東京消防庁の庁舎1階(東京都千代田区大手町1-3-5)にPRセンターが設けられています。
消防車などの車両の展示はありませんが、東京の消防活動を司る東京消防庁の庁舎内にあることことから消防活動の雰囲気を
味わうことができます。
そんな展示物の内容を紹介させていただきます。
ちなみに取材中に庁舎内では受令波による情報を庁内放送で流していました。
東京消防庁で使われている防火服などの装備のコレクションです。
東京消防庁の制服コレクション@
消防活動二輪車服です。
消防活動二輪(通称:クイックアタッカー)に従事する職員の服装です。
東京消防庁の制服コレクションA
耐熱服です。
航空機火災などで活動する際に使用される防火服です。
東京消防庁の制服コレクションB
防火服です。
主にポンプ隊の職員などが使用します。
レスキュー隊にはオレンジ色の防火服が用意されています。
東京消防庁の制服コレクションC
救助服です。
はしご隊や救助隊が使用します。色がオレンジで肩にワッペンがついています。ちなみに水難救助隊もオレンジの執務服を着用していますが、救助隊とは違いポンプ隊員が着用する執務服の色違いバージョンのようです。
東京消防庁の制服コレクションD
水難救助服です。
水難救助隊員が水中で活動する際に着用されます。
東京消防庁の制服コレクションE
八王子、奥多摩、青梅、秋川の4署に配備されている山岳救助隊の装備です。
都市部が中心の東京消防庁にとってはレアな装備です。

東京消防庁の制服コレクションF
飛行服です。
東京消防庁では江東区と立川にある航空センターでヘリコプターの運用をしています。
その搭乗員の服装です。
多分、報道などではあまり目にすることはない装備だと思います。
東京消防庁の制服コレクションG
この装備はSARS対応の装備です。通常の出動の場合は救急服と水色の感染防止衣と保安帽ですが、SARSなどの感染症などの疑いや自己申告があった場合にはこの装備で出動となるようです。
画像の救急隊専用の保安帽は2001年8月の歌舞伎町雑居ビル火災のときに出動した救急隊が着用していたのでご存知のかたも多いはずです。感染防止と繁華街などでの妨害(暴行)などから隊員を守るためのデザインになっています。
消防活動に関する展示です。
建物火災、船舶火災、山岳救助、交通救助などその状況をジオラマとビデオで紹介しています。
ビデオに登場する消防隊員の防火服が銀色の旧防火服なのが消防ファンにはたまらないでしょう・・・。
司令電話端末装置です。
各消防署などで119番を受信するとこの端末に情報がきます。
ジェットファイター
ケーブルを用いた遠隔操作で隊員が進入できない場所へ入って消火活動をします。
ファイヤーサーチ
キャタピラを装備し階段の昇降も可能にした消防ロボットです。
熱分布表を装備して安全確認を行い、マニュピレーターにより障害の排除も可能にしました。

救急隊資材の展示コーナーです。
左からパルスオキシメーター(血液中に含まれる酸素の割合を測定する機器)、血圧計、半自動除細動機です。
庁舎入り口に展示されている消防ヘリです。
同じく庁舎入り口に展示されている防災の像です。

東京消防庁PRセンターへ行くには

東京メトロ東西線竹橋駅下車、4番出口より徒歩1分
または、東京メトロ・都営地下鉄大手町駅下車、C2番出口より徒歩3分

駐車場がありませんので、お車でのご来館はご遠慮下さい。

PRセンターは自由に見学できます。
ただし、団体でのご利用については、事前予約して下さい。
申込書は、お問い合わせの際に、ファクシミリでお送りします。
また、こちら(申請様式一覧No.154)にもございますのでご利用下さい。
利用時間/午前9時〜午後5時
休館日 /土・日曜日、祝日、年末年始
所在地 /〒100-8119 東京都千代田区大手町1−3−5
  /03−3212−2111(代)(内線5433
耳寄り情報
テロを警戒して身分証明書の提示が必要ですお忘れなく。
平日のみの開館なので非常に空いてます。おちついて観覧できます。

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