近い!
白山への拝登のための登山道「越前禅定道」なんてのもある。
そんなわけで今年も白山からのHi-Visionによる生放送を提案し実施することに相成った。
今回は世界初!!!の白山からのHi-Vision放送・・・ということもあり
機材も多く下見と荷上げを兼ねて室堂までの登山を実施した。(これは趣味でなく業務)

5時福井出発。
雨は降っていないが天候は良くない。勝山谷峠あたりで雨に遭遇・・・
別当出合までの道路は雪の影響か工事箇所が異様に多い。
7時30分 中飯場(1550m)から登山開始。
中飯場 雪はない 何とか見える加越国境 大長山
少し歩き始めるともう雪が出てきた。
今年の雪の量は多い・・・と聞いていたがどうもその通りのようだ。
7時54分 別当覘き到着。
すでに一人完全にバテている。
今回のメンバー構成はディレクター・アナウンサー・技術3名であるが、その技術の若者K氏(30歳)がもうバテバテ。
荷物は15〜17Kgの間で私とそう変わらない重さであるにもかかわらず、である。
仕方ないので甚ノ助避難小屋まで行き、荷物を分担することとした。
しかし今年は本当に雪が多い。
別当覗きから甚ノ助避難小屋までの間ほとんど雪の上の歩きとなった。
別当覘き上部の雪渓向こうは加越国境甚ノ助避難小屋
8時35分 甚ノ助避難小屋(1975m)到着。
ここで荷物の入れ替え、バテたK氏の荷物を私ともう2人に分散する。
ここからの登りはほとんど雪の上である。大休止して9時再スタート。
甚ノ助小屋の上 9時5分写す
ほんの少し(民生カメラ1台分)荷物が増えただけなのに、何故か肩に重さを感じる・・・
背負子の荷物は20Kgを少し越えたようだ。
南竜分岐への登り 天候は悪くなる気配・・・
南竜への分岐点(2100m)には9時15分到着。
ここからは本当にもうべったり雪が斜面についている。
チラリと見えた別山方向 こっからは本当に雪の上の歩き
数十mおきに赤旗が目印に立ててあるが、ガスと雨で時に見失うこともある。
このあたりの地形もある程度熟知していないと危ない。
おまけに雪の急斜面の登高でもあり氷で滑らないよう細心の注意も必要だ・・・
黒ボコ岩までほとんど雪の斜面のトラバース&登高が続く。特に斜面のトラバースは気を使う。
トラバース 下に吸い込まれそうな・・・
急斜面の途中の延命水に10時到着。
雪の急斜面ではなく、土の上に腰を降ろせるのはありがたい。
この斜面は昔、山SKIで甚ノ助の小屋へ向かってよく滑降した斜面・・・懐かしい。
ここだけは雪もなく、高山植物が咲いていて色のある世界だった。
同じくトラバース 延命水 10時
延命水付近 延命水付近
10時15分 黒ボコ岩(2320m)到着。
雨は強くないが、もうあたりはガスで真っ白。
ここから弥陀ヶ原の歩きは本当に赤旗の目印がないと歩けない。
その頼りの赤旗もスパンが長くなるとちょっと不安になる。
ほんの数十mだけ木道が出ていた 積雪1mくらい? 
五葉坂まであと少し五葉坂の花やっと見えた室堂ビジターセンター
五葉坂の登りには雪はなかった。
10時40分 やっと室堂(2450m)ビジターセンターに到着。
不思議とこの室堂の建物周辺だけ雪がない・・・
室堂の小屋の方に挨拶して仕事開始。
気温は10℃以下・・・小屋の中のストーブに自然と集ってしまう。
開山前の小屋はものすごく殺風景であるが、小屋番の人が熱いポットのお茶を出してくれものすごくうれしかった。
また仕事をしている最中に、今シーズンの小屋バイトの人達が多数入山。
雨がひどくみんなずぶ濡れだった。
我々もこの雨の中下山かと思うと気が滅入るが、降りないと帰れない。
しかし、ここで懐かしい人に出会った。
何年か前に、この白山の南竜山荘から中継したときにお世話になった小屋の人と再会!
向こうの人も私たちのことをひじょうによく覚えていてくれ、感激の再会だった。
雨が本降りになってちょっといろいろと大変だったがひととおりの仕事をして13時55分下山した。
勇気アル荷上げスタッフ
14時45分 甚ノ助避難小屋到着
15時40分 無事中飯場に到着した。

番組の放送(生中継)は6/30夕方(金沢・福井)と7/1朝(東海北陸)の予定。
晴れれば山頂(2702m)から・・・


前のページに戻る
Homeに戻る