2004秋 琵琶湖自転車半周の旅

いい季節になった。
今回は週末の好天を狙って琵琶湖へと繰り出した。
過去、何度か自転車での琵琶湖一周はやっているが、琵琶湖大橋を利用して約170Km。
1日でやろうとすればそれなりに大変でもあるが、最短時は6時間かからずに走り抜けたこともある。
今回は新しく息子の自転車も手に入れたこともあり
家でゴロゴロさせるよりちょっと苦労させようと、2台の自転車を車に乗せ琵琶湖へ向かった。
前日、滋賀県の地図を眺めスタート地点とコースを考える。
カミさんも行くと言うので時間をつぶせる湖西の「新旭風車村道の駅」からスタートすることにした。
しかし、この時期夜明けは遅いし日も短い・・・
息子も100Kmを越える距離を自転車で走るのは初めてでもあり
事前にエスケープルートを考えておいたほうが良さそうだ。
そこで目をつけたのが船である。
前にも自転車で走っていたとき所々で観光船の船着場らしきものをよく目にした。
インターネットで調べると近江八幡・彦根・長浜あたりから竹生島を経由する船があるようだ。
琵琶湖を船で行くのは今までやったことがない。時間を見て考えてみることにした。

11月7日(日)快晴・・・かどうか暗くてわからなかったが出発!
朝5時起床、握り飯を食べカミさんと息子淳を乗せ6時に家を出た。
さすがにまだ暗いが、どうも天気は曇り?のようだ。
滋賀県に入るとたまにポツリと雨粒がガラスにつく・・・
予定通り新旭風車村に到着するが雨粒が時たま落ちてくる。
しかし、8時20分出発することした。
風車村道の駅駐車場にて

走り出して2Kmほどして地図を車の中に置き忘れたことに気がついたが
面倒くさくなってそのまま走ってしまう・・・
大筋の方向は琵琶湖に添って走ればOKなのであるが、ちょっと細かいルートは地図があると便利だ。
コンビニへ寄ったが、いい地図がなく、結果的に何回も迂回したり戻ったりしながら進むことになってしまった。
自転車はあまり車通りの多いところはいっしょに走りたくない・・・
それを迂回して集落の中を走ると突然行き止まりになったり、また未舗装路にでたりで
今回は前半この繰り返しが多く時間をとられてしまった。
とくにR161沿いは通行量も多く一番走りたくないところだ。
走り出して10Kmほどのところで淳が転倒!
車が走っているところでなくてよかった・・・

まったく余談であるが、2年ほど前の6月名古屋市東区から福井の自宅まで自転車で帰ったことがある。
その時は何度も走るルートの下見をし、交通量の少ないところを選び
特に名古屋市内中心部を走るときは早朝4時台に走り抜けることにした。
早朝の大都市の公道を堂々と真ん中を走るのが気持ちよかったことを思い出す。
この時は関が原から今庄の栃の木峠越えだったので標高差もかなりあり
トータル170Kmを10時間かかって走り抜けた・・・
琵琶湖上を走る船

琵琶湖大橋へ到着
ちょっと時間はかかったが大津の琵琶湖大橋のたもとに10時15分到着。
道の駅があり、そこの朝市でパンを買って腹ごしらえをする。
琵琶湖大橋はドーンとせり上がっておりちょっとしり込みするが、いざ走ってみるとたいしたことはない。
数分後には頂上へ到着。
大津から自転車で来たおじさんが話しかけてきて、カメラのシャッターを押してくれた。
折りたたみ式の自転車なので電車にも簡単に乗せられ、ちょくちょく琵琶湖周辺を走っているらしい。
琵琶湖大橋の頂上で橋の上から見た湖西(来た方向)橋の上で出会ったおじさん シャッターを押してくれた
琵琶湖大橋を快適なスピードで走り下り近江八幡を目指す。
琵琶湖東側は西側南部と異なり自転車で走りやすいように道が確保されている。
快適なルートだ。
平均30Kmくらいで快適にピッチを伸ばす。
このころになってくると自転車で走っている人達とよくすれ違うようになってくる。
同じ方向に向かって走っているおじさん(推定年齢60歳UP?)と話をしたら
大阪から出てきて帰りは近江鉄道を使って帰るそうである。
なんでも最近、近江鉄道では自転車を乗せて走れる車両を連結しているそうだ。
インターネットで調べたらありました。→サイクルトレイン
これはなかなかGoodである。しかも乗車賃だけでOK!
福井の電車もこういう利用法があるといいのに・・・と思うのですが。
ところでこのおじさんの自転車はなかなかのものだった。
MTBを改造してあるようだが
フロントに自転車用ライト2ヶ、後部に1ヶ(いずれも電池式)・・・とかなりのつわもの?と見た。
(今思うと写真を撮っておかなかったのが残念)
琵琶湖東岸は道も自転車にとって走りやすい 所々にある船だまりで休む
琵琶湖を船で渡る!
走行距離80Kmを過ぎて彦根市に入ってきた。
時間も12時を回りちょっと先が気になりだした。
息子もいきなり長距離を走って少しつらそうなところもあり、船を使う案に乗り換えることとしよう・・・
実は琵琶湖は何回も来ているが船に乗ったことは一度も無い。
この機会を逃すと次はいつになるかわからない。
さっそく「オーミマリン」に電話をすると彦根発12時半/13時半/14時半とあるという。
料金は彦根→竹生島→マキノまで2450円さらに自転車も半額1230円かかるという。
(ちなみに竹生島往復は人のみ3300円!)
仕方なく2人分(と2台分)7360円也を払うこととなる。
船の出港は13時半である。
その待ち時間の間、コンビニで弁当を買ってきて船の待合室で食べる。
7360円もの大金を払って乗船するのだから、お茶のいっぱいも持ってきてくれればいいのに・・・
と思うがそれは無茶な話か!?
彦根港 停まっている船に乗った 自転車も客室内の広いところに乗せ置き
さて、船には自転車だけ先に乗せてくれた。
乗客はパラパラと20人強といったところか。
船内はかなりガラガラでほとんどが竹生島へ向かう人のようだ。
竹生島までは35分 息子は朝早かったのと心地よい揺れで寝てしまった。
竹生島というのは今まで知らなかったのだが、西国30番札所になっており宝厳寺というお寺がある。
どおりでいろいろな人が渡るわけだ。
目前の竹生島 西国三十番札所宝厳寺と竹生島神社がある
参考までに下はオーミマリンが船内に置いていた観光パンフレット
観光パンフレット
琵琶湖の船会社は2社ほどあるようだが今回利用したのはオーミマリン
もう一社は琵琶湖汽船どちらもテリトリーがあるようで、今回は彦根からのオーミマリンを利用することになった。
竹生島を離れる竹生島を後ろに所々でヨットが見える
さて、船は5分ほど竹生島に停泊し、我々以外全員のお客を降ろして(乗ってきたのは2人だけ)
次の海津大崎港へ向かった。
ここで竹生島から乗ってきた2人を下ろし、お客さんは本当に我々2人と自転車2台だけになった。
14時45分 彦根を出てから1時間15分後、やっとマキノプリンスホテル桟橋に到着した。
(ここまで陸路で走ってくると4時間くらいかかるのではないだろうか?)
ここからスタート地点の新旭風車村道の駅までは10Km強と思われる。
船から自転車を降ろして再びこぎ始める。
気がつくともうすでに自転車をこぐ影は長く、徐々に日没が迫ってきている・・・
マキノプリンスホテル前桟橋到着  今津浜あたり

今津浜あたり  今津浜から船を降りたマキノ方面を望む

忍び寄る日没の影・・・
しかし残りわずか、ペダルは軽い。
順調に走ってカミさんの待つ道の駅に15時25分到着した。
朝スタートして7時間5分 トータル走行距離は100Kmと少し。
私の自転車のトリップメーター 100.52Km
我息子も初めて走った100Kmであったが意外とまだ走れそう・・・ではあった。
しかし、一度100Kmという距離を経験すると何事をするにも自分の「ものさし」ができるものである。
今回の100Kmは今後何をするにもいい基準になるのではなかろうか?
来年こそは親子で一周170Kmを目指したいものである。
やはりひつとつのことをやり遂げたあとは気持ちがいい・・・
福井の自宅へ帰り着いたのは18時頃
銭湯へ行って体重を計ったらまたしても減っていた。
最近はBEERを飲んでもそんなに体重が増えることもなく減少の一途をたどっている・・・ようだ。
朝夕の通勤で往復20Km+週末のわずかなツーリング・・・と、毎日少しずつ続ける運動がいいのかも?

40代半ばにさしかかったおっさん達?は自分も楽しみつつ
次世代のこともちょっぴり考えて休日を有効に使わないといけない・・・
今日は自然の風を感じて人と出会い自分の知らない世界を知って汗をかき・・・
いい一日だった・・・と思いつつ、またYEBISU BEERを飲む・・・・次は何をやろうか?

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