ファインドライ 使用データ

乾燥剤使用によるコンテナ除湿テスト

実験内容

同一商品を積載した2つのコンテナの一方に業務用乾燥剤を設置もう一方は乾燥剤を設置せず、
バンニング(詰込み)からデバニング(詰出し)期間の温度・湿度を時間経過毎に測定する。

測定機器の設置場所は各々のコンテナの中央部(下段)と奥(上段)とした。

実験に使用したコンテナ
 ☆20フィート型:業務用B-200を50個設置
 ☆40フィート型:設置せず(ブランク)
 ○計測開始:バンニング 中国
 ○計測終了:デバニング 日本
  ※計測開始時の外気温は33℃、関係湿度は73%RH


実験結果
○●○●○ 測定場所・時間 平均温度
(℃)
平均湿度
(%RH)
水分量
(g/㎥)
設置なし
(ブランク)
40フィートの真中下段 30.5 56.7 17.0
40フィートの奥・上段 31.6 □50.5 17.0
温度の低い時間 28.0 50.7 16.0
温度の高い時間 36.0 38.0 16.0
B-200
50個設置
20フィートの真中・下段 30.2 49.2 15.0
20フィートの奥・上段 32.1 □41.9 14.0
温度の低い時間 26.0 49.0 13.0
温度の高い時間 46.0 22.0 15.0
データからの所見より、乾燥剤設置のコンテナとブランクでは、同じ箇所での平均値は最大で約10%異なる。
(□の比較より)尚、乾燥剤の使用量によりこの数値は変動する事が予想される。

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