2005年4月某日
眠れる夜叉ヶ池 撮影山行

南越前町(旧今庄町)
雪の夜叉ヶ池
雪のある時期の夜叉ヶ池(1099m)は、一度行ってみたいと思っていたが
意外なことに仕事(撮影)で行くことになり、雪の残る早春の夜叉ヶ池を見ることができた。
残雪期の夜叉ヶ池を見るのは意外と難しい・・・
福井県側・岐阜県川とも一般ルートは雪で遮断されて危険なため、
今回は登山口から尾根伝いに藪漕ぎをしながら登り、夜叉ヶ池を目指した。
なお現在、夜叉ヶ池は林野庁の厳しい管理下にあり、林野庁から委託を受けた今庄のK氏に同行をお願いした。


福井を朝4時半に出発
いつもの夜叉ヶ池登山口を歩き出したのは6時15分であった。
登り口の谷すじには所々雪が残っているが、新緑も始まり春の気配は十分感じられる。

夜叉ヶ池登山口 最初は登山道伝いに歩く 途中から尾根に取り付くが藪漕ぎ・・・
最初は登山道沿いに進むが、途中から尾根に取り付き藪漕ぎが始まる。
冬山用のプラブーツで藪漕ぎとは参ったが、それほど深い藪ではなくまだ良かった・・・
尾根の途中には徳若草の大群落地があり目を楽しませてくれる。

徳若草徳若草
標高800mくらいになると尾根にも残雪が出てくるようになり歩きがかなり楽になる。
残雪の尾根を登る 先頭は林野庁からのK氏(武生山岳会所属)
残雪の斜面を登る芽吹きが始まる夜叉ヶ池山を巻いてトラバース
登る途中、所々で撮影しながらなので時間はかかったが、残雪の尾根歩きは実に爽快!
最後は夜叉ヶ池山(1212m)の南側を巻き斜面をトラバースして池へと向かう。
登りはじめて約3時間後 9時20分には池のすぐそばまで到着した。
通常の夏道を利用すれば2時間弱であるのでまあまあのペースである。
さて、池に直接たどり着くと池の周りに足跡をつけてしまうため、池には出ずに
夜叉ヶ池山の斜面をトラバースしたまま県境稜線へ出た。
ここには岐阜県坂内村の取り付けた監視カメラもあり、絶好の撮影ポイントでもある。

雪の夜叉ヶ池 9時46分撮影
坂内村の設置した監視カメラ 今回のスッタッフ 左から2人目が私
岐阜県坂内村(現在は揖斐川町)の設置したカメラは雪の重みで見事に?壊れている。
この山域の雪の量の多さを物語っている・・・

やや下に下りた位置から夜叉ヶ池を見る
池は周囲の山からの水が注ぎ込んで夜叉ヶ池と成っている。
雪融け時も同様で周囲から融け出た水が注ぎ込み、池の中央部だけは融けだしが遅れ
雪が盛り上がっているのがわかる・・・実に面白い現象である。

また、この時期でも池には雪がまだ一杯詰まっており、真ん中まで歩いて行っても大丈夫!
池のそばにあるはずの祠が、雪に埋まってまったく見えないことから
このあたりの積雪はまだ2〜3m程度かと予測される。

融けだした夜叉ヶ池撮影ポイントであった坂内村の監視カメラ(上にぽつんとある黒い点)周囲から融け出す池
右から2人目が林野庁から委託を受けて同行していただいたK氏 夏は藪でまったくこのような景色は見ることができない(福井県側からルート)
ブナの林から
14時までいろいろな角度・場所で撮影し夜叉ヶ池をあとにした。
なお番組の放送はBS-Hivisionにて今年秋の予定。
下山 下山
登り口には15時20分無事到着した。

なお、夜叉ヶ池への一般登山道は雪で途中の橋が崩壊し、現在林道から通行止めになっているようです。
復旧は5月中旬頃の予定だそうです。


2005年5月
再び夜叉ヶ池 撮影山行

夜叉ヶ池は雪の消えた5月になった。
今回の撮影目的は花と新緑、登山道沿いにはシャクナゲや徳若草・カタクリなどの花が咲き乱れていた。
時期は遅かったがシャクナゲ Sorry 花名忘れ

池のそばにはカタクリが群生 新緑がまぶしい
登山道の一般開放はまだ、なされていないが今回も特別に許可をいただき夜叉ヶ池まで登ることができた。
途中、所々で撮影しながらの登山なので時間はかかったが
いろいろな花と新緑の美しい映像を撮影することができた。

早春の夜叉ヶ池
一般道は通行止めであったが、福井・岐阜側両方から何組かのグループが登山していた。
今回は、池周辺を相当歩き回り撮影にも時間がかかった。
しかし、前回とは異なり登山道を使用できるので気分的にはかなり楽である。
途中の損壊した橋もきれいに修復されたばかりであった。



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