<東京消防庁><6方面消防救助機動部隊 ハイパーレスキュー>

2009(平成21)年5月6日 東京消防庁第6消防方面本部消防救助機動部隊(通称:6方面ハイパーレスキュー)の一般公開が行われました。
当日は悪天候の中、車両や資機材の展示や各種デモンストレーションが行われました。

庁舎内の展示

庁舎の入り口付近の様子 庁舎内に展示された過去の災害での派遣の様子 敷地内ではレスキューフォースのロケも行われたようです

東京消防庁OBの方が描かれて寄贈された絵画 海外の消防本部から寄贈された品々

車両展示

U型救助車(R1)
6方面ハイパー発足にあたり3方面ハイパーからの転属
もっとも活動が多い車両。
ウォーターカッター車(SW1)
水圧と研磨剤で金属を切断するウォーターカッターを積載した車両。意外に小さい車両でした。
大型ブロワー車(SW2)
最大風速45メートルの送風が可能なブロワーを装備した車両。有毒ガス発生現場で威力を発揮します。
無人走行放水車ドラゴン 障害物除去車セイバー
隊員が乗車して操作する以外にリモコンによる操作も可能
トラクターシャベル
ドラグショベル 双碗重機"アスタコ"
6方面ハイパーにしか装備されていない重機です。
昨年12月21日の墨田区の火災でも出動したとのことです。
スーパーポンパー2(ホース延長車)
2キロメートルまでのホース延長が可能
2方面と8方面のハイパーではベンツのウニモグが使用されていますが、6方面では国産車が使用されており若干印象が異なります。2方面ハイパーのホース延長車はこちら
資材搬送車
後方の荷台にコンテナなどに収容されたドラゴンやセイバーを搭載します。
重機搬送車 屈折放水搭車
以前は本所消防署に配属されていました。その様子はこちらです
10トン水槽車
放水銃による放水も可能
V型救助車
震災対応の救助車。通常の災害にも出場
大型救助車
クレーン車
6本部ハイパー発足時はFUSOのクレーン車を使用していたが加藤製作所のKR-20H-Lをベースにしたものに変更された模様です。
スーパーポンパー1(遠距離大量送水車)
水利部署よりポンプにて給水を行い、スーパーポンパー2(ホース延長車)に送水を行う。こちらも2方面と8方面のハイパーレスキューではベンツのウニモグが使用されている。

訓練展示・体験コーナー

各種体験コーナー

無人走行放水車ドラゴンの操縦体験 無人走行放水車ドラゴンと障害物除去車セイバーの操縦体験の様子

レスキュー戦隊R

突然謎の男たちに襲われるキュータ君(東京消防庁キャラクター) そこへ現れたのはレスキュー戦隊R こいつは悪の親玉"放火マン"
レスキューブルー レスキューレッド 放火マンと格闘するレスキューレッド
秘密兵器登場!! 撃退される放火マン一味 「火遊びはいけないよ」レスキューレッド

一斉放水

スーパーポンパー2(ホース延長車)から大口径ホース(150ミリ)を延長する隊員 ホースを延長するスーパーポンパー2(ホース延長車) 媒介を利用して各車両へ送水を行う隊員
放水開始の指揮をする入場者の代表(写真中央) 一斉放水開始 放水終了後に集合した隊員
来場者へのメッセージ 宮本隊長
NHKの番組「プロフェッショナル」にも登場された 宮本和敏さんから来場者にメッセージがありました。
敬礼!! 解散!!

東京消防庁 第6消防方面消防救助機動部隊(6本部ハイパーレスキュー)について

2007(平成19)年4月25日 地震や水災などの大規模災害に対応する特殊部隊として東京消防庁に第4のハイパーレスキューとし発足。
ハイパーレスキューは阪神・淡路大震災を教訓に1996年に誕生。重機をはじめとする最新の装備を用いた自己完結型の救助活動を行うスペシャリスト集団として第2方面(大田区)と第8方面(立川市)に設けられました。その後2002年にはNBC災害にも対応できる部隊として第3方面(渋谷区)にも発足しました。
第6方面ハイパーはこれらの任務に加えて荒川と隅田川に囲まれた環境であることから都市型水難や急流救助にも対応できる部隊となっております。
都市型水難や急流救助にも対応するためのウェットスーツ 活動には重機をはじめ多様な資機材が用いられる

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さらに詳しく知るには

ハイパーレスキューが登場する映画・ドラマ

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