今年も春休み期間中の土日と祝日(3/19,3/21,3/25,3/26,4/1,4/2)とゴールデンウィーク(4/29〜5/5)に日本赤十字社東京都支部により迷子相談活動が行われました。
期間中にはJRC(青少年赤十字)加盟校の高校生によるボランティアと日本赤十字社東京都支部による個人ボランティアの参加をもって園内パトロールと迷子札の配布、迷子の受付と保護の活動が行われました。

東園表門付近での迷子札配布

期間中にお子様連れのお客様に迷子札のご利用をお願いしました。
これはお子様が迷子になってしまった場合に早期解決に導くために欠かすことのできないものです。
期間中にお子様連れで来園されるお客様はご協力をお願いします。

表門で配布にあたるボランティア

毎回おなじみになりつつある日本赤十字社東京都支部の背中に背負うマイクとスピーカーです。

表門で配布にあたるボランティアA

表門で配布にあたるボランティアB

炎天下での活動で声を枯らしていました。

これが迷子札

モノレールとパンダのイラストが気に入ってしまうお子様が多かったです。

迷子札の記入を説明するJRC加盟校のボランティア

東園に設けられた迷子相談所

ここで迷子の受付や保護が行われる以外にパトロールに従事するボランティアの待機も行われます。

東園に設けられた迷子相談所の受付

保護された迷子はここで名前を確認したり保護者からの捜索の受付が行われます。

待機中のヒトコマ

赤十字救急員や赤十字救急法指導員の資格を持つ個人ボランティアが三角巾の扱い方法をJRC加盟校の高校生に教えました。
将来、救護ボランティアや救急員として活動してくれると幸いです。

園内をパトロールするボランティア

保護された迷子の対応にあたるボランティア

保護された迷子には折り紙とか風船でのおもてなしがあったりします。

パトロールが見た情報を「見える化」した掲示板

ちなみにポストイットを用いて通行規制などの情報を更新できるようにしたのは私のアイディアです。
使いやすいように掲示板にポストイットを掲示板にガムテープで貼り付けました。

迷子発生!!

捜索に必要な服装や氏名がホワイトボードに書かれます。

保護された迷子のケアにあたるボランティア

風船と折り紙でお子様を飽きさせないように対応しています。

活動期間中にテレビ局の取材がありました

この模様は5/9のテレビ朝日の朝のワイドショーとフジテレビの「スーパーニュース」で放映されました。
ご覧になった方います?

活動終了後のミーティング

無事に活動を終えることができました\(^o^)/。

ボランティアが活動時に着用したジャンパー

手前にあるのは日本赤十字社東京都支部の災害救護ボランティアの帽子

活動中に使用された特定小電力無線機

免許なしで使えて、1度に複数の人に情報伝達ができるので携帯電話よりも便利で捜索時には大活躍でした。

活動を終えて

多くのお子様連れのお客様でにぎわう上野動物園です。
毎年この活動に運営スタッフとして携わっています。迷子を早期解決するためにいくつかお願いがあります。

昼食の買い物と退園時に多く迷子が発生します。

多くの人が一定の場所に集中するためか迷子も多く発生します。
こういったときはいつも以上にお連れのお子様に注意をしてください。

迅速な相談を

もし迷子にしてしまったらすぐに園の職員や警備員、売店の人そして私たちボランティアに相談してください。
中には1時間くらい経過して相談に来られる方がいましたが子どもと言えどもその間に歩き回ってしまい捜索範囲が広がってしまいます。中には園の外に出てしまうケースもありました。

携帯電話に出てください

保護した迷子が迷子札を所持していて保護者の方の携帯電話番号が記入されていた場合、早期解決のために携帯電話に電話をさせていただいております。
お取り込み中とは思いますが電話に出ていただくこともお子様につらい思いをさせずにすむことの1つです。
ご理解ご協力をお願いします。
お知らせ
私の撮影した画像が日本赤十字社東京都支部の広報紙「日赤とうきょう2006年6月号」に掲載されました。
こちらからご覧ください。


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