第13夜 やっぱり戦争はするもんじゃない「提督の決断」
このゲーム(スーパーファミコン版)を手にとったのは、単純に「時間をつぶせるゲーム」を欲していたからだった。ちょうど夏休みで、けっこう暇なときだった。
分厚いマニュアルに圧倒されて、そのうちやろうと思いつつ、ほっぽらかされていたのだが。
秋の試験期間中、人間、忙しくなるとかえって遊びたくなるもので(試験前にやるゲームって、妙に面白くないですか?)試験勉強と現実逃避とのはざまで僕は悩んでいたのであった。
そして、出した結論は、オートモードでゲームを観ながら勉強しよう!であった。
そのために引っぱりだされたのが、「提督の決断」だったのです。
キャンペーンモードをスタートし、それをチラチラ観ながら勉強…の予定。
しかし、このオートモードが、ひたすら長い。
一回会戦がはじまるとほんとに半日くらいず〜っとたたかってるのだ。
そして、試験期間はスタートし、うちのスーパーファミコンでは、毎晩日米の戦いが繰り広げられていた。冗談じゃなくて、ほんとにず〜っと続いてたのだ。
試験中だったので、仮眠をとって起きても、同じ海戦が継続中。
ほんと、気が長いっていうか、ある意味リアルな戦争ゲーム(シミュレーターか?)。
さすがに5日間くらいで電源消しちゃったけど、まだ3分の1くらいしかすすんでなかったんじゃないだろうか。
それを観ていて、自分で操作してこのゲームをやる気はなくなってしまい、押入れに直行してしまったのでした。
で、試験のほうですが、やっぱりなんとなく画面の方を観てしまうので、散々な結果でしたとさ。
戦争って虚しい…