2005年11月20日(日)
初冬の別山(2399m)チブリ尾根
チブリ小屋付近から見た別山
いつもはBangkokに在住し夢のような生活を楽しんでいるT氏が福井へ帰ってきた。
目的はBangkokでの生活費の資金稼ぎであるが、
その合間を縫って福井山岳会の仲間と別山(2399m)に登ることとなった。
その呼びかけに私も応じ合計8人で別山の頂上を目指した。
今回登るチブリ尾根からの別山登山ルートは白山観光協会のガイドブックによると
登り5時間40分・下り3時間40分(休憩含まず)・・・という健脚向けルートである。
雪もあるようなので頂上まで行けるのか?やや不安もあった・・・

天気予報は晴れ。
福井の自宅を朝4時半に出発し仲間と合流して白山市市ノ瀬へ向かうがまだ真っ暗である。
市ノ瀬駐車場には我々のほかには1台駐車してあるのみ。
まだ暗い市ノ瀬を6時14分歩き出す。
市ノ瀬 6時14分 登山道に取り付く林道
チブリ尾根に取り付くまでの林道は氷が張っており、ところどころではあるが雪も見受けられる。
6時35分 林道から別れ登山道に入る。
登山道にも落ち葉の上にところどころ雪がうっすらと残っているが、スパッツをつけるような雪では無い。
先に誰かが歩いた跡があるが、どうも昨日のようである。
登山道も下のほうは樹林帯で展望が開けず黙々と歩くしかない・・・
先頭はY嬢霧氷の山黙々と歩くT氏 哀愁が漂う・・・
8時15分 樹林帯の中からやっと白山(2702m)が前方に見えてきた。
天候は上々、朝日に輝く白山がまぶしい。
青空が少しずつ顔をだす 木の間から白山が見えてくる
白山8時19分写す
海抜1400mを過ぎるあたりから徐々に展望が開け出し一気に景色が見えてきた。
熊笹の登山道青空も出てくる
左 赤兎山 右 大長山
左 先週登った赤兎山(1629m)  右 大長山(1671m)

展望最高!9時撮影
大長山 右に長く伸びるのは山SKIでお世話になる判官堂尾根

後方赤兎山 9時3分撮影
後ろに素晴らしい景色をかかえて登る(赤兎山)

中央荒島岳 9時5分撮影
手前の霧氷の尾根は赤兎から三ノ峰へと続く尾根 右奥は荒島岳(1523m)
IXY-450の3倍光学ズームが役に立った。

この高さまで登ってくると今度は正面に別山がド〜ンと威圧感を持って控えている。
ここまで苦労して登ってまださらに登るのか・・・
やっと見えた別山 9時13分
一見、登山道の雪は多そうに見えるがまったくと言っていいほど支障にはならない。
むしろ下の泥が出ていないため気持ちいいくらいである。
9時20分 海抜1900mのチブリ尾根避難小屋に到着。
今年改修されたばかりの小屋は桧の香りただよう美しい小屋である。
チブリ尾根避難小屋  中は大変キレイ!
昨夜は誰かここに泊まったようだ。
荷物が置いてあり、今朝山頂にむかったようである。
我々もここで休憩することとした。
誰か「今日はここまでにしよう・・・」という人がいるかと思ったが、期待はずれでそんな軟弱な人はいない・・・
小屋から見える白山 9時44分撮影
小屋で休憩をとっている間に上部はガスがかかってきた。
また、この小屋から上は気温も下がり雪も少し増えてきた。
さすがに2000m近くになってくると下界とは状況が異なってくるようだ。
9時50分 小屋を出て別山頂上を目指す・・・
小屋を出て山頂を目指すSnow Shoe10時30分 スノーシューを履く
雪の量はそれほどでもない・・・
10時半 頂上から下山してきた3人組とすれ違う。
女性2人と男性1人 何となくガイドの引率登山のような感じだった。
雪の量もやや増えてきたためK氏とY嬢は、雪上歩行訓練を兼ねここであえてスノーシューを履いた。
(海抜2100mくらいか?)
スノーシューは20年ほど前に私もカナダ製のものを購入し使用したことがあるが
急斜面ではなかなか身動きがとれず苦労した覚えがある。
海外などのなだらかな山ではひじょうに有効であるが、日本の(特に福井)山ではちょっと使いづらそうだ。
しかし最近のスノーシューはかなり改善されており急な斜面でもスリップせず登れるそうな・・・?
後方尾根上の黒い点が避難小屋 9時44分撮影
雪の量は増えてきたが歩きやすい 10時51分 ジグザグ急登 10時59分
霧氷の樹林帯を抜けると御舎利山への最後のジグザグ急登にかかる。
木が無いのでスカッとしているが、ガスが多く視界はそれほど開けていないのが惜しい。
みんな最後の?力をふりしぼって登る・・・登る。
御舎利山頂上近くに来ると積もった雪が凍りシュカブラが発生している。
御舎利への登り 11時13分

最後の急登
御舎利頂上には11時20分到着したが、ガスの中・・・白一色。
しかし、時間が経つにつれ時々下界が見えるときがでてきた。
御舎利山頂 11時20分
御舎利から別山頂上までは、やや多い積雪と熊笹に悩まされたが15分ほどの稜線歩きで
11時35分 別山山頂の祠に着いた。
時々日が射す頂上ではこの世のものとは思えない(ややオーバーか?)風景が繰り広げられる・・・
別山山頂への登り 後方は御舎利山
山頂付近の気温は不確かな温度計によると
マイナス5度くらいと思われるが、風が吹くと体感温度はマイナス15度くらいに感じられる。
写真を撮るのに手袋を脱ぐと手が凍えてしまう・・・
髪の毛が凍りついたY嬢 実に楽しそう・・・山頂で成長したエビの尻尾数日後にはBangkokのT氏
11時45分 別山山頂(2399m)で全員で記念写真を撮る。
(大変残念ながら私はシャッターを押しているので写っていない)
山頂記念写真 11時45分
別山山頂の祠
残念ながら白山は全くガスで見えない・・・
また他の景色もあまりよく見えなかったが、岐阜県側の白水湖がチラリと見えた程度。
中央にかすかに見える白水湖 祠と青空
しかし、この別山頂上付近だけは天気は良さそうで、たまに青空が顔をのぞかせる・・・
11時50分下山開始 来た道をあと戻りした。
下山
御舎利への登り 11時57分
御舎利から別山山頂方向を振り返る
御舎利付近 12時4分

御舎利からの下山途中 12時13分
下りはさすがに早い!12時45分避難小屋に到着。
小屋には登ってきたばかりの2人組みがいたが、頂上は登らず小屋から下山していった。
我々はここで昼食をとって一息入れ13時50分 再び下山を開始した。
避難小屋前にて 13時48分撮影
途中、白山の景色をのんびり楽しみながら、林道に出たのは15時50分
登り口の市ノ瀬駐車場には16時8分到着。
下へ来れば青空に
下へ降りてくれば来るほど青空が広がり、一日の間に冬と秋を感じるいい日だった。


しかし!ここで大問題勃発!
私のプラブーツがついに破壊!ガビーン!
左足の甲の部分にクラックが発生、さらに先端部分も破損。
このブーツLOWAのチベッタはこの手の破壊がある・・・とは聞いていたが
ここまでなるとは思っていなかった。
実はこの靴の前にもLOWAのブロードピークを使用していたが
その靴も同様にプラスチック部分が破損した。
どうも加水分解による破壊・・・ということらしいが他社はどうなのだろうか?
今回の他のメンバーのブーツはKoflachがほとんどであったが
Netで調べてみるとやはり長期使用したプラブーツは経年変化による破壊が大なり小なり発生するようだ・・・
甲にはクラック 先端部破壊
履き出して10年は経っていないが、この破壊が頂上付近で起きていた・・・
らと思うとあまりいい気はしない。
山SKIには別のKoflach製SKI兼用靴を使用しているが
こちらもボチボチ買い替え時?なのかも知れない・・・
この年末時期に手痛い出費である。
LOWA Tibetta
どなたか冬用ブーツをちょうだい・・・サイズ27.5〜28cm

今回は山で撮ったデジカメ写真が199枚、自分でいうのもナンですがどれも素晴らしいものが多かったです。
そのためHPの制作時間がかかり容量(1.5MB)も大きくなってしまいました。

素晴らしかった山行と山の仲間に感謝して今日もBEERを飲もう・・・

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