平成18(2006)年5月27日・28日の両日、東京消防庁本所消防署(墨田区横川4−6−6にて開署80周年を記念した"ふれあい消防フェスティバル"が行われました。
期間中、署内を利用して「はしご車体験」「ほふく救出訓練展示」などが行われました。

取材日:平成18年5月28日

半鐘

明治45年に本所消防署の前身である警視庁松倉町出張所の望楼に設置されていたものです。
奇跡的に関東大震災や第二次大戦を生き残った東京の安全を見つめてきた生き証人です。

筒先、引っかき棒、龍吐水の展示

国産腕用ポンプ

大正6年ころから小岩消防組使われていたものです。

救助ユニットの展示1

救助ユニットの中はこうなっています。

救助ユニットの展示2

本所特別消火中隊の隊員さんがエンジンカッターの使い方を実演してくれました。
本番さながらの実演に感動しました。

救助ユニットの展示3

救助ユニットはこのようなレイヤーに積載されています。
ポンプ車に積載されているホースレイヤーに積み替えて出動します。
別角度から見るとこんな感じです。

ほふく救出訓練展示1

煙道に進入

ほふく救出訓練展示2

煙道から要救助者を確保

ほふく救出訓練展示3

要救助者を搬送

応急救護体験コーナーにて1

救急普及啓発広報車

この車両は東京消防庁救急部救急指導課に所属し本所消防署東駒形出張所に常置されています。
災害時での出場が予定されていないためか赤色灯などが装備されていません。

応急救護体験コーナーにて1

社内に積載された機材により、手前に置かれた人形(レサシアン?)が腹部や胸部などがリアルな動きをします。

住宅用火災警報器の展示

平成22年4月から既存の住宅にも設置が義務付けられる住宅用火災警報器の展示コーナーです。

あわせて行われた趣味展

署員や区民の趣味に関連する展示が行われました。
署員の趣味に関する展示が多かったのですが、さすが東京消防です多彩な趣味を持つ人材力には感心しました。

はしご車体験にて1

「本所はしご」によるはしご体験が行われました。

はしご車体験にて2

伸悌した状態の「本所はしご」

「本所はしご」は40メートル級はしご車で東京消防庁では最長のはしごを持つはしご車です。

車両関係の展示

本所指揮(本所YD:Y06094)
指揮資材を搭載して現場で指揮を行います

小梅2(P17068)
小型水槽付ポンプ車です。
本所1(P08046)
普通水槽付ポンプです。特別消火中隊が運用します。
本所2(P07180)
大型ポンプ車です。現在7方面で2台が活躍しています。
本所LP
屈折放水塔車です。高所からの注水、泡放射を行います。

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