2005年3月20日(日)
加越国境 判官堂尾根山SKI

今年もまた、この判官堂尾根を滑るシーズンがやってきた。
判官堂尾根というのは、加賀(石川)と越前(福井)の県境(通称加越国境)上、取立山と大長山の間にある
1549mの鉢伏山から北に向かって伸びる尾根である。
通称西尾根と東尾根とに別れるが、山SKIは一般的に西側の尾根が滑られているようである。
今回は福井山岳会+関西方面?からの混成メンバーでこの尾根に向かった。


朝7時半 帰り用の車を1台白峰に回してくると、すでに取立山の登山口には車がいっぱい!
おそらく50台くらいはあったのでないだろうか?
3連休でもあり駐車場にあふれた車がいろいろな所に分散して止められていた。

国道から少し上がったところ 敦賀のI氏  杉林の中を登る
取立山への登り 前大野のY氏 後ろ敦賀のY氏
尾根を登っていると途中大テント村(と言っても5張りほど)ができていた。
さすが好天の3連休である。尾根にもたくさんの人が取り付いていた・・・
急斜面の登りホッとした この大雪原に出ると頂上は近い 目指す取立山Peakは近い
取立山頂上から登ってきた大雪原方向を振り返る
取立山頂上(1307m)到着は10時10分 頂上付近には30人くらいの人がいた。
中には今日は小原峠まで行ってテント泊というようなグループもあった。
この頃からやや天候は下り坂に見えたが、基本的にうす曇の状況は変わらなかった。
取立山山頂 奥に見えるのは白山 取立山頂上 ポツポツと人がいるのがわかる
取立山頂上からシールをつけたまま県境尾根に滑り降り、休憩後10時30分大長山方向へ登り返した。
次の目的地は鉢伏山(1549m)
取立平から鉢伏山へ向け上り返す
鉢伏山(1549m)への急なのぼり
鉢伏山Peakまじか
鉢伏山まで来ると標高が高いせいもあり気温は相当低くなってきた。
さらに、クラストした雪面にうっすらと新雪が積もりSKIのシールがスリップして登れない。
中にはズルズルと10m近く滑り落ちる人も出るほどだった。
下りには絶好の雪質だが急斜面の登りには最悪である。
SKIアイゼンを装着しないと滑落の危険性もある・・・山はまだまだ冬なのである。
鉢伏への最後の登り
烏岳の上にも多くの登山者がいる 奥に人の立って見えるのが鉢伏頂上
鉢伏山(1549m)頂上12時20分に到着
このときはまだ白山はよく見えたが、徐々に雲がかかってきて小雪が降り出してきた。
お決まり頂上記念写真 みんな顔が明るい!
本日の白山 頂上付近は強風のようだ

鉢伏山頂上から見た白山〜大長山のパノラマ
(2.1MBの合成写真を圧縮してあるのでやや画質は落ちますが本物?はきれいです)
鉢伏山からのパノラマ
昼食 奥に見えるのは鉢伏山 写真提供 山田晴美さん
さて雪が降ってきたこともあり昼食もほどほどにして13時20分判官堂を出発。
判官堂にて出発準備 滑り出してすぐ雪が強く降り出した
この判官堂(西)尾根は滑り出し時のルートがちょっと難しい。
だだっ広い尾根なので2万5千分の一の地図とGPSを組み合わせて
時々ルート修正をかけながら進んでいく。
SKIというのは下りにはひじょうに便利だが、ついうっかり下りすぎてしまたったりすると
あとで手痛いしっぺ返しが待っているので要注意!
時には登りもある 途中少しUP−DOWNがあるが快調
快走! 下へ降りてくるに従い狭い尾根になる(ところもある)
だんだん滑りも終わりに近づく細い尾根を滑る最後は雪の詰まった谷を下降
1000mより下がってくると雪はやみ、視界も良くなってくるが尾根は狭まり登りもでてくる。
最後は880m地点から西側の谷に下り15時10分林道へ降り立った。
今年は昨年より約1m近く雪が多い感じで、昨年苦労した斜面も雪がついていてなんとかSKIで通過できた。
来年のためを考え、マーカーをつけておくといい・・・と思うのだが・・・
GPSのDATAをプロットすると以下の通り。
今回の歩いた(すべった)ルート
一部GPSDATAが欠落している箇所もあるが、これは谷間で衛星が受信できなかったようだ。
下降ルート 左に曲がっているところが林道に下りる谷
GPSのDATAから計算すると
鉢伏山への登りとSKIでの滑降区間距離が13.1Km 
林道滑降区間がざっと4.3Km(GPS−DATA欠落部分を補正した値)
トータル17.4Kmの行動距離となった。
便利なものでこのGPS−DATAを保存しておき、来年行くときに再度GPSに取り込み
そのルート上を滑っていけば確実・・・というわけである。
今年は昨年林道に降りた谷よりも一本早く下ったが、この尾根を先まで詰めていくとどんなところが待っているのか?
次回以降の課題でもある。
今年の林道は雪がよく詰まっていた 雪多し
このルートの特徴でもある林道下降、長いがゆったりとした下りが連続していて
ほとんどスケーテイングもしなくてそのまま降りることができる。
昨年は所々雪が切れていて難航したが、今年はSKIを脱いだところは一ヶ所だけで快適だった。
16時には白峰(現白山市)に止めてあった車のところに横付けできSKIを脱いだ。
この頃には雨は結構強く降りだし、我々は駐車場前にある温泉に飛び込んだ。

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