平成17年1月15日から4月3日まで消防博物館(東京都新宿区)で「大災害と闘ったヒーロー達の記録〜新潟県中越地震地震と緊急消防援助隊の活動〜」という企画展が行われています。
関東大震災、空襲火災、三河島列車事故、日暮里の大火、新潟地震、ホテルニュージャパン火災、地下鉄サリン事件、新潟県中越地震などの東京消防庁が立ち向かった大災害の記録が展示されています。
今年は阪神大震災からちょうど10年、これを機に緊急消防援助隊やハイパーレスキュー(消防機動救助隊)が発足しました。皆様のそれぞれの記憶を教訓に変えるためにもぜひお出かけ下さい。
大災害と闘ったヒーロー達の装備
向かって左から関東大震災当時の防火服、勝島倉庫爆発火災当時の防火服、ホテルニュージャパン火災当時の防火服です。
勝島倉庫爆発火災当時の防火服の前には実際にこの火災で使われた無線機も展示されています。
新潟県中越地震での8方面消防救助機動部隊(8方面ハイパーレスキュー)の活動の再現
展示されている装備は活動時に使用していたものです。
手前から清塚部隊長、斎藤隊員、田端隊員。
田端隊員が手にしているのは画像探査装置U型(通称:ボーカメ)です。CCDカメラを用いて狭いところの画像収集を行っています。田端隊員はこのときこの画像探査装置U型で皆川優太ちゃんの手を最初に発見しました。
皆川優太ちゃんを瓦礫から救い出した斎藤隊員の装備
皆さんもあのシーンを思い出す方も多いと思います。
先遣隊として現地での指揮にあたっていた巻田隊長の装備
救出後の記者会見での姿を覚えている方も多いと思います。
ハイパーレスキューのワッペン
巻田隊長の装備からの撮影です。
東京消防庁のヒーロー達が闘ってきた記録がパネルで展示されています。
会場内に設けられた体験コーナーの模様
消防に関した工作やゲームコーナーが設けられていました。
ホテルニュージャパン火災についてはこちらをご覧下さい。

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