2006年5月28日(日)
浄法寺山
(1053m)扇沢沢登り

冠岳から見た浄法寺山
福井山岳会の5月例会山行である。
自宅を朝6時半に出発し浄法寺山の清水小場に向かう。
会の他の連中は昨夜から清水小場に泊まりこんでいる。
7時20分到着 雨がシトシト降り続いているので、バンガローの中で雨のあがるのを待つ。
登山道を登るか沢にするかいろいろ迷ったが、やはり沢登りと決定。
8時50分 総勢8人で扇沢に入った。
扇沢の取り付き 沢に入る

最初は杓子岳の反射板保守用道路に沿って登るが、10分ほど登ったところから沢に入った。
昨夜はそこそこの雨が降ったようだが沢の水量は多くない。
適度に小さい滝が現れるが、昔登った経験ではそんなに難しいところはなかった気がする。
後ろに向かいの山が見える最初は簡単な滝が多い小さい滝多数
一部高巻きしながら高度を稼ぐ。
朝のうち降っていた雨もいつの間にか青空が見え、時々太陽も顔を出すくらいになった。
陽が射すと新緑が実に美しい。
9時36分撮影
みんな楽しく登っている
笑うS氏まぶしい新緑現われたる滝
シャワークライミング11時撮影 K氏
Y女史丸岡側の山が見えるまぶしき新緑
この沢の面白いところは、小さい手頃な滝がいくつも続くこと。
ちょっと無理?と思ったらすぐに高巻きできるところがいい点である。
みんな思い思いに自分の気に入ったルートで滝を登ることができるので実に楽しい。
11時8分撮影
なかなか順調に高度を稼いでいたが11時半 行く手を遮る大滝が現れた。
本来ならばこの滝には鎖がセットされており、直登できたのだが今はもうない・・・
散々考えた挙句、少し戻って急斜面の高巻きにかかることにする。
しかしこれがまた大変。グジャグジャの斜面で歩きにくいことこの上ない。
足元はフェルト底の沢足袋なので、すごく不安定。
しかも雨の降ったあとでもろく、長時間体重をかけていると足元から崩れてくる・・・ 
雪渓が出てきた 我々の行く手を拒んだ大滝
何とかヤブコギをしのいで沢へ降りなおす。
12時 再び沢に出たが今度は雪渓!
この雪渓の上も沢足袋では実に歩きにくい・・・裏がつるつるでステップも切れない。
手と足をうまく使って四つんばいで雪渓の上を歩く。
歩いている途中1ヶ所崩落あり。危なかった。
高巻きはヤブコギ 急斜面にはニッコウキスゲも見えた
高巻きから降りると雪渓だった雪渓歩きは実に苦労する滝登りを見守るM氏
何とか雪渓をやり過ごすとまたしても落差10mほどの滝。
この滝は直登組と右からの高巻き組みに別れたがどちらも大変。
よく思い出してみるとかなり前(10年以上前)この沢を登っているとき落石があり、
私の前の人の頭部にその石が当たった・・・その滝だった。
その人は何とか全員で上まで上げて入院、命には別状なかったが当時の記憶がよみがえってきた。
右 高巻き 左直登結果的に直登のほうが足場がしっかりしていてGood
結果的には左の直登ルートの方が足場+ホールドがしっかりしていてよかった。
ただし頭から水しぶきを浴びるので全身びしょ濡れ・・・
高巻きは足元がグジャグジャになりあとに登るほど不利で、最終的にザイルを出して登りきった。
この滝を越えるのには結構時間がかかってしまった。やっと12時半滝の上に全員集合。
やっと滝を越えた
ふと見上げると青空が広がってきた・・・新緑が心地よい。
青空が・・・12時37分写すカタクリの花
この滝を越えると一気に沢の幅が狭くなってきた。
終了点が近づいてきたようだ。
13時30分撮影沢は水が枯れてきた 稜線は近い13時53分撮影
14時5分 やっと浄法寺山と杓子岳を結ぶ稜線に出た。
この稜線は登山道があるはずだが、もはや廃道に近くわずかに残ったふみ跡をたよりに浄法寺山頂を目指す。
14時15分 浄法寺山頂着 山頂には誰もいなかった。
昼食後全員で記念撮影をしゴミ拾いをしながら清水小場まで帰った。
清水小場15時50分
やり遂げた満足感で笑顔がいい!
下山途中には激しく雨が降り出したが、今日の目標としていた沢を登れた満足感で気分は良かった。
しかし、デジタルカメラの防水対策を考え、カメラをしまっていることが多くあまりいい写真がない。
今回は119枚のデジカメ写真を撮りましたが・・・内容については今後の課題である。

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