2005年9月19日(祝)
白山大汝峰→白山釈迦岳縦走

ここのところ仕事が忙しく、なかなか山へ足が向かなかったが
土・日の仕事を終えふと山の中を歩いてみたくなった。
そこでたまにはちょっと長距離を歩いてみようと思い、白山から釈迦岳への釈迦新道を目指すことにした。
それなりに長大なルートであるため白山は頂上(御前峰2702m)へは立ち寄らず
大汝峰(2684m)から釈迦岳(2053m)へ向かうルートをとった。
白山観光協会の案内によると
別当出合から白山室堂まで6Km所要時間4時間半
室堂から釈迦岳経由市ノ瀬は14.9Km7時間50分とある。
ちょっとハードではあるがやり甲斐はありそうだ・・・
すいません。白山観光協会のHPからいただきました
朝4時30分に自宅出発 いつも一緒に行く息子は今日は近所の人と三国へキス釣りに出かけた。
白山市(旧白峰村)へ向かう国道は雨で濡れているが降っているわけではなさそうだ。
この時間なので当然5時出発の市ノ瀬から別当出合行きのバスには乗れない。
5時40分発のバスで別当出合へ向かったが、乗車率は半分にちょっと切れるくらいだった。
まだ薄暗い市ノ瀬 別当出合い 5時56分に到着
別当出合を6時に歩き出す。
雨は降っていないが、重く雲が垂れ込んでいる。
昨年の豪雨で修復された吊り橋 高い! 人が渡っているのがかすかにわかる
新しくできた吊り橋を渡り高度を稼ぐが今日の長い歩きを思うと次第に早足になる。
しかし、すぐに足が鉛の玉をつけているように重く感じる。
これでは大丈夫か?と心配するが中飯場6時23分到着、ペースは遅くないようだ。
なおも歩き続けると、別当のぞきでいつも散髪でお世話になっている西村氏に出会う。
第3日曜だったのでもしかすると?と思っていたのだが予感的中!
西村氏 166回目の白山ハクサントリカブト単独行だとなかなか自分の写真が撮れない
今回は単独行だったのでお互いに写真を撮りあって別れた。
なお西村氏は今回で166回目の白山登山だそうである。

甚ノ助避難小屋には7時20分到着。
朝一番のバスで上がったであろう人達が休憩していたが、わずか数人であった。
霧の中の甚ノ助小屋
10分ほど休憩して歩き出したが、このころからやや雨足が強くなった。
7時42分南竜との分岐に到着。
途中出会った降りてくる人達に天候を聞くと上でも同じ状況らしい。
それでも雨はそれ以上強くなることはなく徐々にあかり霧雨となってきた。
黒ボコ岩へ向かう途中では去年の台風・豪雨のあとがまだ残っていた。
崩壊した道路ネパールのトレッキングを思わせる石積みの橋
黒ボコ岩には8時12分到着。
ここから弥陀ヶ原方向へは何と!立派なも木道が伸びていた。
黒ボコ岩 整備された木道
木道は500mも続かなかったと思うが快適な歩きである。
これだけ整備するには相当な費用がかかったことであろう・・・
五葉坂へののぼり
五葉坂を登りきって室堂センターに着いたのは8時半。
中は込み合っていたので外のベンチに腰かけ短い休憩をとった。
室堂センター セルフタイマーで撮影
ガスはかなり濃くなってきてはいるが、たまに日が射すこともあるので天候はそれほど悪くもないようである。
ここで御前峰頂上(2702m)を経由して大汝へ向かうか、ダイレクトに大汝ピークへ向かうかちょっと悩んだが
やはり縦走重視?とし8時45分直接大汝ピークへ向かった。
大汝へ向かうルートはあまり人の歩いた気配が無い。
今まで一杯の人に出会っていたのに比べると急に心細くなる。
 
千蛇ヶ池 雪の中 大汝山頂の大汝神社
大汝山頂(2684m)の神社に着いたのは9時35分。
風が強かったが神社の周りは石垣で覆われており寒くはなかった。
ここでは2人の登山者に出会ったが天候も悪くみんなすぐに下山していった。
セルフタイマーで撮った すべてガスの中
さてここからは下りである。
しかし、下り始めて5分くらい・・・道を間違えたことに気がついた。
どうもガスの中で道を見失ったようだ。
登り返して無事登山道に戻ることができたが、10分ほど時間をロスしてしまった。時間は10時ちょうどだった。
誰か先に歩いた跡が所々残っている。
足跡から見ると2人?くらいだが、だいぶ先を歩いているのか?姿は全く見ることはできない。
七倉山との鞍部にある御手水鉢には10時23分に到着。
鞍部のところが御手水鉢 御手水鉢
御手水鉢周辺
御手水鉢とはうまく呼んだもので、大きな岩の上に穴が開いておりそこに雨水が貯まるようである。
直径1mくらいの水溜りだが、水が無い場合はここで飲んでしまうかも知れない・・・
ここからしばらく登ると北竜ヶ馬場である。10時35分着。
釈迦新道と一里野温泉へ向かう加賀禅定道、岩間温泉へ向かう岩間道、楽々新道への分岐でもある。
ここから釈迦岳へはまだかなりの距離がある。
ガイドブックによれば釈迦岳までは2時間・・・と書いてある。
釈迦岳へ向かう途中では登山道の途中で高山植物がチラホラとまだ見ることができる。
白玉の木の実ではないか? タカネマツムシソウ開花前

タカネマツムシソウ 開花後 
ゴゼンタチバナの実
釈迦岳へ向かう途中くらいから時々ガスが切れ、天候は回復傾向となってきた。
途中の水場付近から見た白山釈迦岳方向(左のガスの中がピーク)振り返ると自分の歩いてきたルートが見える・・・
白山頂上方向(しかしガスの中) 上の写真の右側になる
釈迦岳(2053m)頂上には目標にしていた12時ちょうどに到着した。
ところで頂上直下には池があることを初めて知った。
そんなに大きくはないが、昔よく来たときは雪があるシーズンだったため全く気付かなかった・・・のだろう。
頂上を過ぎたところにある釈迦岳前峰頂上には、私の前を歩いていたという新潟からのご夫婦が昼食にかかるところだった。
このご夫婦、話を聞くとなかなかの登山好きとみえ連休初日は赤兎山に登り、
昨日、市ノ瀬からチブリ尾根経由、別山を登り南竜の小屋に宿泊
今朝、南竜を出て大汝から釈迦岳まで私と同じルートをたどってきたらしい。
もうこのルートはすでに何回か踏破しており、ルートについてもかなり詳しいようだった。
釈迦岳頂上直下の池 釈迦岳頂上
やっと人に合いシャッターを押してもらったささやかな昼食かすかに見える白山頂上方向 しかしあっという間に見えなくなる
今日の昼食は豪華!?カニ飯である。
実はよく行くスーパーで19時以降の半額セール(600円)で昨日買ったものである。
しかしここまで来る途中でいろいろ飲んだり食ったりしているため
そんなに空腹ではない・・・なんとか水で流し込み、そそくさと昼食を終えた。
12時40分 新潟からのご夫婦に挨拶して下山開始。
久しぶりにブナの林の中を森林浴をしながら歩いた。
 森林浴
ブナの林を歩く
秋の気配 オヤマリンドウ
釈迦新道をたどって市ノ瀬へと続く林道に出たのが14時。
それから重い足を引きずって林道を歩き、市ノ瀬に着いたのは14時50分だった。
林道にでると快晴・・・だった。
登山道20.9Kmはそれなりに長い!
さすがに今回は歩き疲れたが、心地よい疲労感とやり遂げた充実感で気持ちよかった。
帰りにいつもの温泉で汗を流し体重計に乗ったら76Kg!
いつもより3Kgも減っていた・・・・
これは持参したアミノバリュー(1.5リットル)による体脂肪燃焼が利いたのか、
それともそれだけの水分がなくなっただけ・・・なのだろうか?
縦走してきた軽登山靴
16時半自宅に帰り着き、息子の釣ってきたキス(けっこう大漁)をつまみに一杯飲んだので、
体重はすでに元に戻ったかも知れない・・・


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