産業用除湿剤Mシリーズは、吸湿により約2倍に重量が増加する以外に、適度に固化(ゲル化)することにより吸湿状態を告知する機能があります。
このメカニズムは、2種類の吸液剤の働きにあります。塩化カルシウムは、空気中の水分を吸湿すると潮解(液化)して塩化カルシウム水となりますが、この液体を無機系天然鉱物と有機系高分子剤の吸液剤が、包材の中で固めることにあります。吸液剤はいずれも天然系および自然界に存在する環境に配慮した素材です。
また、無機系天然鉱物は内部に無数の気孔(穴)を持つ多孔質構造をしており、それぞれの気孔の表面積は極めて大きいため、大量の液体の保持また吸湿効率の向上を可能としました。吸湿後の手触りはゼリー状ではなく、砂浜が水を含んだサクサク感といった安定感ある状態に変化します。
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