2005年6月19日 南越前町
赤谷(アカタン)明治の石積み堰堤を見る


アカタンは九頭竜川水系日野川上流に注ぐの赤谷川のことで、地元の人達からはアカタンの愛称で呼ばれている。
しかし、この谷は寛永5年(1628年)の大洪水後、明治28・29・30年と立て続けに豪雨にあい
アカタンの堰堤建設となった。
古い記録によると建設に従事した人達は1日200〜300人、完成まで7ヶ月であったと・・・

最近の新聞にこの堰堤が写真つきで掲載されており
それ以来興味を持っていたが、本日家族を連れてこの堰堤(9号〜1号まで)を訪れてみた。
この堰堤は現在文化庁の有形文化財に指定されている。
国土交通省のHPからも見ることができます。

下はリトリートたくらにあった案内地図
案内地図
アカタン石積み堰堤の特徴
・水通しが側方にあり導水提を有している。
・石積みは「亀甲積み」と呼ばれる工法で、一つの石を中心に周囲を
6ヶの石で取り囲むように積まれており応力分散の効果がある。
・コンクリートむき出しの堰堤とは明らかに異なり景観にも配慮されている。

一番下流のアカタン砂防9号堰堤
9号堰堤下流から見る 9号 上流から見る
9号〜6号堰堤までは側方に水通しがある。

アカタン砂防8号堰堤
林道脇の8号堰堤 下流から はるか向こうまで石垣は続く

アカタン砂防奥の東堰堤(7号堰堤)
堰堤の上を歩く 下から上を見る 石の並びが美しい
これだけの石を積むのはかなりの重労働だろう・・・ 水の量はこの時期少なかった

アカタン砂防松ヶ端堰堤(6号堰堤)
下流から見る こちらも石の並びは綺麗
堰堤の脇の沢から上へ上がる

アカタン砂防大平口堰堤(5号堰堤)
林道から下ると5号堰堤さほど大きくないが石積みの様子はよくわかる落差はあまりない

アカタン砂防ナベカマ堰堤(4号堰堤)
この堰堤は道が無く近くまで降りれなった

アカタン砂防大平中堰堤(3号堰堤)
車で行けるのはここまで かなり土砂が詰まって堰堤の面影は石垣でわかるのみ 沢の水もわずか
この3号堰堤までは林道もあり車で来れるが、ここから上の2つの堰堤は遊歩道を歩く。
しかし、1号付近になるとブッシュも多く時期が悪いと相当な藪漕ぎを強いられそうである。


アカタン砂防大平ミズヤ下堰堤(2号堰堤)
一番落差が大きい?と感じた2号堰堤 下流方向から 上流から見る
今回の9つの堰堤の中ではこの堰堤が長く立派な感じで、工事にも相当な重労働であったことが想像される。
石垣の並び

アカタン砂防大平ミズヤ上堰堤(1号堰堤)
1号堰堤下流方向から 石の並び
1号堰堤付近から下流方向を見る
最後の1号堰堤上からアカタン下流方向を見ると標高差はかなりある

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